関係ない作品から。
『 TAR / ター 』(22年)。
ブログ記事を 読んだときは 合わないかも…と思ったけど 結構 面白く 観れました。
主演の ケイト・ブランシェットは 良かったし、
長めの作品ですが それも さほど 気になりませんでしたね。
周りを顧みない ター の言動により 周囲の不平が 大きくなっていく過程や、
それに直面した時の「 皆の納得いかない表情 」も なんだか
リアル。
後半も まるで 鬱憤の「 閾値 」が 超えたかのような展開になり
こちらも 苦い気持ちに。
でも それら全てが ターらしさなのも また 事実で 余計に 居心地が 悪くなるんですよね。
こういう事は おそらく頻繁に起こっているとは 思うんだけど、
「 上 」だけでなく「 中 」や「 下 」の方でも 似たような事は
起こってるような気もします。
ちなみに 好きな場面は 前半の「 講義 」での長回しですね。
「 長セリフ 」の ブランシェットもさることながら、貧乏ゆすり学生の「 足 」 が 妙に気になる、印象深い 場面でした。
あと、オケ聞いただけで 指揮者わかるの凄くね?
『 ベネデッタ 』(21年)。
これは「 欺瞞 」(「 性 」に関しては 正直だったけど )の話
かな。
ベネデッタが夢想する「 ヒロイックな(理想の)キリスト 」が
恋する少女っぽくて 笑えましたよ。
夢想・キリストによる「 残酷アクション 」も 良かったな。
そんな彼女に “降りてきた” キリストの声が「 悪魔っぽい 」のも 意地が悪くて ヴァーホーヴェン らしかったですね。
あと 個人的には「 拷問 」場面と「 黒死病 」のメイクも ジワと 心に沁みましたよ。
それと終盤、「 火刑には ならんのか… 」と思って ガッカリしていたら あっちが燃えて ビックリ。
個人的には ベネデッタの他、司祭と 大使も 欺瞞の人だったけど
( そもそも この頃の ローマ教会は こんな感じだが )
修道院で「 清貧 」の聖人、聖フランチェスコ の名が2回くらい出てきていた事を考えると、
( 製作側の意図があったのかは わからないけど )
修道院長( S・ランプリング )が 一番 信仰に篤く、かつ教義にも 向き合っていたと 思われ、比較的 ちゃんとしていたと言えそうでしたね。
ちなみに「 ドラマ版 」で 知ったんですが『 薔薇の名前 』の
探偵役・修道士( 映画版の S・コネリー )は
「 フランチェスコ会 」の修道士で、そもそもの 発端が
「 教皇と 皇帝の “清貧” を巡る話し合い 」( ドラマ版 )だったりします。
『 文春CINEMA 秋号 』で紹介されていて 気になっていた
『 ソフト / クワイエット 』(22年)も なかなか良かったです。
「 白人至上主義 & 差別主義の 女性たちの集まり 」を
「 ワンカット 」で 撮った作品なんですが、
差別主義者も 問題や 不満を抱えていて( つまり普通の人 )、
その わだかまりの矛先を「 差別 」に向けているのが 憐れでしたね。
女性たちが 少しずつ差別を広める計画を 提案するところは 結構
怖いんですが、
中盤からは「 バカ者たちの 犯罪サスペンス 」の展開になり、
( とはいえ 中身は かなりヒドイが )
こちらも 別の意味で 憐れでしたよ。
個人的には「 集団心理モノ 」としても 面白かったんですが
もっと コメディ調で 見たかったですね。
最後、ドラマ版『 三体 』観終わりました。
智子スゲー、まさに「 ふたつで十分ですよ 」な終盤でしたね。
( 読んでない、観てないと 何のことやら… )
『 エクソダス 』も 観終わったけど 今回は ここまで。
本題。
「 スクリーム6 」(米/2023)
ミステリー & スラッシャー系・ホラーの 6作目。
「 ウッズボロー事件 」(前作)を生き残った、最初の「事件」の犯人である父を持つ サム( サマンサ )と タラ の姉妹。
NYで 新生活を始めた 姉妹だったが サムに「 真犯人 」との
ウワサが立ってしまう。
そんな中、またしても 殺人事件が起こり……。
前作の『 スクリーム(2022年)』※は 面白かったものの
「 シドニーと ゲイル 出過ぎ 」で 若手の出番が 少なかったし、
個人的には「 演出面 」が 物足りなく思えて まあまあ くらいの印象…だったはず。
( ※ 前作、ナンバリング されてないのな。
「 シリーズの 一新 」の意味合いならば あまり 上手くいってはいなかったと思う )
今回は 初期メンバーは ゲイルだけなので 若手が 中心になっていたし、「 演出 」にも 工夫が感じられて 良かったです。
「 コミカルさ 」は 少ないし※、「 上映時間 」が チョイ長めなのは 引っ掛かりますが、総じて 前作よりも 面白く観れました。
( ※ 元々『 スクリーム 』は メタ・ホラーという事で
『 3 』までは コメディ的な側面もあった…と思う。
まあ、さすがに マンネリなので しょうがない面もあるか )
ここから「 画像 」を交えて感想。
一応「 残酷 」、「 展開バレ 」注意。
〔『 スクリーム6 』 アバンタイトル後の「 タイトル 」〕
〔『 スクリーム6 』 シリーズ恒例「 電話殺人 」〕
最初に殺される ローラを 演じるのは サマラ・ウィーヴィング。
本作の監督、マット・ベティネッリ=オルピン が監督した
『 レディ・オア・ノット 』(19年)で 主人公を 演じた人です。
なかなかイイ「 悲鳴 & 殺られっぷり 」だったし、
「 ソワソワしながら 人を待つ 」表情も 良かったですね。
殺人が終わり、通常なら ここで「 タイトル 」が出るはずだけど 出ないし、
続いて ゴーストフェイス( 犯人 )バレに「?」と思っていると そのまま続行の流れに。
〔『 スクリーム6 』 殺人者もまた死す 〕
その殺人者を殺したのは( ちゃんと「電話殺人」になってる )別の ゴーストフェイス。
…と、前回同様 シリーズ恒例を ちょっと捻った「 二部構成 」の冒頭でしたね。
今回は「 少しボロい マスク 」が イイ味を出してました。
そういえば『 ハロウィン THE END 』(22年)の
「 マスク 」も ボロボロで 雰囲気あったけど、内容も ボロボロだったな…。
〔『 スクリーム6 』 主人公・姉妹 〕
姉・サム( サマンサ ) を演じるのは メリッサ・バレラ。
妹・タラ を演じるのが ジェナ・オルテガ。
前作から続く 主人公は「 心配性の姉 」、
「 過去を引きずりたくない妹 」と テンプレ設定。
タラの人、ちょっと前に 見たような…と思ったら
『 X エックス 』(22年)に出てましたね。
〔『 スクリーム6 』
現場に残された「 サムの身分証 」と「 殺人鬼だろ 」電話 〕
冒頭の「 殺人者 殺人 」、「 サムが真犯人との ウワサ 」と、
「 話 」としては「 ミステリアスな流れ 」で 面白そうでしたが 結局は フツーで ガッカリ。
「 シリーズ 」としては「 犯人 」や「 動機 」を作るのは もう
ムリなんじゃない?
〔『 スクリーム6 』 鏡に映った あなたと 2人 〕
ベタな「 鏡 」演出※。
( ※ ベタでいい 要は その組み合わせの問題 )
「 演出面 」は 前回よりは いろいろとやってましたね。
個人的には もうチョイ 凝ってる方が 好みですが。
てっきり 前作と違う「 撮影 」だと思ったら 同じ人でしたよ。
〔『 スクリーム6 』 ゲイル登場 〕
今回も ゲイル( コートニー・コックス )が出張ってきます。
今回で 交代する形でも 良かったと思うんだけど
やっぱり「 シリーズ 」としては 残したいのかな。
〔『 スクリーム6 』
「 ぼんやり見える 」ゴーストフェイスと ストーム先生 死亡 〕
ストレート過ぎる「 ぼんやり見える 」演出が 逆に 新鮮で
結構 好きだったり。
「 残酷描写 」としては 血の量は 多めながらも 若者向け
( 一般 向け?)って事もあってか ほどほど。
〔『 スクリーム6 』 主人公グループ 〕
主人公グループは 姉妹や「 ホラー映画 好き 」の ミンディ 以外は キャラ弱め。
これも ポリコレの影響か?
…って事で、一番 個性が出ていた ミンディが キャラとしては
良かったですね。
〔『 スクリーム6 』 アニカ 死亡 〕
お腹を ブッ刺されながらも 結構 しぶとい アニカも まあまあ
オイシイ役だったかも。
ちなみに この「 お腹刺し 」が「 画 」としては 一番 好きですね。
〔『 スクリーム6 』 現場に残されたマスク 〕
「 上画像 」、右が 主人公グループ、クインの父親で 警官の
ベイリー。
左の 後頭部の人は『 スクリーム4 』(11年)の 生き残りで、今は FBI捜査官の カーヴィー。
『 4 』は ほとんど 覚えてないなかったんで「 ダレだっけ?」状態でしたよ。
〔『 スクリーム6 』 「ウッズボロー事件・コレクション」〕
「 現場に マスク 」と「 ウッズボロー事件のコレクション 」、
ここらへんの「 ミステリー要素 」も 個人的には「 オッ~ 」と来たんですけどね。
個人的には コッチの流れが 見たかった…。
〔『 スクリーム6 』 「 ゲイル 対 ゴーストフェイス 」〕
この「 攻防 」場面も 結構 頑張ってたな。
結末は 少しヌルかったけど…。
〔『 スクリーム6 』 乗車中の ゴーストフェイス 〕
「 ハロウィン電車 」も 雰囲気は 悪くなかったけど、
「 幽霊モノ 」っぽい演出は この作品に 合ってなくて 好きじゃないです。
〔『 スクリーム6 』 終盤 〕
最後は 恒例(?)のドタバタ展開。
犯人が アレだからか※ そんなには 盛り上がらず。
( ※ そのまま…を 引用した形とはいえ、まあまあ ヒドイと
思う )
「 締め 」も「 オラオラ ラッシュ 」ならぬ、
ナイフを使った「 サクサク ラッシュ 」だったけど、
これも 犯人が サクサク刺しまくっていたから インパクト弱め。
まあ、いつも だいたいこんな感じなんで「 問題なし 」ですけどね。
あ、でも「 テレビ 」の方は 結構 好きですよ。
という事で 終わり。
『 7 』も 作られるようだけど そろそろ キビしくないかい?



























