移住6年の感想
引っ越して来たのがつい昨日のことの様なのに、恐ろしいことに6年経ってしまった。そしていまだに無職の学生だ。
変化
めっきりお化粧しなくなってしまった。ストックホルムへ上京するときは流石にお化粧するけど、近所のスーパーくらいなら、ドすっぴんだ。そういう時に限って子供達の友達のママさんにばったり会って立ち話をすることになる。でも向こうもドすっぴんだから大丈夫(何が?)
お尻を洗わないで湯船に浸かることにいまだに抵抗あり。洗い場と湯船は別にしてほしい。
懸念
スウェーデンの老人ホームで味噌汁は飲めるのか?80歳を過ぎて毎日じゃがいもとか食べたくない!とか、老後の食の心配ばかりしているが、オタク君からは「老人ホームに入らなくていいように体を鍛えておいたらどうですか?」と毎度提案されている。確かに。
気になること
子供達の学校の先生方が、学期末に親からのプレゼントを受け取ることにびっくりする。ちびたんのクラスは親同士でお金を出し合ってプレゼントするからいいのだけど、ブーブーさんのクラスは各自であげるので大変。担任、副担任、ちびたんの学童の先生(8人くらい!)、ブーブーさんの学童の先生(3人)と結構な出費。この謎習慣は廃止にしてほしい。でも先生方は嬉しいだろうなと思うとやめられない。日本のお土産文化みたいなものか。みんなやめたいけどやめられないっていうか、、、。
意識が変わったこと
スウェーデン人が英語を話せるのは当たり前と思うようになった。スウェーデン語、英語、ドイツ語、トルコ語、日本語など、言語を比較してその構造の違いを勉強してびっくりした。スウェーデン語と日本語は構造的に正反対で、スウェーデン語、英語、ドイツ語などは親戚のような関係。スウェーデンに引っ越してきた当初は「スウェーデン人って英語をきちんと話せてすごい!」と感嘆していたけど、むしろ、あんなに似ている言語で、しかも超シンプルな構造の英語くらい話せなくてどうすんの?と思う。
スウェーデンの残念なところ
教科書が高いし種類が少ない!!1冊500-600クローナくらいする。教科書というか専門書のこと。子供達の教科書は支給されるので。日本だと専門書が2500-3000円くらいで買えるし種類も豊富なのが良き。送料を払ってでも日本から専門書を取り寄せた方がお得。
日本のレシピを見ていて、「どこにでもある材料で簡単に作れます!」と書かれているのを見て絶望する。その「どこにでもある材料」って大抵ここスウェーデンでは、えのきやしめじや塩昆布や薄切り肉などの手に入りずらい高級品だから。薄切り肉を手に入れるのが簡単ってなに?とレシピに八つ当たり。
気分を整えるために◯◯をしよう!という雑誌の記事で「朝日を浴びよう!」というのを読んで絶望(絶望ばっかりだな)。冬は朝日が昇る前に起きますから。日が昇るのなんて9時過ぎじゃなかろうか?
Yahoo Japan! のサイトがスウェーデンから見れなくなっていて残念。
セールスの電話が多すぎ。以前はセールスの電話がかかってきたら絶対に出て、スウェーデン語の練習をしていたけど、最近は忙しいので居留守。大体毎回同じことしか話さないし。それにしてもスウェーデン人ってシャイな割にセールス電話が大好きなのはなぜだろう?といつも思う。
これは6年間ずっと思い続けているのだけど、スウェーデン人は何でもっと食べることを頑張らないのだろうか?なんでいつも同じ様なものばかり食べて満足なのだろうか?本当に謎。これは日本とスウェーデンのまさに最大の文化の違いだと思います(大袈裟か)
挨拶しない人たち。まー挨拶しない人たちですよね。イラッ。
良いところ
もちろん良いところもたくさんある。
緑のグレープが美味しい。茹でじゃがいもが美味しい。じゃがいもは本当に美味しい。やっぱり主食には力を入れているのだな。牛乳が安い。ワッフルが美味しい。スウェーデンのホテルの朝食で出てくる焼き立てワッフルは本当に美味しい。スーパーの魚屋さんの量り売りコーナーにあるlaxローラが美味しい、鯵のタタキっぽくて。スペルはわからない(あほ)。
人が少ないのがいい。ストックホルム時代はアパートの前を途切れなく人が歩いていて、それが嫌だった。郊外に引っ込んでからは、ベランダから外を見ても誰も歩いていない。ゴーストタウンか?と間違えるほとに本当に人が歩いていない。
森が近い。と言ってる割にあんまり行ってないけど、たまに森を歩くと本当にリフレッシュする。本当は毎日歩いたら良いのだろうけど。
急かす人があまりいないのがいい。スウェーデン人は基本的にのんびりだと思う。
本当にあった怖い話で、某日本人が朝の8時にメールしてきて、課題で忙しいし内容が面倒くさいからと後回しにしていたら、同じ日の夜8時に一言だけでも返信を!と急かしてきた。しかも朝のメールの文面は「お時間ありましたらお返事いただければ、、、。」って感じだったのに!怖い怖い怖い怖い。
日本社会だとこういう急かす系日本人がいるのがいや。言葉遣いは丁寧なのに、言ってることは図々しいっていうか。別件で日本人にメールしたら、3時間後に「返信が遅くてすみません」と返事がきてびっくりしたこともある。オタク君に言ったら案の定爆笑。3時間で遅いの!さすが日本人!と。笑いが止まらないオタク君。
スウェーデン人からこういう風に「すぐに返信ください!」と急かされたことは今の所ないなー。
最後にスウェーデンの最大に好きなところは学費を払わなくても勉強できること。ま、税金は払うわけだから間接的には払っている状態ではあるが。細かい定義は置いといて。親が貧乏でも子供は勉強できるって素晴らしい。もちろん大人も勉強できる。ちょうどyoutubeで、親がコロナ失業してお金がなくて、大学に進学できなくなったという日本のドキュメンタリーを見たところだったので、スウェーデンは素晴らしいなと思いました。
スウェーデン大好き。散々文句言っておいてもやっぱり好きだわ。
おわり