オンラインクリスマス会を盗み見る。
オタク君の職場では毎年この時期にクリスマスのお料理を一緒に食べる習慣があるみたい。スウェーデンの典型的なクリスマス料理をブッフェで食べるっていうアレ。
でも今年はコロナで中止なんだろうなーと思っていたら、やるって言うじゃない。オンラインでやるそうだ。ヨーロッパ人のクリスマスへの執念を感じた。
食材を家まで届けてくれてそれを食べながらオンラインで繋がるんだとか。そこまでして!
子供が参加しても良いらしい、、、って、やだ絶対。
あの子達がいたら話なんて出来ませんよ?
オタク君の弟家族とのスカイプだって、どっちが画面にたくさん映るかで毎回大揉めに揉めるのに。
それをオタク君の上司や同僚に見られるなんて、何の罰ゲームなのか?秒で断りましたわ。
そのクリスマスランチの数日前。
電話に出たら「郵便局です。荷物を届けに来て、今アパートの外の道路なんだけど家にいる?」っていうから、てっきり日本の母からの荷物が届いたのか?と喜んでアパート下に走った。「今すぐ出て行きますんで!」って言って。
でもアパートの前の道路に郵便局の車が止まっていないからおかしいな?と思ったら、タクシーからおっちゃんが出てきて食材を渡されましたわ。郵便局が忙しいからタクシー会社に頼んで、職員の家を配達して回ってるのかもしれない。郵便局よりは確実だし、これはいい案かもね。スウェーデン人の発想の柔軟性が好きだよ。
届いたのは、大きなソーセージと小さなソーセージが1本ずつ。チューブに入ったブルーチーズみたいなのとクラッカー、クリスマスの飲み物(出来損ないコーラみたいなあれ。名前忘れた)と、ソーセージにつけるマスタードとジャム?あとはGodisと呼ばれるお菓子軍とチョコやペッパーカーカ。
オタク君は「なんでチーズがチューブに入ってるの!」と悲鳴をあげていました。オタク君はスイスの美味しいチーズをたまに懐かしんでいて、「スウェーデンのチーズはひどい。」って言って、たまにスイスの弟に愚痴っているのです、生意気にも。
貰っておいてなんだけど、届いた食材は全くテンション上がらない面子だった。
それとギフトカード。去年はカタログギフトだったのだけど、今年はネットで店舗を選んでそのお店のギフトカードをもらうシステムになっていた。
いいなぁ、私も早く働いてこう言うギフト貰いたいなぁと羨んだり。
そして当日。
5分前行動のオタク君は早々にオンラインに参加。遅れてくるインド訛りらしき同僚。や、知らんけど。でもインド人が時間に遅れてくるとなんか安心する。時間に正確なインド人って何か嫌じゃないか。聞き覚えのあるオタク君の上司や、若い人の声も。画面をチラ見させてもらったけど楽しそうだった。人の家の中が見えちゃうのがまたいい。
ていうか、オタク君って話を振られても、「今食べてますんで」って顔をして、みんなを待たせてまで口の中の物をちゃんと噛み終わってから発言するからハラハラした。みんなオタク君が噛み終わるまで待ってるわけで。やっぱりオンラインしながら食べるって無理があるんじゃないの?っていうのが1番気になった。
ま、オタク君的には、1番気になるのは私の盗み聞きだろうけど。
でも私が勉強しているダイニングテーブルに後から来たのはオタク君なんですよー。
誕生日にもらった高さが上下するデスクは、なんか居心地が悪くて使っていない昨今。
おわり