「 フロム・ダスク・ティル・ドーン 」(96年)
ロバート・ロドリゲス 監督、
クエンティン・タランティーノ 脚本( 製作、出演も )の
「 サスペンス 」 + 「 ホラー・アクション 」作品。
銀行強盗犯の セス と リッチー の ゲッコー兄弟は
行員を人質にとり メキシコを 目指していたが、
立ち寄った モーテルで 弟・リッチー が 人質 を殺害してしまう。
2人は 「 国境越え 」に利用するため、
新たに 元牧師・ジェイコブの一家 を 人質に取るが…。
セス・ゲッコー 役、ジョージ・クルーニー。
リッチー・ゲッコー 役、クエンティン・タランティーノ。
ジェイコブ 役、ハーヴェイ・カイテル。
ケイト 役、ジュリエット・ルイス。
“セックス・マシーン” 役、トム・サヴィーニ。
フロスト 役、フレッド・ウィリアムソン。
地獄のサンタニコ 役、サルマ・ハエック。
バーテンダー 役、ダニー・トレホ。
「 ジャンル映画 」としては 結構 有名な 作品ですね。
ヒットも したようで、2本の続編も 作られ、
近年も 「 ネトフリ 」 で ドラマ版も 作られました。
初見は 劇場です※。
好きな作品 で 今回で 4度目の 鑑賞かな?
( ※ 2作 同時に 上映開始した 『 2 』、『 3 』も 劇場で 連続 鑑賞。
両方 “イマイチ” だった ハズだが、
今回の 3度目の鑑賞では、前よりも “普通” に観れた )
G・クルーニー と H・カイテル が出てますが、
私的には 本作が 「 初 ジョー・クル※ & カイテル 」 なんですよね。
( ※ 次が 『 ピースメーカー 』〔97年 劇場で鑑賞 〕 )
という事で、今でも 2人といえば 「 セス 」と 「 ジェイコブ 」が
頭を よぎります。
本作は
前半 「 逃亡・サスペンス 」、 後半 「 吸血鬼モノ・アクション 」 と、
ジャンルが 変化する 構成。
何も 知らないで 観たかった 作品ですが、
雑誌で 展開は 知っていたので 若干の後悔が あります。
( まあ、その情報で 興味が湧き 観に行ったのだが )
「 2パート 構成 」って事で、「 サスペンス 」、「 アクション 」共に
少々 物足りなさも 感じなくは ないんですが、
それぞれ メリハリが 効いた演出だし、
Q・タラ らしい 「 セリフ 」や 「 人物描写 」も 滋味深く、
アクションも ちょっと 捻ってあったり、ケレン味にも 溢れていて
「 充実感 」が あるんですよね。
各自の 「 見せ場 」や 演出的な 「 見どころ 」も ちゃんと あるのも
高ポイント。
前半は 冒頭の酒屋で 「 銃撃戦 」があるものの、
ほとんど 「 逃亡・サスペンス 」。
一番の 見どころは Q・タラ 演じる “性犯罪者の弟”・リッチー の
「 イカレっぷり 」 かな?
酒屋 での 「 セスへの 耳打ち 」 と
店主への 被害妄想的な 「 いいがかり 」が 怖・面白いし、
ケイト への 視線も キモくて 楽しい。
「 サスペンス 」としては 意外と アッサリめ なんですが、
リッチーの おかげで 結構 盛り上がります。
中盤は 待ち合わせ場所の バー・「 ティティー・ツイスター 」 での
会話が中心 なんだけど、
上記したように Q・タラ の 「 セリフ 」や 「 人物 描写 」が 巧みで
飽きないんですよ。
後半の 店員との いざこざ から 始まる 「 ホラー・アクション 」展開も、
程よい 残酷表現で サクサク 死んでいく、「 人間 & 吸血鬼 」たちの
描写が 愉快だったし、
何より 主人公たち「 生き残り組 」が カッコ良く、盛り上がるんですよね。
ここから 画像。
〔 『 フロム・ダスク~ 』より、冒頭の 「 酒屋 」場面。
左が セス 役の G・クルーニー、 右が リッチー 役の Q・タラ。
すぐ 殺そうとする リッチーが ヤバイ…。
G・クルーニー は 今後も こういった 犯罪者は 演じなさそう?なので、
この セス役 は 結構 貴重…かも 〕
〔 『 フロム・ダスク~ 』より、
先の銃撃戦で 穴が開いた “掌” から セス を見る リッチー。
この後の 「 掌を ガムテープ で グルグル巻き にする 」描写も 好き 〕
〔 『 フロム・ダスク~ 』より、トランクの 人質。
こういう 「 昔の サスペンスっぽい? 」描写 からも
本作が 「 グラインドハウス 」( 低予算映画 “2本” 立て )の雰囲気を
意識していたのが 垣間見えますね 〕
( 『 フロム・ダスク~ 』より、「 妻の死 」で 信仰心を なくした
元牧師・ジェイコブ 役の H・カイテル )
〔 『 フロム・ダスク~ 』より、 ジェイコブの 子供たち、
スコット(左 )と ケイト( 右 J・ルイス )。
幼い感じが残る J・ルイス でしたが、
これより前の 『 蜘蛛女 』( 93年 “最恐女” 映画 ) では
主人公( G・オールドマン )の 愛人役 なんですよね。
ちなみに 『 ナチュラル・ボーン・キラーズ 』( Q・タラ が原案だった )は 94年 〕
〔 『 フロム・ダスク~ 』より、
待ち合わせの バー・「 ティティー・ツイスター 」の外観 )
〔 『 フロム・ダスク~ 』より、バー店内 〕
〔 『 フロム・ダスク~ 』より、バーテンダー 役の ダニー・トレホ。
トレホ は 続編2作 にも 出てます 〕
〔 『 フロム・ダスク~ 』より、客の1人、
“セックス・マシーン” 役の トム・ザヴィーニ 〕
〔 『 フロム・ダスク~ 』より、
“セックス・マシーン” の 股間部・ピストル 〕
〔 『 フロム・ダスク~ 』より、客の1人、
フロスト 役の フレッド・ウィリアムソン。
Q・タラ 監督 『 イングロリアス・バスターズ 』(09年)の 元ネタ、
『 地獄のバスターズ 』(78年)に 出てます 〕
〔 『 フロム・ダスク~ 』より、
ダンサー・地獄のサンタニコ 役の サルマ・ハエック。
この 「 妖艶ダンス 」も 見どころ 〕
〔 『 フロム・ダスク~ 』より、
その サンタニコ の 「 脚から伝った 酒 」を 飲む リッチー。
「 足アップ 」描写が あるなど、ちゃっかり 自分の 嗜好 を取り入れる Q・タラ であった… 〕
〔 『 フロム・ダスク~ 』より、正体を 現した サンタニコ。
バーは 「 吸血鬼の巣窟 」だと 判明し、「 アクション 」展開に。
サンタニコ だけ、何故か ヘビっぽい デザイン 〕
トレホ も この通り。
この後、「 吸血鬼 VS 客 」の 楽しい 乱戦 模様に。
「 トレホ VS サヴィーニ 」は 見どころ( すぐ決着が つくが ) 〕
〔 『 フロム・ダスク~ 』より、溶ける吸血鬼。
ケイト により 「 十字架 の ネックレス 」を 口に入れられた
“呼び込みの男” は、ドロドロに溶ける。
演じる チーチ・マリン は 国境警備員 と カルロス の 全3役。
ちなみに 「 特殊メイク 」は KNB・エフェクツ。
そもそも 原案は 「 KNB 」の1人、ロバート・カーツマン だったりする 〕
〔 『 フロム・ダスク~ 』より、
フロスト による 「 テーブルの足 で 吸血鬼4人串刺し 」。
この場面も イイが、「 心臓抜き取り 」も カッコイイぞ 〕
〔 『 フロム・ダスク~ 』より、あらかた 吸血鬼を 倒した 4人。
その 前に 現れたのが… 〕
〔 『 フロム・ダスク~ 』より、4人の 女性吸血鬼。
こういう 「 画作り 」は 上手いな~ ( すぐ決着は つくが )〕
〔 『 フロム・ダスク~ 』より、
サンタニコに 噛まれ 吸血鬼化 した リッチー。
少しカッコ良くなっている ような… 〕
〔 『 フロム・ダスク~ 』より、
セス が ジェイコブに “神の僕 ( しもべ )”か 問う 場面。
この前の セリフ、
「 彼は 神の僕 だ。 水道水も “聖水” に変えることが出来る 」
から始まる この くだり、個人的には 名場面 なんですよね~。
でも、字幕は 「 熱烈な 」 より、前観た方の 「 忠実な 」の方が 好み 〕
〔 『 フロム・ダスク~ 』より、上からの続き。
いとも簡単に “ジョブ・チェンジ”( 復職 ) するんだけど、
ジェイコブ の
「 私は… 神の… 忠実な 僕 だ 」 に グッと くるんですよね~ 〕
〔 『 フロム・ダスク~ 』より、
吸血鬼化 に気付く “セックス・マシーン”。
ここでの サヴィーニ の コメディ演技も 最高 〕
〔 『 フロム・ダスク~ 』より、
超・カッコイイ ジェイコブの 「 十字架・ショットガン 」 〕
〔 『 フロム・ダスク~ 』より、
「 水鉄砲 」 と 「 コンドーム・水爆弾 」の「 水 」を 「 聖水に 変える 」
場面。
短いカット だけど、個人的には 地味に 名場面 〕
〔 『 フロム・ダスク~ 』より、ラストバトル の ジェイコブ一家と セス。
一家は 「 ボーガン 」、「 十字架・ショットガン 」、
「 聖水 水鉄砲 & 水爆弾 」 で、
セスは 「 ハンマー・ドリル + 木の杭 」の DIY武器 と、
“アツイ” 装備 〕
〔 『 フロム・ダスク~ 』より、ラストバトル の吸血鬼軍団。
一番前の 吸血鬼の ダメージ は 「 聖水爆弾 」によるもの 〕
〔 『 フロム・ダスク~ 』より、デカい・ネズミっぽい 怪物。
首が無くなった “セックス・マシーン”の体が 「 怪物化 」する、
サービス満点の この展開も 嬉しい。 すぐ決着は つくが 〕
「 ジャンル映画 好き 」なら 楽しめる人は 多そうですね。
あと、
「 G・クルーニー、 H・カイテル 好き 」にも オススメ…かな?
ちなみに
ロバート・パトリック主演の 『 2 』は、「 続編と 思わなければ 」
“それなり” で、
前日譚 である 『 3 』は 「 西部劇 」展開が なかなか良くて、
“まあまあ” でしたね。
オススメ度 としては 低いけど。



























