インターン始まる
インターンが始まって1ヶ月が過ぎたけど、クビになっていないしクビになる気配もない。むしろやることが多くて忙しい。「あー良かったー」とオタク君に喜びを伝えたら「だからインターンがクビになる訳ないじゃないですか!雇われてないんですよ!」と正論で返された。
でもクラスメイトはクビではないけれど1週間でインターンをリタイアしたから、私もそうなったらどうしよう?と最初は心配でしょうがなかった。そのクラスメイトは会社のレベルが高すぎてついていけないと判断して、最初の週に自ら降りたらしい。
初日
会社のエントランスを入ってすぐのトイレに駆け込んで吐きました。緊張しすぎて吐きました。緊張どんだけ?オタク君に言ったら「そんなメンタルじゃヨーロッパ社会では働けないですよ!みんな図太いんだから!うさこももっと図太くならないと!」とダメ出しされた。や、随分と冷たいじゃないか。
IDカード
IDカードをもらい、会社の入り口でピッとカードをかざしてドアを解錠して中に入る。この感じ懐かしぃー。そしてオフィスには私のデスクと椅子がある。この感じ懐かしぃーアゲイン。嬉しすぎて日中も無駄に首からIDカードをぶら下げている。
初日、椅子に座ってオフィスを見回して「ここに座るまでが長かったなぁ、、、。6年もかかっちゃったよ、、、。」と心の中で思った。日本だったら、って比べてもしょうがないけど、日本だったら私の転職活動は結構簡単で、履歴書を出して面接に呼ばれて、面接を受けて採用通知という流れ、大体1−2ヶ月で終了。ま、私は中小企業を狙うのでこんな感じだ。それがスウェーデンでは6年。そもそも面接にすら呼ばれないでお祈りされるという非常事態連発だし。そしてただのインターンですらこの長さ。ま、自分のペースでやっていこう。
私のスーパーバイザー
インターン生には1人のスーパーバイザーが付き、いろいろ教えてくれる。平たくいうと私のお世話係的な感じの方で、その名の通り本当に申し訳ないくらいにいろいろ世話を焼いてくれる。もう足を向けて眠れません。
びっくりするくらい優しくて、スーパーバイザーさんのデスクのスクリーンを「大きくていいですねー」って何気なく言ったら、「うさこにも用意してあげるよ。」と言って大きなスクリーンをくれた。それがすぐ壊れたのだけど、すぐに新品のスクリーンをくれた。そんなつもりで言ったんじゃなかったのに。
通勤が面倒
最初は「オフィスに通勤する私」に酔っていたけど、だんだん面倒になってきたので、スーパーバイザーに「自宅勤務でもいいですか?」って言ってみたら「いいよー」とアッサリ受け入れられたので、今は週2出勤、週3自宅勤務となっている。
残業の有無
スウェーデンの会社って残業はないのだろうなーと思っていたら、2日連続で残業だった。話が違うじゃねぇか?誰だい?残業がないって言ったのは?そして初日から迎えが遅れてブーブーさんに泣かれました。部長みたいな偉い人が「うさこはお子さんの迎えがあるんじゃない?」って私のスーパーバイザーに言ってくれなかったら、きっともっと残業していたはず。
部長がキッチンの片付け
私が入れてもらっている部署の部長(本当はもっと長ったらしい横文字タイトル)が、従業員用のキッチンの食洗機から、洗いおわった食器を取り出して、戸棚に戻しているのを目撃した。それから水回りの拭き掃除とか、シンクに置かれていたコップとかを空になった食洗機に戻しているのをみて度肝を抜かれました。日本で働いていた会社で部長がそんな雑用をするのを見たことがなかったから。駆け寄って「一緒にやります!」って言ったのだけど、他の人は特に気にする気配もなく。や、気になるだろう?これがスウェーデンの平等主義なのか?雑用に部長もヒラも関係ねぇってか?
従業員用の休憩室が自宅のリビング
お昼は休憩室みたいになっている場所でみんなで食べるのだけど、そこがまるで誰かの自宅。10人くらい座れる大きなテーブルと、大きなソファ、テレビとお約束の間接照明があり、とてもくつろげる雰囲気。誰かの自宅か!と心の中でツッコミを入れた。
ランチは建物内のカフェで食べるか、お弁当持参。お弁当はかなり適当で、自分で作るのは卵焼きくらい。あとは冷凍の唐揚げやウィンナーを焼いただけ。プラス野菜とフルーツとふりかけご飯が定番。
そう、他の人のお弁当を見て度肝を抜かれたのだけど、ガラス容器に残り物ドーン!以上!みたいなお弁当を食べている。もはやお弁当箱すら使っていない。普通のタッパーに1品ドーン!とか。お弁当に1品以上はダメって法律で決まっているのでしょうか?っていう勢いで1品ドーン!
お澄まし顔で食べているけど、どこなの?お弁当箱はどこ?なんで1品だけなの?と心の中が大騒ぎ。でもスウェーデンは、レストランも1品ドーン!なメニューが多いから、お弁当もそうなるのかもしれない。1回の食事にちょこちょこ色々な物を食べるのって、日本人の特徴なんだなあ、と毎回思い知らされる。
最初の頃、オタク君が出張でいなくて、送り迎えとインターンと通勤とで疲れ果てた夜の夕食。スーパーのお惣菜コーナで買った。これを買うのすら気力がなくて大変だった。と、言い訳。
最初はせっせと作っていたお弁当だけど、3回に1回は↓こんな感じの冷凍商品になっております、現在。これで私も1品ドーン!族の仲間入り。
続く。(シリーズなのか?)


