エストニア・タリン1人旅(サウナ巡り編)
タリンひとり旅の2日目は、エストニアからフェリーに乗って、フィンランドのヘルシンキへ行こうと思っていた。
が。
オタク君が「なんでフィンランドぉ〜!フェリー往復何時間なの?え?5-6時間っ!?移動含めたら何にも出来ませんよー!」と数字を出してきたので、「たしかに!」と思ってやめた。
なぜフィンランドへ行きたかったかというと、サウナがあるからだ。
でも調べたらタリンにもたくさんサウナがあることが分かった。
さすがフィンランドのご近所さん!
というわけで、ランチの後に厳選したサウナへ向かう。
サウナへ向かう途中、石に腰掛けて読書する少年に遭遇。
その背中がちびたんソックリだったんですよ!
え?ちびたんが何でここに?って二度見した。
↓ちびたんの背中ソックリ君。
落書きのある木造の家を通り過ぎ
線路をテクテクと渡り
着いたところはkalma saunaというサウナ。エストニア最古だか、タリン最古だかのサウナらしいです。
すご。←よくわかってないくせに!
12€払って入場。
階段を上がって脱衣所らしき部屋へ入る。
↓がらーんとした殺風景な脱衣所。ロッカーは鍵付きでした。
続きましてタリンのサウナ2件目
ローカルサウナは懲り懲りだよ、と思ってリゾートっぽい新しいサウナへ行くことにした。
なんでもサウナの種類が20種類くらいあるんですって、奥様。
で、前日の夜、「水着忘れた!」ってことに気がつきました。
水着、いくらするのかなー?安くても60€くらいするかなー。やだなー、と思っていたら閃いた。
私にはRimiがついている!
Rimiは日本のイオンみたいなとこ。食料もちょっとした衣服や雑貨も売ってるミニイオンか(でも小さいRimiは食品だけ)。
服はしまむらみたいなクオリティでしまむらみたいな値段。
というわけでやって来ました大きめのRimi。ホテルから徒歩ですぐ。
1番シンプルな黒い水着が半額で12€というRimiあんしん価格。
季節の終わりだからか半額セール中だった。
いかにもヨーロッパおばが着てそうなお腹周りがゆったりした水着。
これを着る日が来ようとは、私も立派な中年か。
で、12€のこの水着の着心地が良くてびっくりした。
お腹周りがゆったり作られているので、脱ぎ着がしやすい。
胸元の開きも思ったより気にならず。
ヨーロッパの水着にしては珍しくパットも付いている。
Rimi、できる子。
というわけで、水着を忘れてしまってタリンで安く買いたい場合は、Rimiへ駆け込みましょう。
さ、気を取り直してサウナへ向かいます。
旧市街からバスで30分くらいかしら?
住宅街で軽く迷子になりました。
サウナの場所はめっちゃ郊外の団地の中。
絵本の中みたいなのは旧市街だけで、ほかはロシアの団地みたい。
やっとの思いで辿り着いたエラムススパというサウナ。
正式名はMustamäe Elamus Spaというらしい。
中の写真は撮れませんでしたので入口のポスターを。
子供エリアと、子供が入れないエリアで料金が違うのだけど、私は勿論子供が入れないエリアも希望した。
料金は平日の14時前は安いとかで14€。てことは、168クローナ!
スウェーデンではありえない価格安だった。
受付で、「14€で何時間いて良いのですか?」って聞いたら、
「え?1日中いていいんだよ!」って言われてびっくり。いちにちじゅう!
下の写真は、子供が入れないエリアの更衣室。
入口で靴を脱がないから、床が汚くて嫌だった。
やはりビーチサンダル持参は必須なんだな。
スパは20種類ってレセプションが言っていましたが、ネットでは22種類とも。情報が錯綜しております。
塩揉みサウナ、泥サウナ、アロマサウナ、暗いサウナって感じで色々なサウナがある。
温度は60℃から10℃刻みに上がって100℃まであったかなー。
部屋の外に部屋の温度を表示してくれているのが親切。
水風呂は8℃。子供が入れる方の水風呂は12℃。いいんでないかい。
プールもあるし、水分補給の水飲み場も用意されている。
子供エリアのテラスがすごく良かった。チェアーに寝転んで微睡んだり。
テラスの舟形サウナもミツバチサウナも全部良かった。
あと、アロマミストサウナは優しい音楽が流れていたし、
高温サウナは、中世の歌があって雰囲気出ていた。
エラムススパ、大好きだよー。
初日のカルマサウナみたいに怒られるんじゃないかとドキドキしたけど、
若い人が多かったからか誰からも怒られなかった。
てか、サウナを出て水風呂に直で入ったお姉さんいたが、
あの全裸おばが見たら卒倒してしまうはず。
帰りがけにスウェーデン人のグループに遭遇して、ちょっとホッとしてる自分がいてビックリした。
エストニア語がマジで全く分からなくて不安だったんだなーと思った。
エストニア語で覚えたのは、バスやトラムのアナウンスで頻発する「ヤルミネぺルトス(次の停車駅)」だけだ。
あと、スウェーデンでは怒鳴られたことってないから、穏やかなスウェーデン人っていいなぁと思った。
ま、スウェーデン人は面と向かって言わないだけで裏でぐちぐち言うわけだけど、そんなの怒鳴ることに比べたら全然良くない?
それに、自分のスウェーデン語は赤ちゃんみたいだなと常々思っているけど、エストニア語に比べたらスウェーデン語全然わかるじゃん!って思った。
スウェーデンの良さを再発見みたいな旅になりました。
帰り、また団地内を駆け抜けてバス停へ。
タリン観光編へしつこく続く。