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berobe 映画雑感

「 映画 」と「 本 」の感想

“モンスター” 3作品、サクッと紹介。

 

 

の前に 関係ないヤツ。

 

今泉力哉 監督・脚本の『 窓辺にて 』(22年)が 面白かったですね。

 

「 話 」や「 展開 」よりも「 演技 」で 引っ張っていくタイプの「 人間ドラマ 」( 個人的には… )なんですが、

 

皆 演技が良かったし、カット割りも 少な目だったりで 臨場感が とても ありましたよ。

 

主演の 稲垣吾郎 も 自然体で イイんですが、

 

個人的には 高校生作家の 玉城ティナ『 零落 』にも出てた )の “いそうな感じ” が すごく良かったです。

 

あと、あんな話なのに 終盤頃にちゃんと「 オチっぽい 」のが

あるのも 良かったな。

 

もう一個。

 

まだ 途中ですが( 悪天候で 録れなかったところで ストップ )『 Winny 』(23年)も 面白いです。

 

これを観ると 今の「 IT遅れ 」や「 技術者 ないがしろ 」が

何となく わかりますね。

 

普通に「 実話 裁判モノ 」として 面白いんですが、

 

以外にも 中盤に 少し「 サスペンス要素 」が入ってきて、

それと合わせて 結構な「 怖い話 」にもなってましたね。

 

 

 

本題。

 

 

 

「 トム・ハンクスの大迷宮 」

(米/1982)

 

人間ドラマ。

 

実は「 モンスター映画 」じゃないです。

まあ「 ついで紹介 」と 思ってもらえれば。

 

先月の「 Amazon配信 」100円枠。

 

映画ではなく「 MTV( テレビ映画 )」作品。

トム・ハンクス 初主演 」の作品でもあるみたいですよ。

 

 

「 兄が 行方不明 」の 大学生の ロビートム・ハンクス ) は ジェイジェイケイトダニエル の3人から、

 

自身も プレイしていた テーブルトークRPG

「 メイズ & モンスターズ 」のメンバーに誘われ 加入。

 

しばらくし、元々 孤独感を覚えていた ジェイジェイ

「 洞窟 」で自死しようとするが出来ず、

代わりに「 洞窟を使った リアルRPG 」を思いつく。

 

ジェイジェイは メンバーを誘い「 リアルRPG 」を実行するが、ロビーが洞窟内で「 怪物の幻覚 」を見てしまい、ついには 行方不明になってしまう……。

 

 

 

「 幻想( 幻覚 )」と「 怪物 」が目当ての鑑賞でしたが、

それは ほとんど ありませんでした。

 

「 曖昧になる 現実 と 空想 」の描写も少ないため、

ただ単に「 妄想性の精神疾患 」の話になってしまい、

 

ただただ やるせない気持ちに。

 

「 青春ドラマ 」としても 4人が抱える「 悩み 」描写が 少ないため 消化不良でしたね。

 

それでも 手堅く まとまってはいて 悪くは なかったし、

とりあえず「 怪物 」と「 若いトムハン 」が 見れたので まあ、良かったのかな。

 

 

本作には「 原作 」があるんですが、その「 原作 」のモチーフになった「 エグバート事件 」がすごく面白いんですよ。

 

軽く紹介すると( WIKI 情報 )、

 

 

1979年。

 

天才だが 学業上のプレッシャー、薬物、同性愛の悩みを抱え

精神的に不安定だった 少年、ジェームズ・エグバート三世

 

彼は 遺書を残し「 地下共同溝 」で自死しようとするが失敗、

友人宅を転々とするように。

 

行方不明になった エグバートの捜索が始まるが、捜索に当たった探偵の推論から メディアは

 

「(TRPG)『 ダンジョン&ドラゴンズ(D&D)』

没頭し、現実と空想の区別が つかなくなったのでは… 」

 

といような報道が 大々的にされ……

 

というもの。

 

これだけだと ただの「 お騒がせ事件 」ですが

エグバートは その後 自死してるけど… )

 

これに『 D&D 』が出てくるのが アメリカっぽくて 興味深いんですよ。

 

いきなり『 D&D 』が出てくるのは 昔から『 D&D 』に関して「 悪魔崇拝 」「 魔術」「 ポルノ 」等の誘因になる

 

( あと 心理的に 悪影響を及ぼす )という事で 論争が 起こっていたから。

 

前に『 ハリポタ 』が「 悪魔・魔術を推奨している 」みたいな事を言われていましたが、アレと同じですね。

 

ちなみに 個人的に『 D&D 』といえば、ゲーセンにあった

「 アクション・ゲーム 」の方です。

 

まあ、見てるだけでしたが…。

『 ファイナルファイト 』派なんで )

 

 

〔『 トム・ハンクスの大迷宮 』  タイトル 〕

 

「 原題 」は「 原作 」と同じ『 メイズ & モンスターズ 』

( M&M )。

 

 

〔『 トム・ハンクスの大迷宮 』  冒頭の「 報道 」〕

 

〔『 トムハン大迷宮 』  ロビートムハン )と 彼の両親

 

ロビーは『 M&M 』にハマり 勉強を おろそかにしていたらしい。

 

あと、後に「 兄が 行方不明になっている 」事が判明します。

 

 

〔『 トムハン大迷宮 』  メンツ足りないの 〕

 

今度は 勉強に専念するつもりだったが『 M&M 』をプレイしている ケイトに 一目ぼれしてしまい、ゲームに 付き合う事に。

 

始め ジェイジェイが 誘った時は 断ったのに…

 

 

〔『 トムハン大迷宮 』  リアル『 M&M 』提案 〕

 

いち早い「 リアル体験ゲーム 」。

 

 

〔『 トムハン大迷宮 』

ロビーが見た「 幻覚の怪物 」と「 怪物は心に棲む 」〕

 

ロビーは「 洞窟 」で 怪物の姿を目撃。

 

それは「 幻覚 」であったが、ロビーは これを機に 自分を

プレイキャラの「 聖職者 」と思い込み始め、

 

「 禁欲 」と称し 付き合っていた ケイトにも 別れを告げる。

 

この後 ロビーが失踪、警察も出てくる…という流れ。

 

 

〔『 トムハン大迷宮 』  チンピラ怪物

 

当のロビーは ニューヨークにいた。

 

どうやら「 兄を助けるため 」に 夢のお告げにあった

「 二つの塔 」を捜しているようだ。

 

街を彷徨う ロビー怪物に襲われるも 短剣で撃退。

 

だが、怪物チンピラで、手に持ったナイフには チンピラ

血が べっとり。

 

一時、正気を取り戻した ロビーは 狼狽、ケイトに 電話をして

助けを求める。

 

この「 電話を掛ける 」場面、トムの「 混乱と恐怖 」の演技が 上手かったな。

 

 

〔『 トムハン大迷宮 』

「 空も飛べるはず 」、「 MPがたりない!」〕

 

最後は「 世界貿易センタービル 」( ツインタワー )が舞台。

 

屋上から 飛び降りようとする ロビーだったが、それを

ゲームに則った説得により 阻止。

 

 

今はない「 貿易センタービル 」の内部が見れたのは

( 普通に 観光客がいる )チョット得した気分。

 

 

〔『 トムハン大迷宮 』

4人で 最後の冒険へ。 ちなみに 宿の主人と妻 = 両親 です 〕

 

 

その後、大学を休学し 家に戻った ロビーであったが、

今も キャラのままであった…。 ( 入院の予定 )

 

お見舞いに行った 3人ロビーと「 最後の旅 」をして……

という結末。

 

ちゃんと 3人の「 悩み 」もあるんだけど、あまり深掘り下げられないので ただただ “やりきれなさ” だけが 残るんですよね。

 

 

 

「 ライフ 」(米/2017)

「 エイリアン 」っぽい SF・ホラー、サスペンス。

 

宇宙生物・“カルビン” が見たくて 再鑑賞。

 

前に取り上げた時は「 画像 」はなかったので 今回はちゃんと

カルビン 」を掲載。

 

 

〔『 ライフ 』  カルビン「 シンカの輪 」1 〕

 

 

〔『 ライフ 』  カルビン「 シンカの輪 」2 〕

 

あら カワイイ。

 

ここらへんから 可愛くなってくるんだよな。

 

 

〔『 ライフ 』  カルビン「 シンカの輪 」3 〕

 

この「 半透明・ヒトデ 」状態も イイけど、危険度が 爆上がりでね

 

カルビンが 手を潰す 」場面も 痛々しくて 相変わらず良かったですよ。

 

 

〔『 ライフ 』  カルビン、マウスの「 サンタナ食い 」〕

 

 

〔『 ライフ 』  カルビン「 シンカの輪 」4 〕

 

子供の頃は 色白で 可愛かったのに…。

 

 

〔『 ライフ 』  カルビン「 シンカの輪 」5 〕

 

ここまで来ると よくわからんな。

( そもそも よく見えないし )

 

ちなみに 最後は

 

カルビンと共に 宇宙を彷徨うつもりだった デビッドだったが

逆に カルビンを連れ 地球に帰還してしまう 」

 

という、バッドエンド。

 

 

そんな結末の後、「 エンド・クレジット 」の最初の方で 流れるのが、

 

ノーマン・グリーンバウム の “ワン・ヒット・ワンダー”

( 一発屋 )な 一曲、『 SPIRIT IN THE SKY 』

 

「 俺も お前も 死んだら天に昇る、 準備もしないと、

イエスとも友達にならないと 」

 

みたいな感じの クリスチャン・ポップな ナンバー で、

 

劇中の ジェイク・ギレンホール 演じる デビッド

「 地上( 地球 )に落ちた 」状況とは 逆の意味の歌詞になっているんですよね。

 

 

〔『 ライフ 』  地球は「 バカの惑星 」…知ってた 〕

 

 

そもそも デビッドは「 人間嫌い 」らしく「 地球を良い所 」

とも 思っていない。

 

そんな「 想い 」を抱く デビッドが「 地獄へ落ちた 」かの

ように( 本当の地獄はこれから )地球に帰還するというオチを

 

「 ED曲 」を使って アイロニックに補強してるんですよね。

 

(「 タイトル 」も 反語、皮肉なんでしょう )

 

ちなみに カルビンは カルビン小学校の子供たちが 付けた名前。

 

何かあった時 一番 被害を受けるであろう 子供たち。

 

そんな子供たちが 名付けた「 怪物 」が まるで 道連れにする

かのように 大人たちを殺していくってのも 実に皮肉が効いていますね。

 

 

 

「 ラブ&モンスターズ 」(米・カナダ/2020)

 

少し コメディ調の「 SF・サスペンス( サバイバル )」。

 

今月の「 Amazon配信 」100円枠。

 

 

地球に衝突しようとする小惑星を ミサイルで破壊。

 

だが、そのミサイルの化学物質が 地上に降り注ぎ、その影響で 生物が巨大化してしまう。

 

巨大化生物は 人類を襲い始め、生き残った人々は 地下での 生活を余儀なくされる事に。

 

7年後、「 コロニー3022 」で 暮らす ジョエルは 当時

付き合っていた エイミーが 130キロ離れた コロニーで暮らしている事を知り、彼女に会うため 旅に出る事を決断する……。

 

 

 

「 怪物 」目当てでの観賞でしたが、話自体も 面白かったです。

 

でも「 サスペンス( サバイバル )系 」かと 思っていたら

どちらかといえば「 ロードムービー系 」で、

 

最後は 盛り上がりましたが エンタメ度としては 思ったより低めでしたね。

 

どうせなら もうちょっと ドラマ性を 盛り込んでも よかったかも…。

 

「 ロボットのくだり 」も 悪くなかったけど、やっぱり人間同士のドラマが見たかったかな。


 

目当ての「 怪物 」は「 あまり怪物化されない動物 」なのが

良かったですね。

 

「 CG 」も イイ感じだったし「 デザイン 」も良かったけど、

「 活躍 」場面が 短め、あっさりめ だったのは 残念。

 

まあ、これは「 予算 」( 金も 時間もかかる )が 関係してるんで しょうがないんですけど もうひと アクション欲しかったな。

 

 

ジョエル と 一緒に旅をする 犬の ボーイも 可愛かったけど

 

( 亡き飼い主 への “想い” が悲しい )、

 

こちらも どうせなら 互いに協力して 危機を乗り切る展開が

もっと 見たかったです。

 

 

ここから「 画像 」、「 怪物バレ 」あり。

 

 

〔『 ラブ&モンスターズ 』  タイトル 〕

 

てっきり「 邦題 」だと思ったら 原題ママであった。

 

実はそのままタイトル、最近 増えたような。

 

 

〔『 ラブ&モンスターズ 』  モスラかな? 〕

 

〔『 ラブ&モンスターズ 』  主人公・ジョエル

 

主人公の ジョエル を演じるのは

『 メイズ・ランナー 』ディラン・オブライエン

 

 

〔『 ラブ&モンスターズ 』  アリ系の怪物 〕

 

目がキモくて イイね。

 

全体の「 造形 」良さそ気なんだけど よく見えないし、

「 活躍 」もしてない…。

 

 

〔『 ラブ&モンスターズ 』

ジョエルの彼女・エイミージェシカ・ヘンウィック )〕

 

7年前、ジョエルには エイミーという彼女がいたが、

「 生物巨大化・パニック 」の避難時に 離れ離れに。

 

この頃、ジョエルは 絵がヘタだったが…

 

 

〔『 ラブ&モンスターズ 』

「 絵のスキル 」が伸びた ジョエル

 

今は 上手くなっていて、遭遇した怪物・植物を イラストで残している。

 

 

ヘタレな主人公が「 怪物の弱点 」を突いて…みたいな感じかと思っていたら そういうのは 無かった…。

 

アレも ボーイの手柄だし。

 

 

〔『 ラブ&モンスターズ 』  エイミーに会いに出発 〕

 

無縁で たまたま エイミーの生存を確認できた ジョエル

 

「 周りが カップルだらけ 」って事もあり、

130キロ離れた エイミーが暮らすコロニーへと旅立つ。

 

…という導入。

 

 

〔『 ラブ&モンスターズ 』  巨大イモムシ 〕

 

早々の「 巨大イモムシ 」出現に テンションが上がったけど、

思ったよりも 怪物の数 少ないんだよな。

 

( もっと ウジャウジャいると思ってた )

 

〔『 ラブ&モンスターズ 』  巨大カエル

 

巨大カエル 登場。

 

〔『 ラブ&モンスターズ 』

巨大カエルの「 舌 」に捕まり 引っ張られる ジョエル

 

いきなり食われそうな展開。

 

 

〔『 ラブ&モンスターズ 』  助っ人・ 登場 〕

 

…だったが、が助けに来た!

 

ほぼ「 他(犬)力本願 」で 危機を脱出。

 

 

〔『 ラブ&モンスターズ 』

ボーイの寝床 &「 仲間になりたそうに こちらをみている!」〕

 

飼い主を亡くした 犬の ボーイ、付いてきたそうだったので

連れて行く事に。

 

「 ポスト・アポカリプス もの 」には よく犬が出てきますね。

 

 

〔『 ラブ&モンスターズ 』  クライドと 少女・ミノウ

 

ジョエルは 北に向かう クライドと 少女・ミノウの ふたりに

出会い……

 

と、ここまでが だいたい 前半。

 

ちなみに クライド 役は マイケル・ルーカー です。

 

 

〔『 ラブ&モンスターズ 』  おおナメクジ があらわれた 〕

 

おおナメクジ かと 思いきや 実は おおカタツムリ

 

 

〔『 ラブ&モンスターズ 』  よろいムカデ があらわれた 〕

 

この 巨大ムカデ 良かったな~。

 

まあ、あっさり…だったけど。

 

 

〔『 ラブ&モンスターズ 』  ロボ・メイビス に 相談 〕

 

ロボも登場。

 

〔『 ラブ&モンスターズ 』  スカイジェリー

 

空飛ぶ クラゲ、スカイジェリー

 

 

〔『 ラブ&モンスターズ 』  サンド・ゴブラーの女王

 

口を塞がれる ボーイの方が 気になる。

 

 

〔『 ラブ&モンスターズ 』  スタンド・バイ・ミー 〕

 

ヒルっぽいヤツ。

 

大きさが 微妙で 盛り上がらず。

 

 

〔『 ラブ&モンスターズ 』

ジョエルボーイ巨大ガニ

 

最後は 巨大ガニ

 

この 巨大ガニ は 細部のデザインが 素晴らしかった。

暴れっぷりも ヨシ。

 

 

という事で 今回は 終わり。