しばらくしたら消す、関係ない話から。
入院で 溜まっていた「 映画 」は 半分くらい消化。
なので まだ 余裕はナイです。
( ちょうど「 ゲームやりたい期 」になってるのも原因 )
今期アニメは『 天幕のジャードゥーガル 』が 一番 面白かった。
『 LIAR GAME 』は 結構 忘れていたので 思ったよりも楽しめたし、『 ワールド イズ ダンシング 』にも ついていけましたね。
ゲーム好きなんで『 対あり~ 』※も( オンデマンドにあったんで )観たけど、こちらも 意外と楽しめましたよ。
( ※ 最終話で アニメ版『 スト2 』の主題歌、篠原涼子の
『 いとしさと せつなさと 心強さと 』が流れて 驚いたけど、
『 スト6 』の イメージソングでもありましたね )
『 攻殻機動隊 』は 最初の方しか観れず、『 ヤニねこ 』も
最初の方と 最後の方のみで 残念…。
ちなみに『 幼女戦記Ⅱ 』は これから。
曲は『天幕~』OP曲、セカオワ の『 Stella 』も 好きだけど、
『 攻殻機動隊 』OP曲、King Gnu の『 GO GHOST 』が良かったなぁ。
タイトルの「 GO GHOST 」には「 突然姿を消す 」という意味もあるようで 作品内で ダブルミーニングっぽくなってたりも。
今回 紹介する ロメロ 監督『 アミューズメント・パーク 』
は「 YouTube公式 無料映画 」で 観れるんで 気になったらチェック。
( 映画 + タイトルで 検索かければ すぐ出て来る…ハズ。
個人的には「 広告ブロック 」こっそり 推奨 )
あと『 ゆきゆきて、神軍 』も まだ あるんで 未見の人はぜひ。
ここから本題。
複数映画、サクッと 感想 & 紹介。
「 ペンギン・レッスン 」(24年)
1976年、政情不安のある アルゼンチンで 教師をしている
英国人・トム。
軍による クーデターが起こり 休校になったため ウルグアイに
旅行に出た トムは、そこで 知りあった女性と共に 浜辺で 重油にまみれて 死んでいる ペンギンたちを発見する。
その中に 生きていた ペンギンがいたため トムは 女性の気を引くために 保護するも 懐かれてしまい アルゼンチンに持ち帰る ハメになってしまう……。
フィクションだと思いきや「 実話モノ 」。
( 最後に「 ペンギンの写真 」も出て来た )
英国らしい シニカルな コメディ・ドラマ なんだけど 社会派要素も ありましたね。
監督は『 フル・モンティ 』(97年)の人、
主人公・トム を演じているのは スティーヴ・クーガン。
〔『 ペンギン・レッスン 』
トムを演じる S・クーガン と ペンギン 〕
「 話 」の方は ペンギンの存在により 勉強に 関心が薄かった
生徒たちに やる気が出て来たり、人と繋がりが出来たり、
それにより 希望を持てずにいる トムの心境に 変化が訪れたりと よくある話なんだけど、
「 人と人を繋げる ペンギン 」の対比として 批判を封じ込める
「 軍政府 」があることで 結構 ドラマに 深みもありましたね。
ちなみに、ジャンプで 階段を上る ペンギンが 可愛かったです。
ついでに「 動物モノ 」繋がりで「 犬の裁判 」(24年)も。
題材が良く、コメディ調なのも悪くなかったし、裁判まで持っていく流れなど イイところもあったけど、
結構 下世話なパートが多く、ムリに 今風な要素(?)を入れていたりで あまり ノレなかった。
コメディ調なのに あんな結末にしたのにも ちょっと違和感。
〔『 犬の裁判 』 裁判にかけられちゃう 犬 〕
「 世界一不幸なお針子の人生最悪な1日 」(24年)
亡き母から受け継いだ「 刺繍店 」を営む バーバラは、帰宅途中に 決裂した「 麻薬取引 」の現場に 遭遇する。
そこにあった 現金を見た バーバラの頭に「 横取り 」「 通報 」「 見て見ぬ振り 」の3択が浮かび……。
という、主人公の「 3つの選択 」を描いた サスペンス。
ブログ記事で「 トリック 」がどうとか 書いてあって気になっていた作品でしたが、
実際、人間版「 ストーン・フリー 」(『 ジョジョ6部 』)を
彷彿させる( 今なら 連載中の『 WITCRIV 』の方が適切か )
「 針と糸のトリック 」が 視覚的に すごく楽しい エンタメ強めな内容でしたね。
「 3つの選択 」が それぞれ 違う趣向になっているのも 良かったりで 面白く観れましたよ。
でも、後半のは チョット ダレたかな。
ということで「 サスペンス 」では あるけれど「 本格ミステリー好き 」にも 刺さるところがあるかと。
「 コート・スティーリング 」(25年)
「 過去に過ちを犯した 」青年。
彼が ひょんなことから 大金が絡むトラブルに 巻き込まれ……。
というような「 巻き込まれ 」系のサスペンス。
監督は ダーレン・アロノフスキー。
評価良さげな記事を 読みつつも さほど 期待していなかったんだけど 面白く観れました。
オースティン・バトラー 演じる主人公は 時折「 過去の過ち 」を フラッシュバックする「 心の傷 」を抱えてるんだけど、
かと言って 普段は ふさぎ込むわけでもなく 至って「 普通 」なのが なんとも リアルで、
この「 普通 」な感じと「 巻き込まれ 」が よく合っていて 寄り添いやすい主人公でした。
他の人物たちの キャラが立っているのも 良くて、個人的には
「 狂犬 」を思わせる 暴力性を見せた “小さい方のロシア人” が 印象に残りましたよ。
それと ユダヤ人兄弟のひとりを 演じていたのが リーヴ・シュレイバー なんだけど「 ヒゲ 」で 気付きませんでした。
関係ないけど、シュレイバーは ジョン・タトゥーロ 監督・主演の『 ジゴロ・イン・ニューヨーク 』(14年)※でも ユダヤ教徒を演じてましたね。
( ※ ちょっと 前に 再鑑賞。
ウディ・アレン出てたんで てっきり 彼が監督だと思ってた… )
話の方も 主人公が「 普通の人 」故に これといった 対策・対応が できないため サスペンス性があったし、
やたら「 人死が出る 」ところも ブラック・ユーモア的で 好みでした。
あと、しっかり作ってる( 金をかけてる )なぁと 思っていた
「 事故 」場面も ちゃんと 終盤に繋がっていて 感心。
オースティン・バトラー出演 &「 人死に多い 」という共通点?があったのが、
アリ・アスター 監督「 エディントンへようこそ 」(25年)。
コロナ禍、データセンター建設、人種差別、陰謀論…と、
アメリカの “分断”( 他の国にも 当てはまる )を 盛りに盛った コメディ・ドラマな内容。
ですが ブラック・コメディとはいえ 個人的に「 コロナ対立 」には ウンザリしてたので 序盤は 楽しく 観れなかったし、
「 選挙 」の展開になってから 多少は 持ち直したものの 依然
低調気味。
…だったけど、中盤以降の アノ展開から コメディと サスペンス度が 一気に上がり、楽しくなってきました。
描かれているのは「 分断 」だけど、「 分断を 利用する者 」と
「 分断に 利用される者 」の話でもあったのも 良かった。
それと カットを あまり割らない「 撮影 」※ も イイんですよね。
〔 ※ 撮影は ダリウス・コンジ。
調べると『 セブン 』(95年)や『 エビータ 』(96年)などを撮っている人だけど、
個人的に 面白く観れた『 パラサイト・バイティング 食人草 』(08年)も撮っていて 驚いた 〕
特に「 ジョーが 音楽を止めに行く 」場面での 長めカットは
「 アウェーな立場 」を ひしひしと感じられたし、
終盤の「 銃撃戦 」での「 ジョーの周りを カメラが回転する 」
撮影※も 臨場感たっぷりで 好きです。
( ※「 いったい 自分たちは 何と戦っているんだ? 」
という 皮肉や 意図が 感じられる演出だった )
様々な憤りを抱える ジョーを演じた ホアキンの演技も さすがで オモシロかったですね。
ちなみに、オースティン・バトラー は 胡散臭くも カリスマ性を感じさせる カルト教祖を 好演していました。
「 偽りの楽園 」(22年)
タイを訪れた 人気インフルエンサーの マディソンは ひょんなことから「 顔に 大きなアザ 」のある女性、CW と親しくなる。
しかし、CWの甘言により マディソンは 孤島に置き去りにされてしまい、SNSも乗っ取られてしまう……。
「 米国で スマッシュヒットした 」( 続編も 制作された )という事で 気になっていた作品。
だったけど「 SNS乗っ取り 」と 今風なだけで まあまあ普通のサスペンスだったかな。
でもまあ、若い人には 身近に感じられて 深く刺さるのかも。
そんな感じではあったけど、顔のアザを気にしていない様子の
CW が 実に 魅力的で つまらくは なかったです。
「 AFRAID アフレイド 」(24年)
「 家庭用AI 」の テストモニターを引き受けた 家族を描いた
テック(AI)・サスペンス。
昨今の「 AI 」の 進歩スピードを見ていると 個人的に『 偽りの楽園 』より こっちの方が 身近な題材。
…だったけど、「 娘のトラブル 」のくだりは とても良かった
ものの それ以降は「 軸 」が ブレているよう( 安っぽい展開 )に 感じられて イマイチの出来。
最後。
「 アミューズメント・パーク 」(73年)
「 遊園地 」を訪れた 年老いた男が 老人が故に 理不尽な目に
遭う、人間ドラマ( 不条理系・老人ホラー )。
監督は ジョージ・A・ロメロ。
当時 ロメロが「 教会からの依頼 」で撮った「 老人問題 」を
啓蒙する「 教育映画 」だけど、
内容が悲惨だという事から 長らく「 お蔵入り 」になっていた
作品。
「 遊園地 」が「 社会・街 」の縮図のように 描かれているんだけど、
楽しい遊園地で( お金のない )老人たちは 蔑みや 搾取の対象でしかないってのが 切ない。
「 逃れならない 老い 」を強調している?「 円環 」の構成が
終わらない悪夢を感じさせ「 不条理モノ 」としても良かった。
ということで 今回は 終わり。

