出産の日の事 ②
昨日のつづき。
あれよあれよと陣痛の波が襲ってくるワタクシの体。
このときは、陣痛の合間にお喋りする余裕も少しありました。
そうこうしている内に、オタク君とワタクシの姉も病院に到着。
腹が減っては戦はできぬ!とばかりに朝食を楽しみにしていたけれど
絶食を宣言されてうなだれるワタクシ。。。
腰の辺りから痛みが襲ってくる度に、
「ふ~ふ~ふ~」と息を吐き出します。
息を吐くことで体がリラックスして、
子宮口が開きやすいんですって。
陣痛の度にワタクシの母が、絶妙な力加減で腰をさすってくれます。
助産師か?というくらいマッサージ上手な我が母。さすがです。
途中、オタク君に代わってくれたけど、
なんだか サワ~ッサワ~ッって優しくなでるんですね、オタク君。
「あ~違う違うっ!!もっと力強く!指先じゃなくて手のひらでっ!!」
と、オタク君の手を払いのけます。
「ソーリー。。。」とうなだれるオタク君。
陣痛マックスの時に触らないでっ!!って言ってるのに、
おでこをナデナデしてきて、またしても手を払いのけられるオタク君。
痛いときは話しかけないで静かにしていて欲しいのに、
興奮状態のオタク君は喋りっぱなし。
「オタク君っ!うるさいっ!だまれっ!!」とワタクシに一喝されてしまいます。
(←これはですね、後になって反省しきりでした。でも極限状態で優しくなんてできなかったわけ。)
オタク君は謝りっぱなしです。。。
あとで、ワタクシの恫喝の一部始終を目撃していた姉曰く、
「うさこに怒られてオタク君しょんぼりしてこっちを見たよ。さみしそうだったよ。。」
、、、とのことでまたしても反省。
そうこうしている内にお昼になりました。ああ痛い。
恐る恐る看護師さんに、
「お、お昼もやっぱり絶食ですかねえ、、、?」と聞いてみたら
「血圧がまだ高いから絶食ですね。」と鬼の宣告再び。
ああ、昨夜からなんにも食べてないよ。
お昼を過ぎたころから途切れることのない痛みの感覚に
気を失う寸前のワタクシ。
ああ、なんとかこの痛み地獄から逃れたい!
もう勘弁して!
ちょっとタンマ!タンマ!!(これは死語!?ですよね)
一回仕切りなおしたい衝動に駆られます。(無理です。)
その内に、そうだ!この病院は無痛分娩していたよ!
ということを思い出し看護師さんに
「す、すみません、もう無理です。無痛でお願いします。」
と、早々に白旗を上げる。
それを受けて看護師さんが先生に聞きに行ってくださったのですが、
「うさこさんっ、残念だけど、無痛分娩うんぬんっていうより、血圧が下がらないから
このまま帝王切開になるかもって。無痛より手術の可能性を考えておいてねっ。」と。
「それに無痛っていっても背中(たしか)に麻酔の注射するのよ。それも結構痛いわよ。」
と諭されて、ああそうですかい、、、と無痛分娩を断念。
こうなったらお股から産んで見せるで~。と静かに決意。
昼を過ぎたくらいから、途端に無口になったいったワタクシ。
陣痛の痛みて叫びまくる方もいるそうですが、
ワタクシの場合、痛すぎて声も出ない。
1時になり2時になり。。。。
時計の針をぼんやりと見つめます。
この間に良いこともありました。
朝飲んだ血圧を下げる薬が効いた様で
血圧が下がっていたのです。
つまり帝王切開を免れたというわけ、ほっ。
ほっとしたのもつかの間この辺りで異変が。
お腹につけている胎児の心拍計と陣痛の強さを計る機械で様子を見ながら
痛みが強くなってくると、看護師さんやワタクシの母が腰をさすってくれるのですが、
痛みマックスなのに皆さん談笑している。
助けを呼ぼうにも声が出ない。
後で、姉に聞いたところ
「ねえ!?新人さんみたいな看護師さんが、ベテラン看護師さんに
陣痛はここで計るんじゃないのよ。ホラ!機械がずれてるじゃない!?」と直されていた様です。
つまり、ワタクシの陣痛の痛みは全然機械に拾われていなかったわけです。
道理で痛みマックスの時に、みんなが談笑していたわけだ。南無南無、、、。
そんなわけで、看護師さんが子宮口の開きを見てくれたときには
子宮口は全開。
「わあ!良かったね!うさこさんっ!子宮口が全開だわっ!分娩室に行きましょう!!」
ってことでようやく分娩台へ移動。
はあ、もうすぐゴールね。
直ぐにちびたんに会えるのねっ!と思った私は甘かったのであります。
※ちびたんのお昼寝の隙間に書いている為、
次回につづく。。。
