本題。
「 エクストロ 」(英/1982)
SF(異星人・異性物)系のホラー・サスペンス。
「 GYAO!」の無料配信。
息子・トニー の前で “謎の光” に さらわれた、父親・サム。
3年後、今は 別の男と 同棲している 母親・レイチェルの前に
いなくなった サムが帰ってくるが……。
みたいな話です。
〔『 エクストロ 』 タイトル 〕
なんとなく、『 ノイズ 』(99年)っぽい感じで話が進み、
最後あたりで「 サムネ画像 」の「 怪物 」(異性物)が登場
する…のかなと 思っていたんですが、
怪物は いきなり登場してましたね。
しかも その怪物が「 あっさり死亡 」する アレレ?な展開。
なので これから先、盛り上がるのかよ…と不安な気持ちでしたが、要所要所で「 サスペンス&ホラー 描写 」があるし、
失踪夫と 妻と 今の同棲男 による「 下世話な三角関係 」、
「 父親と 息子の 繋がり 」の ドラマ部分も 意外と面白くて
退屈は しませんでしたね。
個人的に 一番の「 見どころ 」は「 特殊造形・メイク 」関係でしたが、そっち系に 興味がない人でも
『 007 / リビング・デイライツ 』(87年)の
ボンドガール、マリアム・ダボ 出演しているので 見ておいて
損はないかも…。
ここから「 画像 」。
例によって かなり ネタバレ気味です。
(「 載せたい 画像 」は だいたい ネタバレ なんだよな… )
〔『 エクストロ 』 「 父親失踪 」から 3年後の 謎の光 〕
「 三角の発光 物体 」は、なんだか オカルティック。
〔『 エクストロ 』 いきなり登場の 異性物( 宇宙人 )〕
「 異質さ 」を出したいのは 分かるけど、
「 姿勢 」が バレバレでね…。
〔『 エクストロ 』 道路に ひょっこり飛び出す 異性物 〕
登場してすぐ「 車に轢かれちゃう 」展開。
〔『 エクストロ 』 追ってきた運転手を 攻撃する 異性物 〕
画像では「 霧状 」のヤツを出してますが、
メインは その後に出る「 長い舌 」みたいです。
〔『 エクストロ 』
異性物の「長い舌」による「目への攻撃」と、死んだ 運転手 〕
死因が よくわからない…けど「 変な死に方 」だから いいか。
〔『 エクストロ 』
「 襲われる女性 」と「 異性物の体から出てくる 触手 」〕
「 下画像 」、暗くて よく見えないけど、
触手は「 チャック状に開いた胸(?)」から 出てます。
〔『 エクストロ 』 異性物の「 顔アップ 」( 叫び )〕
結構 出来がイイんですよね。
〔『 エクストロ 』
「 妊娠した? 襲われた女性 」と「 生まれてきた 父親サム 」〕
異性物は 女性の体内に「 植え付けていた 」らしい。
元々「 運び屋 」だったのか、それともケガのためか、
異性物は 死亡…と、あっさり 出番終了。
〔『 エクストロ 』
妻、失踪していた夫( 右 )、今同棲男( 左 )の3人 〕
いなくなっていた 夫が帰ってきて 困惑する妻。
一方 息子は…という 流れ。
〔『 エクストロ 』 アナリス 〕
同棲男の妹?で、一緒に暮らしている アナリス を
演じているのが、ボンドガールの マリアム・ダボ。
本作が「 デビュー作 」のようですね。
脱ぎっぷりもよく( ヌードあり )、人によっては 彼女を見る
だけでも 満足できそう。
〔『 エクストロ 』 息子に 何かを送り込む 父親・サム 〕
いろいろあって サムが 息子に「 謎の力 」を与える。
〔『 エクストロ 』 「 息子・トニー と 実体化・ピエロ 」と
「 襲われた アナリス 」〕
息子・トニー が得た「 謎の力 」で「 オモチャのピエロ 」が
実体化…と、
面白い場面では あるんだけど、少々無理があるんだよな。
子供が直接 人を殺さないための 配慮なのかな。
まあ、「 “刃が付いた” 電飾ヨーヨー 」による「 首切り 」は
楽しかったですけどね。
ちなみに「 オモチャの兵士 」も 実体化していて、
こちらは「 動き 」が面白かったですよ。
あと「 ラジコン戦車 」が襲ってきたりもするので、
ちょっと『 ジョジョ 4部 』を思い出しましたね。
〔『 エクストロ 』
アナリスに「 何か 」を植え付けるトニー 〕
ここは 特殊効果により、「 管 」が プクプクと膨らみます。
〔『 エクストロ 』 「 繭 」っぽい感じにされた アナリス 〕
“植え付けられた” のは「 卵の元 」らしく、
その後、“アナリス繭” の下に出来た「 穴 」から「 卵 」が
コロコロっと 出てきます。
〔『 エクストロ 』 変異した 父親・サムと 息子・トニー 〕
「 終盤 」近く、父親の体が「 変異 」を開始し、
息子の方も なんか「 ドロドロ 」に…。
父親の「 変異顔 」を見て、
「 あの “最初の異性物” の姿になるのか 」と思っていたら…
〔『 エクストロ 』 その後の 父親の顔 〕
まったく 異性物 要素がない「 ガイコツ顔 」に…。
〔『 エクストロ 』 父親、息子、追いかけてきた 母親 〕
結局は「 息子が さらわれる 」悲しい展開。
でも、息子にしてみれば 大好きな父親と 一緒で 幸せかも…?
〔『 エクストロ 』 父親の手を握る 息子 〕
息子の顔は ちょっと回復。
〔『 エクストロ 』 終盤(オチ)1 〕
少し成長した、“アナリス繭” から出た「 卵 」。
アパートに帰ってきた 母親が「 卵 」を 手に取ると「 卵 」から アノ触手が!
〔『 エクストロ 』 終盤(オチ)2 〕
母親も 死亡?…と、かなり強めの「 バッドエンド 」。
というように、期待していた 異性物は すぐ死ぬし、
「 まとまり感 」も ないものの、
まあまあ 予算を掛けたであろう「 特殊造形・メイク 」が
良く 出来ており、ちゃんと「 侵略モノ 」として 面白く観れましたね。
あと、父親と 息子 意外、「 全員 死亡する 」※顛末も 良かったな。
( ※ 同棲男は 変異した父親 の「 叫び 」により絶命。
まあ、父親も 息子も 人間としては 死んでるっぽいですが… )