ゴジラ 2作品『 ゴジラ対ガイガン 』、『 ゴジラ対メガロ 』 | berobe 映画雑感

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「 映画 」と「 本 」の感想

『 ゴジラ 』シリーズ 2作品、『 ガイガン 』&『 メガロ 』

サクッと 紹介。

 

特に「 子供向け( 擬人化?)強め 」の 2作品ですが 好きなんですよね。

 

 

 

「 地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン 」

(日/1972)

 

 

「 子供が考えた 怪獣 」を そのまま具現化したかのような

 

「サイボーグ怪獣・ガイガン」に 何故か ワクワクしてしまう、『 ゴジラ 』シリーズ の 12作目。

 

 

その ガイガン特徴的な「 胸のノコギリ 」も そうですが、

 

「 機械怪獣 」らしい「 ツギハギした みたいな デザイン 」は

他の怪獣よりも「 異質さ 」を 強く 感じますね。

 

まあ、意外と「 胸ノコギリ 」の場面は 地味目ですが。

 

 

メインの

「 ガイガン & キングギドラ 」 対 「 ゴジラ & アンギラス 」の、プロレス・タッグマッチ風の バトルも楽しい。

 

しかも、間に「 人間パート 」を挟んでいますが

後半30分 近く ずっと 戦っているんですよね。

 

( 延々と戦う、昔の「 カンフー映画 」の ラストバトルを思い出す )

 

まあ、アンギラスは やられてばっかりでしたけど…。

 

その前、キングギドラと行う「 破壊 」も 景気が良かったな~。

 

 

 

〔『 ゴジラ対ガイガン 』

ゴジラの 使いパシリをさせられる アンギラス

 

 

「 怪獣島 」で暮らす アンギラスが 異変を察した ゴジラから

「 日本へ偵察に行け 」と命令される、何だか 切なくなる場面。

 

子供向けとはいえ、「 吹き出し 」で喋る ゴジラは さすがに

やり過ぎか。

 

 

〔『 ゴジラ対ガイガン 』

自衛隊から 攻撃される アンギラス

 

さらに アンギラス、頑張って海を渡り 日本に 着いたと思ったら 自衛隊から 猛攻撃を受ける…という、悲しい おまけつき。

 

 

〔『 ゴジラ対ガイガン 』  「 メーサー殺獣光線車 」と

「 攻撃を受け 引き返す アンギラス 」〕

 

しかも、強力な「 メーサー殺獣光線車 」の攻撃も 受けるんだよな…

 

 

〔『 ゴジラ対ガイガン 』  ギドラガイガン 登場 〕

 

いろいろあって、地球侵略を目論む M宇宙ハンター星雲人

キングギドラガイガンを召喚。

 

ここ、「 キングギドラ出現 」の描写が カッコよくてね。

 

 

〔『 ゴジラ対ガイガン 』

「 ゴジラ・タワー 」と その周りを飛ぶ ガイガンギドラ

 

 

〔『 ゴジラ対ガイガン 』 町を破壊する ガイガンギドラ

 

 

〔『 ゴジラ対ガイガン 』  ガイガンの「 決めカット 」〕

 

 

〔『 ゴジラ対ガイガン 』 日本へ向かうゴジラアンギラス

 

アンギラス 二度手間…。

 

偵察は ラドンあたりに 頼むのが良かったのかも。

 

 

〔『 ゴジラ対ガイガン 』  「 ゴジラアンギラス 」、

ガイガンキングギドラ 」〕

 

 

「 タッグマッチ 」開始…するも アンギラスは あまり戦わないんですよね。

 

まあ、「 怪獣島と 日本を往復、そしてまた 日本へ… 」

考えれば しょうがないんですけど。

 

 

〔『 ゴジラ対ガイガン 』

「 ゴジラ・タワー 」からの レーザー攻撃 〕

 

頼みの ゴジラも「 ゴジラ・タワー 」の攻撃もあったりで

苦しい 戦いを強いられます。

 

…というか 結構 ボコられてましたね。

 

 

〔『 ゴジラ対ガイガン 』  ギドラに噛み付く アンギラス

 

アンギラスも 負けじと ギドラに噛み付く 活躍を見せるが…

 

 

〔『 ゴジラ対ガイガン 』  落下する アンギラス

 

あえなく 落下…。

 

どうよ、このアンギラスの扱い。

 

 

〔『 ゴジラ対ガイガン 』

アンギラス「 トゲトゲ背中 アタック 」

 

 

ここは ゴジラの「 ギドラの首 」の押さえ込み方が エグい。

 

散々な アンギラス でしたが、

最後は「 トゲトゲ背中アタック 」で 一気に 見せ場をさらう

大活躍を 見せてましたね。

 

 

〔『 ゴジラ対ガイガン 』  ガイガンキングギドラ

 

Mハンター星雲人も 載せたかったけど “アレ”なんで 割愛。

 

 

 

 

「 ゴジラ対メガロ 」(日/1973)

 

『 ゴジラ 』シリーズ 13作目。

 

「 核実験により被害を受けた、海底にある シートピア王国の

報復 」という話は好き。

 

ただ、「 シートピア海底王国 」は そんなに 絡んではこないんですよね。

 

そんな シートピアが送り出した怪獣が メガロ

 

海底王国の怪獣なのに「 昆虫(甲虫)型 」ってのがね…。

 

さらに、昆虫らしさが あまりない「 手 」も 残念。

 

まあ、「 手 」は『 ガイガン 』を流用するためでも あるから

仕方ないのかもしれませんが。

 

 

本作の「 見どころ 」としては メガロ よりは やっぱり、

人間型ロボットの ジェットジャガー になるのかな。

 

「 最後の戦い 」も ジェットジャガーが「 人間型 」って事で

ますます「 プロレスみたいな戦い 」になってたし。

 

その「 最後の戦い 」も( 結構 強引ですが )ガイガンの再登場があったりで 胸躍る内容に なってましたね。

 

 

 

〔『 ゴジラ対メガロ 』  シートピア海底王国 〕

 

 

〔『 ゴジラ対メガロ 』  メガロ の正面と 側面 〕

 

個人的に メガロの 好きなところは「 背中( 翅 )」。

 

短いカット ですが「 翅が開く 」描写も 上手く表現されていました。

 

あと 昆虫っぽい、横開きの「 口 」(「 顎 」と言うべきか )もイイね。

 

でも、ガイガンジェットジャガーと比べると「 地味 」なのは 否めないですが…。

 

 

 

〔『 ゴジラ対メガロ 』  メガロと ダムと トラック 〕

 

この「 ダム 」の場面が 一番 迫力があった。

 

 

 

〔『 ゴジラ対メガロ 』  攻撃を受ける & 反撃する メガロ

 

 

地上に来た メガロ、前作の アンギラス同様(?)自衛隊から

攻撃を受けるも、こちらは「 飛び道具 有り 」なため、反撃。

 

アンギラスとは違うのだよ、アンギラスとは。

 

 

 

〔『 ゴジラ対メガロ 』  メーサー殺獣光線車 〕

 

 

〔『 ゴジラ対メガロ 』  ジェットジャガー

 

普通のロボットの ジェットジャガー でしたが、地球の危機に

より「 意思を持ち 」、さらに「 巨大化する 」という トンデモ展開に。

 

ですが、前作で「 ゴジラが喋っていた 」からか、個人的には

違和感は ありませんでしたよ。

 

 

 

〔『 ゴジラ対メガロ 』

敵怪獣2体に 挟まれる ジェットジャガー

 

例によって ボコられてたな…。

 

 

〔『 ゴジラ対メガロ 』  ゴジラ参戦 〕

 

そこに ゴジラも合流…と、お決まりながら “燃える” 流れ。

 

 

〔『 ゴジラ対メガロ 』

人質っぽい感じになる、ジェットジャガー

 

 

この「 人質 」場面、しばし躊躇した ゴジラが かわまずに

ガイガンを 放射火炎で 攻撃するところは、

 

「 刑事モノ 」の「 人質を取った犯人を射撃 」の場面っぽくて カッコ良かった。

 

 

〔『 ゴジラ対メガロ 』

火に囲まれる ゴジラジェットジャガー

 

火に囲まれ、大ピンチ。

 

でも、ジェットジャガーの「 あ、オレ 飛べるんだった 」で

あっさり脱出。

 

 

〔『 ゴジラ対メガロ 』  連携攻撃 〕

 

 

〔『 ゴジラ対メガロ 』  「 メガロを 羽交い絞め 」からの

ゴジラの ドロップ・キック 」〕

 

ここの くだり、まんまプロレス だったな。

 

 

〔『 ゴジラ対メガロ 』  握手する2体 〕

 

 

〔『 ゴジラ対メガロ 』  シートピア海底王国の 司令官

 

最後は 司令官の「 メガロ顔 デザインの 冠 」で締め。