シンプルな 逃走・追跡劇 サスペンス 「 ノー・エスケープ 自由への国境 」 | berobe 映画雑感

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「 ノー・エスケープ 自由への国境 」

( メキシコ / フランス・2015 )

 

アクション・サスペンス 作品。

 

ジャンル・映画 の カテゴリー だと、「 人間狩り モノ 」 ですかね。

 

 

監督の ホナス・キュアロン は、アルフォンソ・キュアロン 監督の

息子です。

 

 

メキシコ から アメリカへ 密入国した モイセス たちは、

ライフルを 持った アメリカ人、サム に 命を 狙われる…。

 

 

モイセス 役、ガエル・ガルシア・ベルナル

サム 役、ジェフリー・ディーン・モーガン

 

 

逃走する者 と 追跡する者 の シンプルな 構成です。

ドラマ部分も ほとんど ありません。

 

 

密入国者たち は 車が故障し、歩いて 移動していた ところを

サム に見つかり、射撃されるのですが、

 

その場面、1人ひとりの 胸や 頭に 弾を当てていて、かなり エグくて

最高でした。

 

 

モイセスら 数人は かなり 遅れていた ため、その時は 助かるのですが、

サム の飼っている 犬の トラッカー に見つかり、追われる 展開に。

 

 

そして モイセスら を追いかけた トラッカー は、

最後尾の者の “首” に 噛みつき、1人 殺ります。

 

追いかけてくる トラッカー 自体 恐ろしいのに、「 1人殺る 」 ことで

殺傷能力の高さ を見せ、恐怖感を 増しています。

 

こういう 積み重ねが サスペンス では 大事なんだよな~。

( あと 単純に 残酷描写 が楽しい )

 

 

序盤に比べ サム の射撃の腕が 少し下がりますが、

最初の 射撃後、酒を飲んでいたので 一応 説明がつきますね。

 

 

あと 砂漠が 舞台ですが、岩場や 岩山、 樹木や 灌木 と、

変化に富んだ 地形、風景 で、サスペンスな局面 も意外に 豊富

でした。

 

個人的に 後半の ○○○○地帯 は スリリングで 盛り上がりましたね。

 

 

最後の 長~い 追いかけっこ は、「 争いの不毛さ 」 を 表していた

のでしょう・・・多分。

 

サム「 国を守る 」 から 「 復讐 」 へと 変遷したのが 印象的でした。

 

 

出演者では 主演の 2人 も良かったけど、

やっぱり 裏主人公?の 犬の トラッカー が 怖くて 可愛い 役で

最高でしたね。

 

 

シンプル な展開ながら 単調にならない 工夫を していて 楽しめました。

上映時間 も 88分 と短めで 気軽に 観れるかな。