ちょっと「 ラプラスの悪魔 」を想起しますね )
「 DAGON ダゴン 」(スペイン/2001)
怪奇・怪物系の ホラー。
H・P・ラヴクラフト の『 インスマウスの影 』を
スチュアート・ゴードン 監督が スペインを舞台にして 映画化。
ちなみに 製作は ブライアン・ユズナ。
「 GYAO!」の無料配信。
「 ラヴクラフト 原作モノ 」って事で 観たかった作品です。
まあ、肝心の「 小説 」の方は「 全集 」1冊しか 読んでませんが…。
ですが、原作の『 インスマウスの影 』は 一応、大まかな内容は知ってます。
〔『 DAGON ダゴン 』 タイトル 〕
冒頭「 海の底の 建造物 」場面、“如何にもホラー” な
「 夢オチ ビックリ演出 」に ちょっと 興覚めしましたが、
観終わってみれば 全体的に「 怪奇な雰囲気 」は よく出て
いましたね。
まあ、原作 読んでないんで 実際のところは わかりませんけど。
一番 良かったところは 上記のように「 怪しげな 雰囲気 」
かな。
スペインの「 日中なのに 人が見当たらない 寒村・漁村 」の
風景は「 異様さ 」と共に「 寂しさ 」もあり、
不穏感や 孤独感を 強く 覚えましたよ。
ただ、“好み” としては「 スリラー的 」な描写が もう少し
欲しかったです。
( 原作の方も スリラー要素が強い みたいだし )
期待していた「 怪物 」については、予算を考えれば 悪くは
なかったものの、「 “魚っぽさ”を あまり 感じない 姿 」には
若干 不満を感じたな。
船長の孫 なんか「 クトゥルフ 寄り 」造形でね。
終盤も 村人たちは「 人間の皮 」を被っていたりで
「 怪物顔 勢ぞろい 」が 見れなかったのも チョット残念。
( これはこれで「 異様 」ではあったけど )
ダゴンの姿も「 タコ系 」※っぽかったし。
でも、船長の孫は「 造形 」は 良かったから まあ いいのかな。
( ※「 WIKI 」によれば「 ダゴン=クトゥルフ 」との 解釈もあるみたい。
『 映画版 』は そちらを 取り入れているようです )
というように「 怪物 」関係は 少々残念でしたが、
その代わり「 残酷 」描写は 頑張っていて 見応えありましたね。
あと、「 真相 」から「 結末 」の展開も なかなか ドラマチックな流れで 盛り上がりましたよ。
ここから「 画像 」。
「 ネタバレ 」あり。 あと 一応「 残酷 」も注意。
〔『 DAGON ダゴン 』
冒頭、海底にある 眼っぽいデザインの「 建造物 」( 穴 )〕
主人公・ポールが ヨットで見る「 夢 」は 最後と繋がる演出。
〔『 DAGON ダゴン 』 ポールが見る「 夢 」の 謎の人魚 〕
「 夢オチ 」ホラー演出。
あまり 好きな「 演出 」じゃないけど、
( ホラー映画的には 正しい。 好みの問題です )
一応 最後と 繋がっていたので 結果としては OK かな。
〔『 DAGON ダゴン 』 漁村に上陸 & 村の教会 〕
ポールと 恋人・バーバラが 乗っていた ヨットが座礁、
ヨットの持ち主・ハワードの夫妻を残し 二人は 近くの漁村へ…という 流れ。
〔『 DAGON ダゴン 』 ポールを襲う 村人 〕
バーバラが 行方不明になり、ホテルに 泊まった ポールも夜中、異様な姿の村人たちに 追われる。
〔『 DAGON ダゴン 』
干されている?「 人間の皮膚 」と 「 ハワードの皮膚 」〕
〔『 DAGON ダゴン 』
村の “酔っ払い” から「 村人の秘密 」を聞く ポール 〕
昔、村で 船長が 興した「 ダゴン信仰 」。
今は 船長の孫 が その跡を継いでいるらしいが…。
〔『 DAGON ダゴン 』 女性・ウシア 〕
ポールは 忍び込んだ建物で「 夢で見た 女性 」とそっくりな
ウシア と出会うが…
〔『 DAGON ダゴン 』 タコ足・ウシア 〕
彼女は「 水棲( の途中?)人間 」だった!
〔『 DAGON ダゴン 』 格闘中 ポール 〕
ちなみに その後 格闘した男は「 腕が タコ足( タコ腕?)」
でした。
〔『 DAGON ダゴン 』 “皮膚剥ぎ”前の「 祝詞?」〕
「 ひらがな 表記 」の字幕が イイね。
〔『 DAGON ダゴン 』
「 顔の皮膚 」を ベロンと剥かれた “酔っ払い” 〕
なかなかの出来。
結構 予算を 使ってそうだな。
〔『 DAGON ダゴン 』 「 生贄の儀式 」の ウシア 〕
「 巻貝型・冠 」に 注目。
〔『 DAGON ダゴン 』
井戸っぽい「 穴 」から 出てくる ダゴン 〕
ダゴン、よく見えない…。
ちなみに 右側、両手を繋がれているのが「 生贄 」にされている
バーバラ です。
〔『 DAGON ダゴン 』 残された バーバラの両腕 〕
〔『 DAGON ダゴン 』
「 人間の顔 ・マスク 」を脱いだ、船長の孫・ジャビエル。
ウシアの父親でもある 〕
終盤は まさかの「 I am your father 」チックな展開。
〔『 DAGON ダゴン 』 最後の方の場面 〕
最後は、
ウシアが「 自分に火をつけた 」ポールを 助けるため
共に「 井戸 」( 海 )へ落ちる。
ポールは「 水中で 呼吸 出来る 」ように 変化
( 体に エラ?っぽいのが出来る?)、ウシアと共に 海底の
「 穴 」へ……
みたいな 結末です。
という事で、
メリハリの効いた 予算配分により ホラー的「 ケレン味 」や
「 見どころ 」は 結構あったし、
「 ドラマ的 」にも 盛り上がったりで 十分に 楽しめましたね。
ただ、「 怪物の造形 」は もう少し ちゃんと 見たかったな。






















