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berobe 映画雑感

「 映画 」と「 本 」の感想

 

 

「 エル・ゾンビⅡ / 死霊復活祭 」

(スペイン/1973)

 

 

「 テンプル騎士団・ゾンビ 」の2作目。

 

 

紹介の前に 軽く 前置き。

 

 

この間、昔から観たかった( レンタル店に置いてなかった… )

『 エル・ゾンビ / 死霊騎士団の覚醒 』(72年)を鑑賞。

 

剣を持って人を襲う、カッコイイ “テンプル騎士団・ゾンビ” を期待していたんですが 思ったより「 フツーのゾンビ 」で、

 

雰囲気は 悪くなかったし、盛り上がる場面も ちゃんとあって

まあまあ 面白くは 観れたんですが、

 

「 話 」の展開が ちょい雑だったりで 紹介する気になれず。

 

そういう事で、とりあえず そっちは 置いておいて 次を観てみるかと思い『 2作目 』( 本作 )を観てみたんですが、

 

こちらは「 前作 」の不満を解消する、愉しい内容になっていたので 取り上げる事に。

 

 

ちなみに「 続編 」というよりは「 リブート 」っぽい感じになってます。

 

 

 

オカルトに傾倒して 女性を殺し、その「 血 」を飲んでいた

テンプル騎士団 」。

 

それを知った村人は「 騎士団が 復活した際、村に復讐に来れないようにする 」ため 彼らの「 目を焼いて 」から処刑する…。

500年後の現在。

町では「 テンプル騎士団の処刑 」を祝う祭が行われていた。

 

町に雇われた 花火職人の ジャック・マーロウは、前に関係を持ったことがある 市長の秘書・ヴィヴィアンと 再開を機に親睦を深めるが、

 

市長や その側近のハワードは それを よく思っていなかった。

 

そんな中「 騎士団の墓 」の管理を任されている 醜男・マートルが「 女性の血 」を使い テンプル騎士団を復活させる……。

 

 

 

「 設定 」の方は 1作目が「 吸血鬼系・ゾンビ 」でしたが、

今回は「 復讐系・ゾンビ 」となっています。

 

「 復讐モノ 」という事で “犠牲者が多く出る”「 惨殺度 高め 」の内容になっているんですが、

 

( といっても「 描写 」自体は 抑えめ )

 

ユルめながら「 町人騎士団が戦う 」展開があったりと、

「 エンタメ度 」も まあまあ 高めなんですよ。

 

「 後半 」以降は「 教会に籠城する 」展開となり エンタメ度は 少し下がるものの、

 

ベタながら 人の「 浅ましさ 」「 保身 」「 家族愛 」を描いていて「 人間ドラマ 」として 面白いんですよね。

 

 

ここから「 画像 」。

 

ネタバレあり。

 

 

〔『 エル・ゾンビⅡ / 死霊復活祭 』  英語版タイトル 〕

 

 

ちなみに「 某チューブ 」の「 自動翻訳 」での鑑賞です。

 

( 今のところ「 自動翻訳 」は あそこにしか ナイっぽい? )

 

 

〔『 エル・ゾンビⅡ 』

テンプル騎士団の「 血を吸う儀式 」と 村人による「目潰し」〕

 

 

冒頭は「 オカルト 」( 飲血による 永遠の命?)に傾倒した

テンプル騎士団の「 所業 」と「 処刑 」。

 

騎士団が「 復活したら 復讐に行くからな 」みたいな事を言うので 処刑の前に「 目を焼いて 」盲目に。

 

 

…という風に「 目が見えない ゾンビ 」の設定のため、

「 ブラインド・デッド・シリーズ 」とも言われていますね。

 

 

〔『 エル・ゾンビⅡ 』

「背景」重視で 小さいが 主人公の ジャックヴィヴィアン

 

 

主人公は 町に雇われた 花火職人の ジャック・マーロウと、

 

前に 関係を持ったことがある ジャックに 会いたいがために

彼を指名( 公私混同 )した、市長秘書の ヴィヴィアン

 

 

個人的には 最初の方の「 中世の遺跡 」も 目に楽しかったな。

 

 

〔『 エル・ゾンビⅡ 』

これまた 小さいが「騎士団の復活を予言する」醜男マートル

 

 

「 騎士団の墓 」を管理しているのが 醜男・マートル

 

マートルは「 子供たちから ボコボコにされていた 」ので

町では 蔑まされている存在っぽい。

 

 

上画像「 前作 」にも出て来た “上に穴が開いている” 十字架、

 

「 エジプト十字 」( アンク )は「 生と死 」などの意味を持つらしく、

 

前作・本作でも オカルティックな「 永遠の命 」や「 復活 」の象徴として 使われてます。

 

 

〔『 エル・ゾンビⅡ 』  拉致した女性を殺す マートル

 

 

〔『 エル・ゾンビⅡ 』

「 ゾンビ 」として 復活した テンプル騎士団

 

 

「 騎士団の復活 」を予言した マートル自身が 拉致した女性の「 血 」を使って テンプル騎士団を復活させる。

 

(「 馬 」も どこからともなく 現れる )

 

マートルは 彼らの仲間に入りたかったようだが(?)騎士団は 彼を無視…。

 

一方、町では「 テンプル騎士団の処刑 」を祝う祭が行われていて…という導入。

 

 

ちなみに「 ゾンビとして復活する 騎士団 」の場面は『 前作 』フィルムの流用です。

 

 

〔『 エル・ゾンビⅡ 』  お宅訪問、悪い子は いねが~ 〕

 

 

最初に ゾンビ騎士団から 襲われるのは ワケあり?カップル。

 

 

〔『 エル・ゾンビⅡ 』

「 最初の犠牲者の男 」「 逃げるモニカ 」「 ゾンビ騎士団 」〕

 

 

の方は 殺されるも 女性・モニカは からくも家から 脱出、

「 騎士団の馬 」に乗って 逃げることに 成功。

 

 

モニカは「 子供に ボコられていた マートルを助けた 」女性で、後半にも 出番があります。

 

ちなみに「 馬で逃げる 」場面も「 前作 」のフィルムの流用

です。

 

 

〔『 エル・ゾンビⅡ 』

糸状で 治癒などしない、これがホントの「 ゾンビ馬 」〕

 

 

駅に たどり着いた モニカは そこにいた 駅員に「 ゾンビ 」の事を伝えるが 信じてもらえない。

 

そこで モニカは「 馬 」の覆面を取ることになるが、その馬の ゾンビ顔を見て 駅員と共に 自分も ビックリ。

 

駅員市長へと電話をかけるも 半信半疑。

 

そうこうしているうちにやってきた 騎士団に 駅員は 殺されてしまう。

 

 

〔『 エル・ゾンビⅡ 』  町に乗り込んできた ゾンビ騎士団

 

 

モニカは そのまま 町へと帰り着くが ゾンビ騎士団彼女の後を付けた(?)事で 彼らも 町へと たどり着いてしまう。

 

 

〔『 エル・ゾンビⅡ 』  ゾンビ騎士団の宴、宴の支度 〕

 

 

そして ゾンビ騎士団は「 祭 」で浮かれていた 町人たちの虐殺

( 復讐 )を開始。

 

危険を感じた 市長知事に電話するも 信じてはもらえず…。

 

 

先に書いたように「 虐殺の描写 」は ユルいんですが 犠牲者が多いので 結構 愉しい場面になってます。

 

 

〔『 エル・ゾンビⅡ 』

ジャック(中央)と ハワード(左)、剣を振るう 騎士ゾンビ

 

 

ヴィヴィアンを巡って「 ケンカ 」した( 省略 )ジャック

市長の側近・ハワードだったが、

 

このままでは ヤバいと 他の男たちと 協力して ゾンビ騎士団に立ち向かう。

 

 

ここも「 ワチャワチャしてるだけ 」なんですが 結構 楽しいんですよね。

 

 

〔『 エル・ゾンビⅡ 』

ダイナマイトで ヤラれる “ショボい” 騎士ゾンビ

 

 

途中「 ダイナマイト 」を使ってみると 効果抜群。

 

 

〔『 エル・ゾンビⅡ 』  カッコイイ ゾンビ騎士団

 

 

だが、依然として 劣勢のまま。

 

そこで 隙をついて ジャックヴィヴィアン市長ハワードは 車で そこを離れ 教会へ。

 

そこには バートの家族モニカたちも 避難していた。

 

 

…という流れになり 後半は「 籠城 」展開に。

 

 

〔『 エル・ゾンビⅡ 』  ちょっと少ないが 一応、死屍累々 〕

 

 

外は 死体だらけ…。

 

 

〔『 エル・ゾンビⅡ 』  ジャックによる 火炎放射 〕

 

 

〔『 エル・ゾンビⅡ 』

市長にそそのかされて 外に出た バートと その顛末 〕

 

 

妻娘と 避難していた バートは 家族をだしに 市長にそそのかされて車に向かうも「 手首チョンパ 」。

 

 

〔『 エル・ゾンビⅡ 』  騎士団に 刺された 市長

 

 

目論見が外れた 市長、今度は バートの娘を おとりにして 自分だけ逃げようとするも 騎士団に 感づかれて 刺し殺される。

 

 

〔『 エル・ゾンビⅡ 』

を助けるため おとりになる バート妻

 

 

バート妻がいない事に気付き、ジャックが 外に出て バートの娘を助けに行くが あえなく 騎士団に囲まれてしまう。

 

それを見た バート妻が 自ら おとりに なったことで を救出することは出来たが、バート妻が 犠牲になってしまう。

 

 

〔『 エル・ゾンビⅡ 』  マートルの「 首チョンパ 」〕

 

 

一方、親切にしてくれた モニカを誘い「 トンネル 」から ひそかに 脱出を試みようとしていた マートル

 

だが、出口には ゾンビ騎士団がいて「 首チョンパ 」…。

 

そして 残された モニカ騎士団の えじきとなるのだった。

 

 

〔『 エル・ゾンビⅡ 』

ジャックハワードの格闘 」と「 ハワードの死 」〕

 

 

市長がいなくなったことで ヴィヴィアンに迫った ハワードだったが そこに ジャックが助けに入る。

 

格闘になり ハワードジャックを ヤリに突き刺そうとするも

逆に 自分が刺されてしまい 死亡。

 

 

〔『 エル・ゾンビⅡ 』  脱出を試みる ジャックたち

 

 

朝になり 意を決して「 音を立てずに脱出 」を試みる ジャックと ヴィヴィアンと「 目隠しされた 」バートの娘

 

バートの娘は その途中で「 目隠し 」を取ってしまい 騎士団を見て悲鳴を上げてしまうが…

 

 

〔『 エル・ゾンビⅡ 』  ゾンビ騎士団の宴、宴の始末 〕

 

 

すでに ゾンビ騎士団は「 動かない骸 」となっており、次々と 崩れ落ちる。

 

3人は それを見て 共に歩き出すのだった……( 終 )

 

 

 

「後半」も 地味ながら マートルを助けた モニカですら殺され、

 

主人公2人子供以外が「 全員死亡 」するという凄惨な内容。

 

まあ、『 前作 』では 子供も ちゃんと殺されていたけどね。

 

そもそもの 切っ掛けが マートルの「 現実逃避 」(?)って

のが 愚かしくも ちょっと切なかったり。