さよならストックホルム
このコロナ禍でしれーっとアパートを買って引っ越している。
元々賃貸できる期限が決まっていたけど、コロナを理由に賃貸延長とか出来るのかなー?と思って一応大家さんに聞いてみたら答えはNej(ノー)でした。そりゃそうだ。
今までは町の中心に住んでいたのだけど、それは賃貸だから住めたわけで、買うとなったら都落ちです。
ストックホルムで賃貸住宅を借りるのは大変なので、「賃貸がないなら買えばいいんじゃなくて?」っていうマリーアントワネット的思想で買いました。ていうか選択肢はそれしかない。周りもほとんどそうしてる。
郊外だったら中心部のアパートの倍の広さのアパートが、半額くらいで買えるもん。(←かなりざっくり計算だし、ピンキリだけど。)とにかく値段が全然違う。
でも都落ちの日が近づいてきたら引越しブルーみたいになった。友達のほとんどが町の中心部に住んでいていつでも会えたし、買い物もとにかく便利だったし、新聞記事に載っている新しいレストランやカフェを見て、行きたいと思ったらすぐに行けた。でももう行けない。や、行けるけど「どれ?ちょっとストックホルムまでことりっぷしましょうかね?」という距離。
引越し直前に初期のスウェーデン語学校で一緒だった同級生にスーパーでばったり会って、「XXに引っ越すんだー」って言ったら「なんでまたそんな遠くに!?」って驚かれた。歯に衣着せないのサンキューなんだけど。彼女は町のど真ん中の1億円以上するアパートをポンと買って住んでる富豪。だから庶民の生活はわからないはず。その帰り道に「あー私は『そんな遠くに』引っ越すんだ?」って悲しくなった。
そして今、引っ越して落ち着いてこの街を見たら、めちゃめちゃ気に入ってる。
まず人が少ない。高い建物があんまりない。でも買い物は便利。森もある。湖もある。
町の真ん中に住んでいた時は、真夜中にアパートの前でパーティーする若者とか、人通りのザワザワ感とか、窓を開けていても常に人の姿が目についていたんだけど、そういうのがないっていい。
ストックホルムに住んでいた時は自然がいっぱいだと思っていたけど、外から見たらそうでもないんだなってわかった。ストックホルムはビルだらけだよ。車もたくさんだし。
オタク君に「オタクくーん、郊外っていいねぇ。」って言ったら変わり身の早さに呆れられた。
郊外はいい。おすすめ。気に入ってます。
最後にストックホルムの写真館。
初めて見たスウェーデンの大地。
本当に綺麗な街。
地下鉄を上から見る。
王冠どーん。
大好きだった通り。
市庁舎の上から。
ユールゴーデンを友とサイクリングした時。
大雪が降った最初の年。
オーナーが優しいカフェ。
ザ・ストックホルムという風景。
ガムラスタンの王宮(だったっけ?)
大好きなカフェVete-kattenの裏口。
歩いているだけでウキウキする街並み。
保育園に入れるまで子供達と毎日通ったHumlegården。
どこもかしこも想い出がいっぱい。
私がアナザースカイに出演出来るなら、もちろん選ぶのはストックホルム。
「ここが私のアナザースカイ!」って言ってジャンプしたいわ。
今後は郊外のアパートからブログをお届けしたい。ま、誰に待たれてる感もないけれど。
おわり













