鬼から電話
iPhoneのデータ容量が上限に近づいてしまっているそうで、いらないアプリとか写真を整理する羽目になっている。
そして懐かしいアプリを見つけた。子供達のイヤイヤ期に使っていた「鬼から電話」というアプリ。
イヤイヤ期の子供達はこっちの言うことなんか聞いちゃいないから、どうしてもという時に、第三者から叱ってもらうことにしていた。その第三者が鬼なんだけど。常に使うわけじゃなくてここぞ!って時に使う。例えばレストランで騒いだ上に厨房に入ろうとして、そこはダメって言っても「はーいーるーのー!」って聞かなかった時とか。
子供から見えないようにアプリを起動すると、電話の呼び出し音がする。アプリの画面なのに実際に電話がかかってきたような演出。
呼び出し画面を1回子供に見せてから、「あれー?お電話がかかってきてるね?」と言いながらおもむろに返答する。「はい、もしもし、、。」と。それから、「ねぇ、ちびたん、鬼さんからお電話がかかってきてるよ。ちびたんにだって。」とスマホを見せる。
後ろ姿の鬼が怒りながら喋っている、そして振り返る。「ゴォルアー!言うことを聞かんかーい!!!」と振り返った鬼が激おこですわ。
キレッキレの鬼の前を見てちびたんは号泣。「鬼!鬼ぃ!あっち行けぇ!!!!!!!」と。
空気読めるブーブーさんには滅多に使わなかったけど、それでも鬼から電話があった時は、ブーブーさんは恐怖のあまり目に涙をいっぱいにためて固まって動かなくなった。だからブーブーさんに使ったのは1−2回くらい。ブーブーさんみたいな繊細な子に使ってはいけないと思った。でも、ちびたんの時は本当にお世話になりました。
赤鬼だけじゃなくて、他の鬼もいる。久しぶりに見たらヒカキン鬼とかいてびっくりだわ。昔は鬼のお千代がいて、それは顔がない鬼でこれも子供達号泣。
歯磨きをしない時にとか寝ない時にとか、場面別に鬼がいる。
このアプリが流行りだした頃には、「恐怖を植え付けて子育てするのはよくありません。」っていう偉い先生とやらがいたみたいだけど、そんなの無視ですわ。鬼アプリに頼りっきりなのはよくないけど、子供が大騒ぎ、さらに公共の場で大騒ぎで、それなのに疲れてヘトヘト、だから誰かに頼りたいって時に鬼に登場してもらうのはアリなんじゃないかと思う。
だけどもう何年も使ってないから、ここらでアンインストールかなと思う。
おわり



