“密室殺人” と “事故隠ぺい” のミステリー・サスペンス 「インビジブル・ゲスト」 | berobe 映画雑感

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「 インビジブル・ゲスト 悪魔の証明 」

(スペイン・2016)

オリオル・パウロ 監督の ミステリー・サスペンス 作品。

 

ネタバレ 無し。

 

 

実業家・ドリア は、ホテルの部屋で起こった 浮気相手・ローラ 殺害 の容疑を掛けられている。

 

事件当時、部屋には ドリアローラ しか居らず、ドアには チェーン が掛かっていたのだった…。

 

ドリア は 新たに雇った 女性弁護士・グッドマン に、事件のあらまし と、 隠蔽 した “自動車事故” と “青年の死” について語るが…。

 

 

 

回想で 殺人事件、自動車事故 と その隠蔽 が描かれる展開です。

 

 

序盤から、

 

ドアに “チェーン” が掛かっていて、“窓” も 内側から開けられない

“密室殺人” と、ミステリー好きの 琴線に触れる 回想の場面があり、

気分が上がりますね~。

 

 

あと、新証人により、法廷に ドリア が 呼ばれるかもしれず、

その為 180分 しか時間が無いのも 地味に 緊張感を煽りますし、

 

事故の隠蔽 と その顛末 の サスペンス演出も上手いですね。

 

 

事故現場を 通る車を 誤魔化す 場面は、

ただ その場面を 盛り上げるため だけではなく、

後からも その くだり が 活きてくるし、

 

『 処女の泉 』 を 想起させる、ローラ と 車の修理を頼む トマス との

“因果な関係” など、

サスペンス と 娯楽性を 高める 脚本が 素晴らしい。

 

 

細かい 伏線( アンフェア、ミスリード 含む )も 多くあり、ミステリー気分 を高めますし、

後半の 畳みかけるような 怒涛の推理?も 楽しいですね~。

 

あと、『 サスペリア2 』 的(?)な、映像トリック(?)も 個人的には

かなり 好きです。

あそこは もう少し ハッキリ見せても 良かったかな。

 

 

最後の ミステリー・サスペンス な “ケレン味” も気持ちイイな~。

 

ハッタリ気味 な サブタイトル も 結構いいんじゃない?

 

 

サスペンス・ミステリー 要素が 少し過剰なのが 楽しく、

とても 面白かったですね。

ミステリーが 好きなら 結構 楽しめるんじゃないかな。