日本へ里帰り2023年末(まとめ)
日本のあれこれ。
子供料金どうなってるの問題
12歳になったちびたんは、スウェーデンで電車やバスに乗る時には乗車券を買っている。日本はどうなん?と思ったので、日本へ行く前に調べてみた。JR東は、12歳以上でも小学生の間はこども料金ということだった。スウェーデンは年齢できっちりと分け、日本は学校などの属性で分けるのだなとわかった。
JR東日本の子供料金
- おとな 12歳以上(12歳でも小学生は「こども」です)
- こども 6歳~12歳未満(6歳でも小学校入学前は「幼児」です)
- 幼児 1歳~6歳未満
- 乳児 1歳未満
WIFiどうするの問題
前回の帰国の時と同じで、前日にオタク君がe-simを買ってセットアップしてくれた。30日間10GB使えて9ドルだったという。これは安いらしいです。こういうのを調べるのが本当に面倒なので、オタク君がやってくれて助かっている。「乗り継ぎのフランクフルトを過ぎたら、機内でesimをセッティングしてください!と言われたのでそうした。設定で、スウェーデンをオフにして、日本のSimをオンにする。昔は、SIMカードを買って、日本に着いたらそれを付け替えて、、、とかやっていたのに時代はどんどん便利になっていくのですね。
スウェーデンの仕事っぷり問題
空港まではタクシーで行くことにした。スーツケースが5つあるので大型タクシーを予約したのに、当日アパートの前に着いたタクシーは後ろがちょっと長めの普通車だった。そんなー!
運転手さんが四苦八苦してスーツケースを載せてくれましたが難航。助手席にスーツケースを入れないと入らない!という状態になった。というわけで、空港まで見送りに来てくれるはずだったオタク君が乗れずに、自宅前でバイバイした。通常、支払いの際にチップを要求してくるタクシー運転手だが、何も言ってこなかったので一応悪いとは思っていた様だ。
以前の私はこんな時、「大型タクシーを予約してるんですけど、なんでこんな小さい車なの?」って文句を言ったと思う。でも今は諦めたのかなんなのか、「ま、しょうがないっすね。とりあえずスーツケースを積み込んでみましょうか。」と言った風情で文句も言わない。This is スウェーデンのサービス、だもん。いちいち怒っていたら身が持たない。本当にあきらめがすごい。
乗り継ぎフランクフルトのパスポートコントロール
オタク君から、「妻が子供2人を連れて日本へ行くことの同意書」を預かっておいた。ハーグ条約のアレですね(何?)。子供達が小さい時には「父親は?」と聞かれ、同意書を見せていたのだけど、今回は一切聞かれなかった。こんな大きい子を勝手に連れ出すとは思わないからなのか?
ぶつかりおじさんこんにちは
品川駅で乗り換えたら、おじさんにすごい勢いで肩のところにぶつかられて吹っ飛んだ。えっ!?と思って振り返ったらダッシュで逃げていきましたけど?これが有名なぶつかりおじさんか!と日本名物?を見るような気持ちだった。や、名物じゃねぇよとか言われそうだけど。
新年初暴走
時差ぼけなのか、新年明けて2時半頃に目が覚めてしまった。
ら。
遠くから改造バイクの♪パラリラパラリラパラリラ〜♪って走る音が聞こえてきてグッときた。実家付近の田んぼはいまだに田んぼだし、いまだに改造バイクで走る少年はいるし(おっさんだったらどうしよう?)、まだヤンキーがいたのか!と感慨深い。あとヤンキーって結構季節の行事を大切にしますよね。車にしめ縄を飾ったり、ちゃんと新年初暴走したりきちんと成人式に出席したり。私は成人式には参加しなかったけど。
久しぶりの緊急地震警報
お正月にちびたんと和室でくつろいでいたら、緊急地震警報が鳴ってビビりました。物事に動じないちびたんも流石に「なに?」と身構えていた。
日本での色々
- 子供たちがイオンを気に入って、連日「イオン行こう。」と誘ってきた。確かにイオンはなんでもあるし魅力的。
- 近所の温泉というかスーパー銭湯が素晴らしかった。1,000円以下で露天風呂から内風呂からサウナから、畳の休憩所から食堂まであって、うちの近所にあったら週一で通っちゃうなと思った。
- 咳をしていたら、母から首にネギを巻かれました。長ネギを焦げるくらいまで焼いて、手拭いで包んでから首に巻く。喉に良いらしい。
- 電車に乗っていたら人身事故に2回遭遇した。友との待ち合わせに間に合うかしら?と思っていたら、「事故の影響で、この先電車が詰まっていますが、行けるとこまで行ってみまーす!」というアナウンスが流れた。「どこまで行けるんだろう?」とワクワクした。
- 本を買ったらブックカバーが有料で4円になっていた。ついにブックカバーが有料ですか!
- 某所で住所変更をしたら、「在留届を見せてください。」と言われて、はぁぁ?となった。「日本人ですけど?」と言ったら、「ええー!」って顔をされたのが腑に落ちない。何がいけなかったのだろうか?
- 機内で見た映画は、山田洋次監督の「こんにちは母さん」が1番面白かった。クドカンも出ていたけどハマり役だなと思った。吉永小百合さんの佇まいが綺麗すぎて「こんなおばあちゃんはいないだろうよ。」と思うなど。
- 飛行機から見たスウェーデンの大地が砂漠みたいでびっくりした。一面が砂の色。よく見たら雪で白くなっていたことがわかった。普段は真夜中に到着するので大地がよく見えないけど、昼間に到着すると大地が白っぽくて綺麗なのだなと思った。
- アーランダ空港にしつこくクリスマスツリーが飾られていてイラッときた。
- 帰りはミュンヘン乗り継ぎで、パスポートコントロールの人に、「スウェーデンじゃなくてスイスの居住許可は?」と言われて、「スイスには住んでないからスウェーデンのしかない。」と言ったら、「なんで?なんでスイス人なのにスウェーデンに住んでるの?」と戸惑われた。スイス人がスウェーデンに住むことに戸惑われるのは毎回恒例。何がそんなに不思議なのだろうか?
- 子供たちが昨夏スウェーデン国籍取った時の手紙に「この通知をもって永住権カードは無効」と記載されていたことに、スウェーデンに戻ってから気がついた。帰宅してオタクくんに言われてわかったのだ。その割にパスポートコントロールで(無効の)永住権カードを出して大丈夫だったのはラッキーだった。スウェーデンに戻ってすぐに警察署へ行き、一週間でスウェーデンのIDカードを取得しました。
- 乗り換え空港でスウェーデン語が聞こえてきてイラッときた。なんなら羽田でもスウェーデン語が聞こえてきたのも嫌だった。スウェーデン語を聞いてホッとする日が来るのはいつなのだろうか?
- アーランダ空港に着いたブーブーさんは、「日本の空港は綺麗だったねー。」と一言。ですよねー。
- タクシーの運転手がかるーいノリの中東の方で、スウェーデンに戻ってきたなぁと感じた。関係ないけど、中東系のタクシードライバーさんって、1人でタクシーに乗ると「子供いる?」って聞いてきて、「いる」と答えると「何人?男?女?」って聞く人が多くありませんか?で、「であなたは?」って聞き返すと3人とか4人とか答える人が多くないですか?
快適日本からスウェーデンに戻り、適応障害中。今月は療養期間と決めている。
おわり