「 シャドー 」(1982年)
ダリオ・アルジェント 監督。
ホラー系の サスペンス・ミステリー( ジャーロ )。
アメリカの「 犯罪小説 」の作家、ピーター・ニール は 新作の小説「 暗闇 」の宣伝のため ローマへと発つ。
そのピーターが乗る飛行機を ひとりの女性が眺めていた…。
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ローマへと到着した ピーターが ホテルに到着すると、先に 部屋を訪れていた 警部・ジェルマニ から話を訊かれる事に。
警部によると「 暗闇 」の内容と酷似した「 カミソリによる殺人事件 」が起こったというのだ。
さらに 部屋に差し入れてあった「 ピーター宛の手紙 」には
その殺人を示唆するかのような 内容が 書かれていた。
しばらくし、またも「 カミソリで 女性2人が殺される 」事件が発生、それを示唆する手紙も また、ピーターの元へと送られてきて…。
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過去の「 記憶 」に苦しむ “男”。
それはハイヒールの女から屈辱的な目に遭わされた記憶で……。
むか~~し「 レンタル 」( VHS )で 観たのが初見で、
それから 結構 経ってからの「 放送 」で2回目、今回は その時 「 ダビング 」したヤツです。
ちなみに、うまく探せば “アレ” なヤツもあります。
もっと早く 観る予定だったんだけど、ブログにすると「 画像 」いっぱいで 長くなると思い 躊躇してたんですよね…。
( 案の定 長くなり、記事にするのが遅れた )
ですが、書きたい映画がなかったので ようやく着手した 次第。
で本作、初見時は かなり 楽しめ、2度目も さほど 変わらずに 楽しめた記憶があったんですが、
今回で 3度目なので さすがに “まあまあ” くらいだろうと思っていたんですよね。
ですが、結構 忘れているのもあってか 今回も すごく楽しく観れましたよ。
個人的には シンプルな ジャーロということで『 サスペ2 』よりも 好きかもしれません。
話の方は「 犯罪小説の模倣殺人 」に 当の作家が巻き込まれる、ミステリーらしい内容。
一応、ちょっと 捻ってはいるものの、他の ダリオ作品よりかは 地味目な印象…かと 思いきや、
意外と「 殺害 」描写も ケレン味があって「 ホラー 」としても なかなかの面白さ。
「 犯人の動機 」( 行動原理 )も ちゃんとあったし、
個人的には「 ミスリード 」も うまく機能していたと思ったので
サスペンス・ミステリーとしても 評価は 高め。
もちろん、気になるところは あるけれど「 ジャーロって そんなもん ジャーロ 」なんでね。
ということで ここから「 画像 」。
〔『 シャドー 』 タイトルと「 暗闇 」を読む犯人 〕
原題は 作中の小説と 同名の『 TENEBRE 』( 暗闇 )。
タイトルバックは ピーターが書いた「 暗闇 」を 犯人が読み、そして燃やす場面。
『 サスペ2 』の冒頭と同様に(?)ミスリードでありつつ、
さらに…な、そこそこ 重要な場面…だと 個人的には思う。
〔『 シャドー 』
空港で ジェーンからの電話を受ける 作家:ピーター・ニール 〕
その後は 主人公、作家のピーター・ニールが「 アメリカから
ローマへと発つ 」場面に。
ここで ジェーンなる人物の存在が出て来るんだけど、妻っぽいと 思っていたら 後半頃「 婚約者 」だと判明。
〔『 シャドー 』
実は 空港の電話で ピーターを呼び出していた ジェーン 〕
この ジェーン、意味深な存在の割りに 説明不足で しばらく
その 扱いに困ったな。
〔『 シャドー 』 「 エルサ殺害 」場面1 〕
最初の「 カミソリ殺人 」の被害者は 万引き常習者・エルサ。
ここは ピーターの書いた 新作「 暗闇 」のページを割いて
エルサの口に押し込む、という 強い憎悪を 感じさせる描写。
〔『 シャドー 』 「 エルサ殺害 」場面2。
画像は増えるが「 黒手袋 」と「 凶器 」は ハズせない… 〕
〔『 シャドー 』
「 エルサ殺害 」場面3、殺害された エルサ 〕
その前の「 エルサの万引き 」場面では「 犯人の視点 」もあるので サスペンス気分も 上がるんですよね。
ちなみに、本作は「 白 」と「 赤 」の色彩設計になってます。
〔『 シャドー 』 帽子を自慢する ブルマー(右)〕
ローマに到着した ピーターは エージェントの ブルマーと再会。
その後、ブルマーの見習いの若者・ジャンニ、 秘書のアンが
お出迎え。
その時 荷物を確認すると 出発前には なかった、ズタズタに
引き裂かれた服と、壊された時計が見つかる。
これは アメリカの空港で ジェーンから雇われた女性?が 電話のスキに 入れたモノらしいんだけど、
さっき書いたように この時点では ジェーンがよくわからないので サスペンスとしては 深まらないんですよね。
〔『 シャドー 』
ジェルマニ警部と アルティエリ刑事( 左 )〕
ピーターたちが ホテルの部屋に着くと 警部・ジェルマニ がいて
「 エルサ殺害 」を ピーターに伝える。
ピーターは エルサの口に「 暗闇 」のページが詰め込まれていたことから疑われるが、
その殺人が 起こった頃は 飛行機で 移動中だったため 容疑は晴れる。
警部・ジェルマニ を演じるのは「 マカロニ・ウエスタン 」で お馴染の ジュリアーノ・ジェンマ。
〔『 シャドー 』
手紙に目を通す ピーターと 警部と 秘書のアン( 真ん中 )〕
警部が来る前から 部屋に差し込まれていた「 手紙 」を読んで
みると それは「 暗闇 」から引用された 文言だった。
秘書・アンを演じるのは アルジェント作品で お馴染の ダリア・ニコロディ。
〔『 シャドー 』 手紙の差出人からの電話 〕
そこに 手紙の差出人( 犯人 )と思しき人物から 電話が掛かってくる。
この部屋が見える 公衆電話からだとして すぐに 警部と 刑事が向かうが 逃げられてしまう…。
〔『 シャドー 』
ハイヒールの女から 屈辱的な扱いを受ける “男” の「 記憶 」〕
…夜中、ある記憶に 苦しむ “男”。
その「 記憶 」とは 若い頃の “男” が 赤いハイヒールの女から
屈辱的な目に遭わされる記憶で……
この 赤いハイヒールの場面、やりすぎ描写で オモシロイ。
まあ「 靴フェチ 」のプレイのようにも 見えたけど…。
…と、ここまでが「 導入部 」。
こう見ると やっぱり「 殺人の場面 」以外は 地味な感じだな。
ここから先は「 ネタバレ 」に触れるんで 注意。
あと 例によって「 残酷描写 」も。
〔『 シャドー 』 外の様子を見る チルダ 〕
次の被害者は 空港で ピーターに取材していた( 知り合いでも
ある )同性愛者・チルダと、
奔放な両性愛者で チルダの彼女でもある(?)女性2人。
その「 殺人 」の前段、上の画像から 始まる「 2分30秒 」
くらいの「 長回し 」が ちょっとした見どころ。
まあ、半分くらいは「 壁 」と「 屋根 」なんだけど、上へ上へと舐めるような カメラワークが なんとも 楽しいんですよね。
最後の方で 急に カメラが下に移動した時は「下に行くのかよ」と ツッコミを入れてしまいましたよ。
「 BGM 」(テーマ曲)が チルダの彼女が 流していた レコードからの音だったのも 遊びが効いてました。
ちなみに、某・映画サイトの レビューでは この「 長回し 」を 拾っている人が 多くいて 嬉しかったですね。
映画の評価に関わらず こういったところに 気付く人のレビューは 信頼におけるな。
〔『 シャドー 』 「 偽替え 」の途中に 殺される チルダ 〕
切り裂かれる Tシャツの ワンアクション(?)が イイね。
〔『 シャドー 』 鏡に映った チルダの死体 〕
この、やたらと凝った「 鏡 」演出も 好き。
〔『 シャドー 』 「 チルダの彼女 殺害 」1。
分かりづらいが「 ガラス 」を背にしている 〕
「 チルダの彼女の殺害 」は ダリオが好きな?「 ガラス割り 」
演出。
「 犯人の手 」だけが映るのも 味わい深いね。
〔『 シャドー 』 「 チルダの彼女 殺害 」2。
「 ノドを切られて倒れ、後ろのガラスが割れる 」演出 〕
ちなみに 犯人は ここでも、最初の殺人でも「 死体の写真 」を撮ってます。
〔『 シャドー 』 番組前の ベルティ( 左 )との対話 〕
ピーターは「 TV書評家 」の ベルティとの対談番組に出演。
その番組の前に ベルティから「 “暗闇” で 殺されるのは変態 」だと指摘される。
それに ピーターは「 異常なのは 犯人 」と返す。
クリスチャンである ベルティは「 暗闇 」の内容に 何か思うところがあるらしい…?
ちなみに、ベルティも 最初の空港のところで 出てきてます。
「 画像 」は 割愛するけど この後、
ピーターが ホテルの窓から「 車に乗っている ジェーン 」を
目撃、確認のため アメリカに電話するも 不在…?
という場面があり、ここで ジェーンが「精神科」で 治療を受けているらしいことが判明します。
〔『 シャドー 』 犯人の家に 迷い込んだ マリア 〕
その次の「 夜、家を出た 犯人が ドアから カギを取り忘れたのに気づく… 」のくだりも 省略。
で その時、ホテルの管理人の娘、マリアが ドーベルマンに追いかけられ「 犯人の家の庭 」に逃げ込む…と 続く事に。
ここでの 個人的な 見どころは ドーベルマンの身体能力。
ドーベルマンが 速いのは もちろん、2メートルちょっとある フェンスを 軽々と 乗り越えるのは スゴかったな。
〔『 シャドー 』
ドーベルマンに襲われるマリアと カギつきのドア( 左上 )〕
そこでも ドーベルマンに襲われることになった マリアが
くだんの「 カギつけたまま ドア 」から 家の中へ…
〔『 シャドー 』 カミソリ殺人者の「 証拠 」を発見 〕
その地下らしき場所で マリアは「 カミソリ殺人 」の被害者たちの写真や資料を発見。
それを見て ここが「 カミソリ殺人者 」の家だと知った マリアは 写真などを ポッケにしまい 上の階へ…
〔『 シャドー 』
電話しようとしていた マリアと、帰宅した カミソリ殺人者 〕
そこで 電話を見つけた マリアが 電話をかけようとしたとき、
犯人が帰宅。
マリアは 庭へと出て さらに 逃げるも 犯人に追いつかれて オノで殺されてしまう…。
ここは 逃げるところは すごく良かったけど、殺害場面は ちょっと地味なんで「 画像 」は カット。
〔『 シャドー 』 ピーターの推理。
下画像の右にいるのが ようやく登場の 見習い男子・ジャンニ 〕
ここから「 ピーター、動きます 」の展開に。
ピーターは 犯人の標的が その言動から「 堕落した人間 」だとし、そこから 変態を嫌悪している? ベルティに疑惑を向ける。
しかも、マリアが殺害された場所と ベルティの家が近い事も
判明。
〔『 シャドー 』 ベルティの家へ侵入する ピーターたち 〕
証拠を得るため、ピーターは ジャンニ と共に ベルティの家へ。
ベルティが在宅しているとわかり、二手に分かれて ジャンニ は 裏へと向かう。
ちなみに、カットバックで「 証拠を処分する 」犯人の様子が入ってます。
〔『 シャドー 』
ベルティと 何者かの対峙、それを見つめる ジャンニ 〕
ジャンニ は そこで ベルティを発見、しかし、直後に ベルティは 何者かと対峙。
そして…
〔『 シャドー 』 Oh~ No~ 〕
何者かに オノを頭に ブチ込まれ ベルティは 死亡してしまう。
〔『 シャドー 』 殴られて 倒れていた ピーター 〕
叫びをこらえた ジャンニ が 急いで ピーターの元へと 戻ると
彼が 倒れていた。
ピーターが言うには 後ろから 殴られたらしく、血の付いた 凶器の石も そこに 転がっていた。
〔『 シャドー 』 何者かの「 殺人の告白 」の報告 〕
その帰り道、ジャンニ は ピーターに、ベルティを殺した 何者かが「 皆、自分が殺した 」と言っていたと伝える。
〔『 シャドー 』 アンとの関係を匂わす発言 〕
今夜は 大事を取って アンが 一緒に泊まることに。
そこでの会話と その後のキスで ピーターは ジェーンがいながらアンと関係を 持っていたらしいことがわかる。
これと、前半のマリアを見る目や「 手を出したの? 」とのアン言葉から ピーターの「 女好き 」の面が窺える?
で、ここらへんは まったく 説明がないんだけど、
おそらく この ピーターの女好き( 浮気 )が 婚約者・ジェーンの 精神になんらかの影響を 与えたんじゃないかと。
〔『 シャドー 』 記憶に苦しむ “男” の 目のアップ 〕
「 目のアップ 」も ダリオ作品で よくある構図。
ちょっと「 赤 」っぽくし、色彩設計に合わせていましたね。
〔『 シャドー 』 “男”の「 ハイヒールの女 殺害 」の記憶 〕
…記憶に苦しむ “男” は 彼に「 屈辱 」を与えた ハイヒールの女を その後 殺したらしい。
〔『 シャドー 』 ブルマーが匿っていた ジェーン 〕
犯人が わからぬまま、命の危険もあって ピーターは ローマを
離れる事を決め それを ブルマーに伝える。
ピーターが去った後、出て来たのが ジェーン。
ジェーンを 匿っていたのは ブルマーで 2人は 恋人同士でも
あるらしい…。
そして 2人は ランチを 一緒にとることを約束する。
ここはもう 正直、何が何やらでしたね…。
〔『 シャドー 』 ジェーンに贈られた 赤いハイヒール 〕
ジェーンの潜伏先の家に「 箱 」が届けられていた。
その箱には「 赤いハイヒール 」が入っていて…。
「 上画像 」の左側にある「 オブジェ 」、記事では ここでしか
ハッキリと 映っていないんで 覚えておいてね。
〔『 シャドー 』 広場で 殺された ブルマー 〕
ランチのため 広場で ジェーンを待っていた ブルマー。
しかし、何者かが ブルマーに接近、周りに大勢の人がいる中で
彼を刺殺する。
〔『 シャドー 』 ブルマーに近づく 赤いハイヒールの女 〕
そこに 近づく 赤いハイヒールの女性。
その女性( 顔は映らないが ジェーン )は 殺された ブルマーを見て すぐさま 引き返す。
〔『 シャドー 』 ひとりで 捜査することを伝える ジャンニ 〕
ピーターが ローマを離れる日。
ジャンニ は「 ベルティの殺害 」を もう一度 思い出してみる
ことを ピーターに伝え、別れを告げる。
〔『 シャドー 』 ベルティ家を再訪する ジャンニ 〕
その夜、ジャンニ は 再び「 ベルティ家 」へ。
〔『 シャドー 』
「 殺人の告白 」をしたのは 何者かでななく、ベルティ 〕
そこで ジャンニ は ベルティを殺した 何者かが言ったと思っていた「 皆、私が殺した 」の告白が、
実は「 ベルティによる発言 」だったと 思い出す。
そう「 カミソリ殺人 」の犯人は ベルティで 合っていたのだ。
じゃあ その ベルティを殺したのは…?
この「 認識の間違い 」も ダリオ お得意の演出。
〔『 シャドー 』 絞殺される ジャンニ… 〕
急いで 車へと戻った ジャンニ だったが、後ろに 潜んでいた
何者かにより 絞殺されてしまう…。
〔『 シャドー 』 アンが来るのを待っている ジェーン 〕
「 ブルマー殺害 」の現場を見たあと ピーターに 助けを求めて電話をかけた ジェーン。
しかし、ピーターは すでに ローマを発っていたため、電話に出た アンが 駆けつける事になっていた。
〔『 シャドー 』 切断される ジェーンの腕 〕
しかし、アンより先に 何者かが来ており、窓から オノを振り下ろして ジェーンの腕を切断。
〔『 シャドー 』 ジェーンの壮絶な死 〕
さらに 血をまき散らして 倒れた ジェーンの身体を オノで損壊するのだった…。
〔『 シャドー 』
殺した ハイヒールの女から ハイヒールを奪う “男” の記憶 〕
…そこに 甦る “男” の記憶。
それは 過去に 殺害した ハイヒールの女から その 赤いハイヒールを奪う映像で…。
〔『 シャドー 』 後ろからオノで殴られた 女性 〕
と そこに 女性が家へと 入ってくる。
何者かは 後ろから 女性の頭を オノで殴打。
〔『 シャドー 』
アンを殺したと 動揺する 何者かこと ピーター 〕
その何者かの正体は ピーターであった。
ピーターは 襲った女性が アンだと思い 激しく動揺。
〔『 シャドー 』
警部と アンに 殺害現場を見られた ピーター 〕
しかし、直後に 警部と アンが登場。
女性は ジェーンに 事情を訊きに来た アルティエリ刑事だった。
〔『 シャドー 』 ピーターの告白 〕
ピーターは「 カミソリ殺人 」の犯人が ベルティだったと知り
それを利用することを 思いついたという。
ここも ベルティが先に 死んでいたら 効果が薄いんですよね…。
〔『 シャドー 』 カミソリで自害する ピーター 〕
全てが露見した ピーターは 持っていた カミソリで 首を切り
自害…。
〔『 シャドー 』
昔、赤いハイヒールの女を殺した “男” は ピーター 〕
警部と アンは 連絡を入れるため 車に戻る。
そこで アンは 警部から 過去、ピーターに 女性を殺した容疑が
掛かるも 不起訴になっていた事を知らされる。
記憶に苦しむ ”男” も ピーターであった。
〔『 シャドー 』 消えた ピーターの死体 〕
アンを置いて 再び 家へと戻った 警部。
だが、そこにあった ピーターの死体が なくなっていた…。
〔『 シャドー 』 後ろから襲われた 警部 〕
落ちていた カミソリを調べると「 ボタンを押すと 血が出る 」仕掛けのある 小道具。
騙されたと気付いた 警部だったが 直後に 後ろから ピーターに襲われて 死亡…。
〔『 シャドー 』
オブジェが ドアに引っかかって 家に入れない アンの様子〕
その時の「 音 」で 異変に気付いた アンが 家へと入ろうとするが、
入り口 付近にある「 オブジェ 」が 騒動で倒れて ドアに引っかかり なかなか開かない。
一方、ピーターの方は オノを構えて ドアが開くタイミングを窺っていた。
〔『 シャドー 』 オブジェの「 針 」に貫かれた ピーター 〕
ピーターは ドアが開く タイミングを見計らい 突進。
しかし、ドアが開かれた 衝撃で パイプを組み合わせたような
オブジェの「 針 」の様な部分が外れて ピーターの身体を貫く。
〔『 シャドー 』 なにも出来ず 死んでいく ピーター 〕
ピーターは それを抜こうとするが「 血 」で滑って うまくいかず、そのまま 死亡。
〔『 シャドー 』
アン( ニコロディ )絶叫の「 ラストカット 」〕
それを見た アンは ただただ 絶叫するのみであった……(終)
もう~ 終盤の展開が 長い長い!
「 画像 」も いっぱいだよ!
長くなったんで 終わりたいけど、軽く おさらい。
ベルティの「動機」は「 堕落した人間が許せなかった 」から。
クリスチャンらしく「 同性愛 」を憎んでいるのが 特徴的。
ピーターには 小説「 暗闇 」の内容( 変態殺し )から共感したっぽい。
ピーターの方は 過去の「 女性から受けた 屈辱 」がトラウマとなって 彼の「 心 」を蝕んでいた模様。
冒頭の ベルティが「 暗闇 」を読む箇所で ピーターの行動原理を すでに説明していたんですね。
というか「 暗闇 」が ピーターの抱える「 憎悪の表出 」だったと言うべきか。
表面上は 小説での「 女性蔑視 」的な傾向を否定していたけど、
心の底( 闇 )には その「 考え 」があったってのが 面白い。
( 端折ったけど「 記憶 」の場面で 高飛車な? ハイヒールの女を ビンタしてる。 …で その後に 踏まれる )
だから 自分の浮気は 良くても ジェーンの浮気は 許せなかったんですね。
しかも わざわざ くだんの「 赤いハイヒール 」を贈って 過去の殺人を「 再現している 」という サイコっぷり。
「 ミステリー 」的には “男” の記憶が「 カミソリ殺人者 」の
モノではなく、
ピーターの記憶( 思い込ませトリック? )だったのに グッと来ましたね。
それと、泣く泣く カットしたけど、ベルティが殺されたあと、
ピーターが コナン・ドイル( バスカヴィル家の犬 )からの引用
「 不可能を排除して 最後に 残ったものが 真実 」
…を 警部に言っていて、それを終盤に 今度は 警部の口から ピーターへと発せられる展開も ちょっと アツかったです。
「 ホラー 」としては 思った以上に 人が死んでいて 驚いたな。
というか よくよく考えると、メインの登場人物は アン以外、
全員 死んでた…。
ということで 今回 終わり。



































































