Londonひとり旅(空港編)
学校も卒業したことだし、シレーっとロンドンへ一人旅へ行ってきた。2019年のオタク君からのクリスマスプレゼントです。コロナで一回キャンセルしたので、悲願の旅。
当日の朝
朝が早いフライトなので、5時過ぎにソーッと出かけようとしたら、ブーブーさんが起きてきて、私に抱きついてきた。私にしがみついて離れずに、ポロポロ涙を流している。母性ぶしゃー(と、溢れ出している音)。私もブーブーさんをヒシと抱きしめて、思わず涙ぐむ。
もうロンドンに行くのをやめようかな?と一瞬思った。でも、「や、別に永遠の別れってわけじゃないよね?」ということに気づいて、「ブーブーさん、明後日帰ってくるんだけど?」って言ったら、「わかった。」と言われ、玄関でバイバイ。
タクシーに乗り込もうとしたら、アパートの窓からブーブーさんが「ママーっ!!」と手を振ってくれた。タクシーが見えなくなるまで、ずーっと手を振ってくれた。ブーブーさん、好き。
それにしても、オタク君が出張へ行く時は全く泣かないのに。見よ、オタク君!これが母親と父親の差なのだよ、となぜか得意気になった。
タクシーにて
私が今まで空港へ行くときに乗ったタクシーの運転手さんは、中東系かアフリカ系の男性。彼らは、母国語で誰かと電話しながら運転するのがデフォルト。この日の運転手さんは中東系の方だった。
そして、どうしてなのか、毎回スピード狂の人に当たってしまう悲劇。この日の運転手さんもやばかった。空港に向かう高速で、他のタクシーをガンガン追い抜いていくのはデフォルトなのだが、この方は、肩肘ついて、魔法瓶のお茶を飲みながら運転していた。コップで飲むタイプの魔法瓶なので、蓋をとる、コップにお茶を注ぐ、魔法瓶を座席の横に置く(よそ見運転)、という一連の動作が全て片手運転で行われ、空港に着く前に死んじゃうのではないかとハラハラした。その間もすごいスピードで追い抜いていく。
中央線も何回もはみ出すので、最終的に両手を組んで神様に祈った。なんなら亡き祖父母にも祈った。「無事に空港へ着かせてください。」と。無事にアーランダ空港に着いた時は、滝のような汗をかいていた。
支払いの時にチップの入力も求められたが、「出すかーい!」。チップどころか、クレームを送られなかっただけでも有難いと思って欲しい。
空港内
前日の夜に、オンラインでチェックインして航空券もプリントしておいた。預け入れ荷物のスーツケースですら、自分でバーコードをピッと当ててベルトコンベアーに乗せたので、誰とも喋らずに全ての手続きが終了した。
その後あっという間にセキュリティを通過したら、あれ?暇じゃん。空港へ早く着きすぎたみたいです。2時間前に着いたのだけど。暇すぎたのでお腹も空いてないけど、なんとなく朝ごはんを食べてボーッとする。無駄に免税店を吟味する。
で、ぼちぼちゲートに行きますか、と思い歩いて行ったら、イギリス行きの飛行機が国際線扱いで出国チェックみたいなのがあったので焦る。EUから離脱してたんだっけ。やだー。間に合うのかー?
突然の出国チェックの登場に気が動転し、パスポートだけ出して待っていたら、検査官みたいな人が私のパスポートと私とスクリーンを何度も見ている。何事?
「あなた、スウェーデンにどのくらい滞在してるの?」と聞かれたので、「えーと、6年くらいでしょうか。大体だけど。」と言ったら「6年!はぁ?なんで!?」とびっくりしている。この驚きっぷりで不法滞在を疑われているのか?ということに気がついて、永住権を見せたら通してくれた。
ていうか、日本へ行く時にも、出国時に滞在許可とか出した記憶がないのだけど?どっかで見せてるのか?イギリスがEUじゃないから?チェックインの時に見せてるのか?もう分からない。ま、イギリスがEUじゃなくなったのねということを強く実感した出来事。
飛行機内にて
空港でも機内でもマスクをしている人は見かけなかった。しかし、飛行機の隣のおっさんがものすごい咳をしていたので急遽マスクをつけた。マスクでは菌から守れないという気はするが、、、それでもなんとかして身を守りたかった。ていうかこのおっさんが、咳をするときに口を抑えないで、盛大に撒き散らす感じで咳をするからイラーっときた。
飛行機は定刻に離陸し、ロンドンは惚れ惚れするほどの快晴で、空港へ行く途中のタクシーで死ななくてよかったと、心から思った。
最後にロンドン写真館。
つづく。



