「 ハクソー・リッジ 」 (オーストラリア/米・2016)
1945年、沖縄・前田高地( ハクソー・リッジ ) での戦闘と、
信仰のため “銃を持たない” 米兵 デズモンド・ドス の 負傷兵救出を描いた 実話戦争ドラマ。
主人公・デズモンド 役に アンドリュー・ガーフィールド。
監督は メル・ギブソン。
戦闘場面 目当てで観ました。
しかし前半も、 デズモンド の 「 教義のため 銃を持たない 」 という、
“信念の戦い” が、思ったよりも 楽しかったです。
デズモンド の 父親( ヒューゴ・ウィーヴィング )の、
先の大戦での PTSD の描写も 上手く、 生き残った 罪悪感 の表れも切ない。
あと、「 米軍は しっかりしてるな~ 」 と思ったのが、
上官が デズモンド に 暴力を 振るわない所 と、
( 除隊に 追い込もうとしますが )
ちゃんと 軍法会議で けりをつける所。
当たり前 なんだけど、
日本だったら、上官に歯向かったら 鉄拳制裁 ですからね~。
( デズモンド も 同じ隊の奴らには ボコボコ にされたけど… )
後半の 戦闘場面は、血肉が飛び散り、手足が千切れ飛ぶ、
凄惨な残酷描写 が豊富で、
死体を “盾替わり” にしての 突撃が インパクト ありましたね。
あと、火炎放射 や 砲撃 もあり、文字通り “地獄絵図” を堪能できます。
デズモンド の 「 負傷兵 救出 」 は 地味な感じか と思っていましたが、
以外にも エンタメ性 があり、 銃を持てないので サスペンス性 も
高まり、とても面白かったですね。
“救助で 引きずられながら 銃撃” が 素晴らしく、盛り上がりました。
実際は ボロボロ だった 日本兵が 強く 描かれていたけど、
相手兵が ボロボロ だったら 倒しにくいもんな~と、一応 納得。
A・ガーフィールド は、熱心な カトリック信徒でもある メル・ギブ 監督の
手腕で、
『 沈黙 』(16年) よりも、信仰心 の表現に 深みと 説得力が ありましたね。
前半と後半、それぞれ違った 面白さで、かなり楽しめました。