出産の日の事 ③
昨日のつづき。
分娩室に移動したらすぐ産まれると思っていたワタクシ。
アホです。
んなわけない。
なんでそんな風に思っていたのでしょう?謎です。
「陣痛の波が強くなった頂点で
お尻の穴を天井に向ける感じで、う×ちする感じで ふーーーんっ!!と
いきんでね。」と言われ
うーーん。うーーーん。といきんでみるもちびたん微動だにしない。
何回も何回もいきみますが、変化なし。
髪はボサボサ、腰の辺りの痛みで意識が遠のきそうになります。
枕元にいるオタク君が手を握ってくれたり、
頭をナデナデしてくれたのですが、
「もう!触らないでっ!」と払いのけてしまいました。
遠のく意識中で、妊婦になってからの日々が走馬灯の様に蘇ってきます。
3・11。東日本大震災の日に判明した妊娠。
余震で揺れる病院の中、エコーで豆粒の様なちびたんを見て感動。
その後、福島原発の事故を受けて京都や田舎の祖母宅に一時避難した日々。
東京に戻ったらツワリが酷くて時短勤務させてもらったなあ。。
やっとツワリが終わったと思ったら
切迫流産で入院。
点滴の針が痛くて泣いたなあ。。。
薬の副作用で手の震えが止まらなかったなあ。。。
退院した後も出血が止まらず入退院を繰り返しました。
退院してはじめてコンビニに行ったときは嬉しくて泣きそうだったなあ。。。
その後正産期まで自宅安静の日々。
ひたすらちびたんの無事を祈った妊娠期間でありました。
分娩台の上でそんなんなの日々が思い出されます。
ゴールはすぐそこだっ!!
ハッ!!フーン。フーン。
いきみすぎて息も絶え絶えです。
酸欠になっていたのか、いつの間にやら酸素マスクをつけられちゃってます。
分娩台に入って1時間ほど過ぎたころでしょうか。
ああ!もう無理!
この言葉が頭を駆け巡ります。
「看護師さん、会陰切開しちゃってください!」
と、痛みで消え入りそうな声で訴えます。
出産前に「会陰切開だけはしないで下さい!」と伝えていた通り
会陰が伸びるのを根気よく待って下さった先生方。
それなのに!のに!
ワタクシ自ら「切っちゃってください!」とお願いしてます。
そんな自分にビックリしながらも
ああ!これでラクになれる~
と、安堵するワタクシ。
え!?うさこさんいいのっつ!?っていう看護師さんの声が聞こえます。
ええ!ええ!
と、頷くのが精一杯のワタクシ。
さて会陰切開の感想はいかに!?
※あら!?ちびたんがまたモソモソ起きてきましたので次回につづく、、、。
※いや、なかなか終わらないな、出産記。。。
