「 Seytan 」(トルコ/1974)
トルコが『 エクソシスト 』(73年)を ほぼ「 完コピ 」。
映画本『 謎の映画 』の「 完コピ失敗映画 」の項で紹介されていた 3本のうちの1本。
前に 2作品、
インド版 “エルム街の悪夢”『 Mahakaal 』
韓国版 “悪魔の墓場”『 怪屍 』
を紹介したので これで 全て取り上げたことになりますね。
その前に 動画の「 自動翻訳 」関係を少し。
( 詳しくは『 Mahakaal 』の記事参照 )
何か所か 翻訳されない個所がありましたが 概ね 大丈夫でした。
「 精度 」の方は 相変わらずですが「 話の文脈 」から 大体わかるかと。
やっぱり『 Mahakaal 』は インドの多言語が キビシかったのかもしれませんね。
でも『 エクソシスト 』を知っているから そう感じただけで
もしかすると 未見の人には 少々 伝わりづらいのかも。
って事で 本題。
と言っても、ほぼ『 エクソシスト 』そのまんまなんで
書く事は 少ないんですよね。
『 Mahakaal 』や『 怪屍 』は それぞれ インドらしさ、
韓国らしさが あったけど、
こちらは キリスト教が イスラム教に 変わっただけなので
独自の面白さが あまりなく、単に「 劣化しただけ 」との印象が強いんですよ。
それでも「 どこまで 再現できているか 」という興味は覚えたし、思いのほか イイ場面もあったんで 楽しめましたけどね。
ここから「 画像 」。
そのまんまなんで サクッと紹介。
〔『 Seytan 』 タイトル 〕
タイトルは「 サタン( 悪魔 )」でいいのかな?
「 本家の翌年に 完コピ 」には 強い商魂を感じますね。
ちなみに「 内容 」も ほぼ そのままですが、楽曲として
『 チューブラー・ベルズ 』( おそらく 無許可 )も ガンガン
流れますよ。
〔『 Seytan 』 OP「 発掘 」場面 〕
「 パズズ像 」から「 悪魔の顔の装飾品? 」に。
〔『 Seytan 』 悪魔像 〕
こちらも「 ベタな悪魔 」っぽいヤツに。
〔『 Seytan 』 少女・グル と その母親 〕
悪魔に憑かれてしまう 少女、字幕では「 ローズ 」と 西洋風の名前だったけど、正しくは「 グル 」(ギュル、ギル)みたい。
トルコ語で グルが「 薔薇( バラ )」の意味らしく、そっちに引っ張られたんですね。 ( 自動翻訳あるある )
ちなみに「 バラ 」と訳されてもいます。
( というか バラの方が多かった )
何度か見るうちに「 自動翻訳 」の「 誤訳傾向 」も なんとなく わかってくるんですが さすがに こういうのは ムズいですね。
あと、本来「 字幕 」は 読みやすいように「 文字制限 」がされていますが
自動翻訳は「 全て 翻訳する 」ため 時に長くなるので 読むストレスが結構あるんですよね。
〔『 Seytan 』 トゥグルルと 病院送りにされた 母親 〕
『 エクソシスト 』の カラス神父にあたるのが
心理学者で 悪魔についての著書もある トゥグルル。
イスラム教には 役職がないので 聖職者は ナシ。
なので トゥグルルの「 母親への仕打ちと その後悔 」は描かれているものの「 宗教への懐疑 」の要素もないです。
〔『 Seytan 』 グルの おしっこ漏らし 〕
という感じに「 イスラム教 変換 」されていますが、
内容自体は ほぼ 完コピされており「 グルの おしっこ漏らし 」なんかも ちゃんとありますよ。
まあ「 お前は宇宙で死ぬ 」にあたるものは なかったけど…。
まったく 関係ないけど『 サウスパーク 』の シーズン13、
#14『 ピーは おしっこのピー 』の回は
「 プールでの おしっこ 」( + 映画『 2012 』)ネタ。
思っていた以上に プールでしちゃう人 多いみたいだぞ?
〔『 Seytan 』 バウンド・ベッド 〕
「 激しく揺れるベッド 」は「 バウンドする ベッド 」で
チョット楽しそうだったな。
〔『 Seytan 』 シングルベッドで ふ~たり~ 〕
母娘共々 バウンドする姿も 可笑しみがありましたね。
〔『 Seytan 』 グルの精密検査 〕
『 エクソシスト 』といえば「 精密検査 」場面。
ここは 本家には 及ばない者の まあまあ痛々しくて 悪くない。
〔『 Seytan 』 グルの自傷行為 〕
グルが「 自分を グサグサ刺す 」場面は ちょっとマイルドな
描写に。
そっちより「 汚い言葉 」がないのがね…。
〔『 Seytan 』 グルの首回転 〕
でも 本家でも 見どころだった「 首回転 」は ちゃんとありますんで そこは安心してください(?)。
〔『 Seytan 』 ベッドに拘束される グル 〕
〔『 Seytan 』 浮き出る文字 〕
お腹に浮き出る「 Help me 」らしきモノ( 読めない… )も しっかりと 再現されてます。
あと 端折りますが「 母親の友人( 本家では 監督 )の死 」、
「ゲロ」や「 テープ逆再生 」もあるし、警部も出てきますよ。
〔『 Seytan 』 「 悪魔祓い 」直前 〕
低予算ながら グルの「 傷メイク 」も 頑張ってました。
〔『 Seytan 』
老シャイフが グルに「 ザムザムの水 」をかける 場面 〕
メリン神父にあたる人物には 名前が ナイっぽい?
『 謎の映画 』では シャイフ( 偉い人や 知識人を指すみたい )
を使ってたので そのまま借用。
本家では メリン神父が「 聖水 」をかけていたけど、シャイフは「 ザムザムの水 」というのを使用。
調べたら サウジのメッカにある「 ザムザムの泉 」で 取れる
「 水 」( =聖水 )みたいですね。
あと、聖書でななく「 コーラン 」なところにも 注目。
〔『 Seytan 』 2回目の「 首回転 」〕
〔『 Seytan 』 悪魔像との 2ショット 〕
チープな「 画 」ながら 悪魔像も しっかり降臨。
個人的には この「 画 」好きですけどね。
〔『 Seytan 』 悪魔から トゥグルルへの「 精神攻撃 」〕
字幕の関係か 憑かれたグルの悪罵に 迫力を感じなかったけど、
「 母親の幻覚を見せる 」くだりは 結構 良かった。
〔『 Seytan 』 悪魔に憑りつかれた トゥグルル。
顔が「 緑色 」…『 マスク 』かな?『 ハルク 』かな? 〕
終盤は「 老シャイフ倒れる 」→「 トゥグルル激高 」→
「 グルをぶん殴り、首絞め 」→「 悪魔が トゥグルルに憑依 」
→「 トゥグルル 飛び降り 」と 本家そのまんまの流れ。
〔『 Seytan 』 トゥグルル 飛び降りて 死す 〕
トゥグルルが 飛び降りた後の「 階段落ち 」描写も 好き。
〔『 Seytan 』 悪魔が去り 母娘が抱擁 〕
解決したあとは イスラム教らしく「 モスクを訪れる 母娘 」の場面になり そこで 終わります。
アレなんで 視聴のオススメは 出来ませんが「 ジャンル映画 」の好事家の方は チェックしておいても いいかもしれません。


























