グレムリン+戦争「 シャドウ・イン・クラウド 」 | berobe 映画雑感

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「 映画 」と「 本 」の感想

「 シャドウ・イン・クラウド 」

( 米・ニュージーランド / 2020 )

 

 

クロエ・グレーズ・モレッツ 主演、

「 戦争 + 怪物 」な サスペンス・スリラー( ホラー )。

 

 

 

1943年。

ニュージーランド、オークランド連合国・空軍基地。

 

出発前の大型爆撃機に「 最高機密 」を運ぶ任務を受けたという女性、ギャレットクロエ・モレッツ )が 乗り込んでくる。

 

乗員の男たちに 軽視され「 下部銃座 」に入れられてしまった

ギャレットは 離陸して しばらく経った後、謎の怪物に襲われる事に。

 

さらに 日本軍の戦闘機も現れ……。

 

 

 

〔『 シャドウ・イン・クラウド 』  タイトル 〕

 

 

 

「 あらすじ 」から わかる通り、「 機械に悪戯をする 」

妖精?魔物?の “グレムリン” が出てくる話。

 

「 怪物モノ 」って事で 興味は 惹かれつつも、

実は そんなに期待はしていなかった 本作。

 

ですが、「 限定された空間 」における サスペンス描写や 映像は なかなか良かったし、

 

クロエの 細やかな「 嫌悪感 」や「 呆れ 」、「 不安感 」の

表情や しぐさの 演技に 臨場感を掻き立てられて 面白く 観れましたね。

 

まあ、後半は チョット思うところも ありましたけど。

 

 

ここから「 画像 」(「 見やすく修正 」あり )。

 

あと、「 展開バレ 」あり。

 

 

 

〔『 シャドウ・イン・クラウド 』

冒頭の「 注意喚起( 気を引き締めろ )」アニメ 〕

 

 

普通なら「 字幕 」で「 グレムリン 」を説明するかと思いますが、

本作は 舞台に合わせた「 アニメ 」を わざわざ用意して 説明。

 

 

〔『 シャドウ・イン・クラウド 』

「 グレムリン注意・ポスター 」〕

 

これ、「 悪戯妖精・グレムリン 」のほか、これから ギャレットが受ける、乗員の男たちによる「 揶揄・セクハラ発言 」の暗示と、「 ダブルミーニング 」に なってるんですよね。

 

 

ちなみに、脚本を書いた マックス・ランディス

「 性的暴行疑惑 」で 告発されたため、

 

監督の ロザンヌ・リャン が リライトしたものの、クレジット

からは 消せなかったみたいです。

 

 

 

〔『 シャドウ・イン・クラウド 』

ギャレットが 爆撃機を発見する 」場面 〕

 

序盤は「 電子音楽な曲 」が流れるためか、

ちょっと「 80年代・ホラー 」っぽい 雰囲気。

 

 

〔『 シャドウ・イン・クラウド 』

ギャレット 役の クロエ・モレッツ

 

「 逆さ厳禁 」の「 最高機密 カバン 」、コレも 気になったな。

 

 

〔『 シャドウ・イン・クラウド 』

「 ダダ洩れ 」な、男たちの下品な ギャレットの感想 〕

 

 

フェミニスト要素を含んだ作品ですが、本作は 時代背景と

相まって ごく自然な描写・表現になっていて 好感が 持てるんですよね。

 

 

 

〔『 シャドウ・イン・クラウド 』

ギャレットが入っている「 下部銃座 」〕

 

 

ちなみに「 下部銃座 」は「 ボールターレット 」というみたいです。

 

 

流れとしては、後半までは ほぼ「 下部銃座 」場面と、

「 ワン・シチュエーション もの 」の趣。

 

男性たちは 通信による、ほぼ「 声 」のみ )

 

「 狭い空間 」だけに 退屈しそうに思えましたが、

「 演出 」や「 構図 」の工夫により 雰囲気は 良かったし、

 

出ずっぱりの クロエの「 表情演技 」も 素晴らしく、緊張感を保ったまま 観れました。

 

 

 

〔『 シャドウ・イン・クラウド 』

ギャレット、零式水偵を 目撃 〕

 

おっ、戦闘か?と思いきや…

 

 

〔『 シャドウ・イン・クラウド 』  グレムリン登場 〕

 

なんと グレムリンギャレットを 襲撃!

 

 

この手の作品は 普通、前半「 戦闘 」で、後半「 対 怪物 」と

なるんですが、本作では「 怪物 」の方が先なんですよね。

 

この展開は 以外で、ちょっと ビビっときましたよ。

 

 

〔『 シャドウ・イン・クラウド 』  機銃 〕

 

もちろん、ちゃんと「 戦闘 」もあります。

 

 

〔『 シャドウ・イン・クラウド 』

「 唖然とする ギャレット 」と「 爆撃機を壊す グレムリン 」〕

 

 

〔『 シャドウ・イン・クラウド 』

「 近づいてきた 」&「 威嚇する 」グレムリン

 

 

注目は “ボコボコっとした”「 舌 」かな。

 

こう見ると「 グレムリンの造形 」は まあまあ 良さそうなんですけど…

 

 

〔『 シャドウ・イン・クラウド 』  朝日カット 〕

 

この「 カット 」好き。

 

こうやってみると、外からのカットが もっとあっても

良かったかも。

 

 

〔『 シャドウ・イン・クラウド 』

グレムリンと「 カバン 」〕

 

いろいろあって「 最高機密・カバン 」が グレムリンに盗られちゃう展開に。

 

 

 

〔『 シャドウ・イン・クラウド 』  「 下部銃座 」脱出 〕

 

まさかの 文字通り「 クリフハンガー 」な展開になるんだよな。

 

ここらへんから

「 エンタメ 増し 」&「 ちょっと バカっぽい感じ 」になってましたね。

 

盛り上がりはしたけど、個人的な 好みで言えば、もう少し

「 限定空間 」を活かした「 サスペンス 強め 」の展開で行って

ほしかったな。

 

 

 

〔『 シャドウ・イン・クラウド 』

落下しそうな グレムリン

 

 

グレムリン、明るいところで見ると ほぼ「 コウモリ 」…。

 

あえて「 リアル寄り 」にしたのかも しれませんが、

「 ホラー気分 」的には 少し テンション・ダウン。

 

 

 

〔『 シャドウ・イン・クラウド 』  ラストバトル 〕

 

最後の方は「 男全員 死んで 」ほしかったですね。

 

それと「 ラストバトル 」も 地上よりも 飛行機内で 見たかったな。

 

( 最後、ひとりで戦い、ひとり着陸 みたいな感じ )

 

上でも書きましたが、ちょっと 見づらいけど、

グレムリンの「 舌 」、「 蓮 」っぽくなっていて ちょっと

キモいんですよ。

 

思ったよりも「 普通の造形 」で、「 活躍 」も 少なめに感じた グレムリン でしたが、この「 舌 」だけは 良かったですね。

 

 

上映時間も「 83分 」と 短めなので、サクッと観てみるのも

いいかもしれません。