ベイエリアでの挑戦!UC Berkeley Haas MBA生の日々の記録 -8ページ目

ベイエリアでの挑戦!UC Berkeley Haas MBA生の日々の記録

MBA受験、MBA授業、英語勉強法、米国での暮らしなどを色々アップデートしていければと思っております。

友人が車のパーツの輸出サービスを始めた。
日本の車の品質は当然かなり高いが、パーツもそれに付随して良い物が多い。まだ全ての商品ではないが一部の商品は海外からでも購入可能となっている。

近くにこういう人がいるととても刺激になる。
今から五年前の自分にいってやりたいことを可能にするようなサービス。
言われる方にも言う方にもきっと意味がある。
タイムマシンを作らないでもこれできたらすごくね。
Entrepreneurship class。
このブログの中で幾度となく取り上げてきた授業(過去の記事はこちらこちら)も最後のプレゼン大会を残すのみとなった。教授が語る時間としては最後となった先週の授業はまた秀逸。非常に重要な局面にいるスタートアップのCEOによる講演と、教授2人からのまとめ。その中でRob Chandraの言葉が感動的だったので記録に残したいと思う。

RobはBessemer Venture PartnersのPartner。凄腕のVCだが非常に穏やかな人間性と謙虚な態度をいつも取っていて20年後こんな人になりたいと思わせる素晴らしい人物。そんな彼が、運を引き寄せる10個の方法というプレゼンを行った。

①Work with "great" people 
とんでもないほど優秀ですばらしい人と働きなさいとのこと。素晴らしい人を判断するテストはその人がいきなり家に泊まりにきても、ソファーを貸してあげたくなるような人だとのこと。

②Cultivate a reputation as a hard, reliable worked
任せた仕事はやりきるというレピュテーションを作りなさい。これは本当に大切なことだと。授業を毎回きちんとSpread Sheetを持って参加してたことをRobもTobyも覚えていてくれ、いくつかの仕事を推薦してくれた。レピュテーションを大切に。

③Do the hardest things first
難しいことから最初にやろう。自戒の念も込めて再度心にこれは刻もう。

④Don't confuse activity with progress
色々なことをやっているから進化していると勘違いしてはいけない。忙しいから成長する訳ではない。器用貧乏になるな。そんな意味。特にMBA生は色々なことに首を突っ込みすぎるのでそれに対する注意でもあった。

⑤Carefully pick your "major" well
自分の専攻を注意深く選びなさい。つまり自分がこれだと注力するキャリアをゆっくり、しっかり考えて選びなさいとのこと。忙しさの中に自分を入れるのではなく、時間があったら自分をきちんと見つめなさい。

⑥Recognize Decisions
自分が今までどんな選択をしてきたのか、振返りなさい。その中にいくつかパターンがあり、そこに自分のモチベーションの源泉の答えがあるはず。

⑦Seek to understand, before you seek to be understood
7つの習慣の中の一言。是非自分の中にある250名を家に呼んで料理を作るという目標是非達成したいと思った。こちらから働きかけないとなにも始まらない。

⑧Pick your battles
ここで勝負するという戦いの場所を決め、そして必ずそこで勝てと。彼の顔が一瞬勝負師に変わったのが印象的だった。そしてその戦いの場所を少しづつ広げていけとのこと。

⑨Time is more precious than capital
時間はキャピタルよりも大切だとのこと。良く機会コストの話になるが、お金と自分の人生の価値のバランスをきちんと考えないといけない。私にとってこの2年は金銭的には大きな機会損失だが、時間価値という考え方だとそうじゃない。

⑩Set high goals
志高く。

授業が終わってしまうことがここまで寂しいのは初めてだ。


Social Sector Solutionという授業の最終プレゼンテーションが終わった。
Social Sectorのクライアントを募り、コンサルティングを行うというプログラム。
チームは全て自分以外はアメリカ人で言葉の壁が立ちはだかり、また他の授業との兼ね合いでかなりタイトなスケジュールの中で働かなければいけないという大変な授業だった。さらに、クライアント内でのコンフリクトもあり、情報が簡単に貰えなかったり、などもあり苦労が結構あった。

自分としてはデータアナリシスの部分とファイナンスのところでバリューを出そうとしたが数字が中々貰えなかったこともあり、完璧とは言えないリコメンデーションになってしまい、少しだけ悔いが残った。ただ20名のアメリカ人顧客の前で(学生や友人ではない)英語でプレゼンできたことは非常に自信になったし、かなり揉まれたおかげで英語も上達したような気がする。また自分の分析をプレゼン中に評価され、
「この数字と分析を使って組織内での競争を上手にマネージしエンカレッジできる」
というコメントをもらった。

プレゼン全体の評価は非常に高かった。リーダーである元海兵隊とやりきったなという握手。

その後、顧客の組織であるCalVetのボスが我々を呼んだ。
「軍隊では素晴らしい結果を残した人に記念のコインを渡すしきたりがある。今回のプレゼンは本当に素晴らしかった。手をだしなさい。」
握手をした手にコインが握られていて、握手と同時にそれを受取る。



なかなか貴重な体験をできた、苦しくも素晴らしい4ヶ月だった。
なんとなく食通キャラを押し通しているおかげで、うまいラーメン屋を見つけたとFacebookに投稿したら、10人以上が行きたいと言ったので企画をして第二回ラーメントレックを行った。

場所はMen oh Union city。
普通に麺以外はかなり美味い。生卵の入る熊本ラーメンでスパイスを入れると幸福が広がる。

楽しんでもらえたようでよかった。そろそろMBAも半分終了。早い。

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Strategyの中間試験があった。

いきなり問題。
三人(男1,2,3)は拳銃一丁づつ、弾を一つづつ持っている。
まずは男1の番。銃を撃つと100%の確率で1人を殺す。
次に男2の番。男2が銃を撃つと50%の確率で1人を殺す。
最後に男3の番。男3が銃を撃つと25%の確率で1人を殺す。
条件:みな自分を生き残らせる用に最前を尽くす。その為に人を撃つのならば仕方ないという状況。全員が理論的に一番生き残る様に行動する(例えば撃たれたから撃ち返すという感情論はない)。
この状況であなたが男1ならばどういう行動を取るか?

それ以外にも自分が時になにかとんでもないことをしでかす危ないやつだと思わせておいた方が、自分にとって得になるような状況(国やビジネスに置いても例が色々あげられる)がなぜ有効なのかに関して説明するような問題もだされた。

この授業、実は結構気に入っている。
試験が近づいて来たら教授が時間をとって質問に答えてくれるコーナーを設けてくれる。Discussion Sessionと呼ぶのだがEntrepreneurの名物教授のセッションとあって参加してきた。10名程度しかいない。こんなラッキーなチャンスは無いといくつかの質問を投げかける。

Customer Acquisition Costの考え方
最近はTechの勃興によりこのコストが下がってきているようで、競争が厳しく実は下がっていない印象をうける。プロダクトのことをいかに他の人に勝手に話してもらうか。そのことにフォーカスし、文化を作り上げている会社はこのコストを下げられている気がする。Lulelemon, Drop Boxの初期など。



初めてケースを見るときになにに注目するか?
•人、チーム
•コンテクスト その産業の状況、規制、競合
•Opportunity
•タームシート どんなファンディングをしているのか
•Customer Value Proposition シンプルな言葉で価値を考える

最初にチームにあったらやること
•What "10" numbers do you think the most important for your company and why?
KPIとかファイナンスどちらも含む。

なぜToby自身はアントレにならないのか?
ー性格としてアントレプレナーをやる人はDriveが必要。その人の中にDriveがあって、絶対にリストにある物を終わらせるという想いが無い人はアントレなんかやるべきではない。私自身はよくリストに合ってもどうでもいいやと思ってしまうことのあるだらしのない人間。だからむいていない。

What I really want to doを大変良く理解している彼は、人生でなにか上手くいかないことがあっても、今の仕事を続けられれば幸せだと言っていた。あまり授業に関する質問はでず、人生について語り合う、とても不思議な時間だった。きっと忘れられない時間になるような気がした。
二つのディナーをはしごしてきた。

一つめ。
Haas Mystery Dinner。仕組みは、まずホストと参加者を決める。学校内という縛りがある中、誰が来るか直前までわからない中でホストとして家と食事を提供するか、ゲストとして飯を食べるか選択し、集まる企画。私はホストとして参加したので、料理を作り、待っていた。誰が来るか不安もあったけど、来た人みんなが寿司のクォリティに大喜び。色々話せて、めちゃんこ楽しかった。いままで話したことのない人と話せたし、ドキドキ感も最高でした。この企画本当におもろいです。FBの友達というくくりで、同じようなサービス作っても面白いかなと思う。

二つめ。
疲れてソファーで休んでたらHappy Birthdayの歌が外から聞こえてきた。出てみると、家のそばで深夜BBQ。友達が誕生日パーティー中。飛び込んで、一度しか話したことのなかった日系ブラジル人と語り合う。みんなが楽しむ中黙々と肉を焼いていた彼の人間性とマッチするお母様の話しで感動。美空ひばりの歌の話で二人涙する。

様々なことがあった四時間。
メキシコ料理はこちらでは極めて一般的。
特にブリトーなどは日本では想像できないほど美味しい。

個人的な見解だが
•皮の柔らかさともちもち感(こちらでラーメンを食べると麺に違和感を感じ美味しくないが、その逆でブリトーの皮は圧倒的にこちらの方がやわからく美味しい)
•ビーフやポークの味加減
•豆の美味しさ
が日本で食べるメキシカンとは違い、さらにそれが安い値段で食べられるので、コスパがさらに追い打ちをかけてくる。

特にGORDOはビレッジに住まれる方以上にバークレー関係者は是非行って欲しい。

以前の料理関連ポストにも書いたが、Solano Aveは結構粋で安い店が揃っていて本当に幸せ。

今回は企業内アントレプレナーシップの話。
清掃に使うクリーニング剤の会社のケースから。

その会社が生み出した新しいクリーニング剤は水素と酸素と電子から作られるので99.99%安全でなおかつ99.99%だけの殺菌力を持つ可能性がある技術。その会社をスピンオフするべきか、もしするべきならタイミングはいつか、どれくらいのお金をつぎ込むべきかなどの議論。

1)Cash
まずはCashをみるとbondを発行してファンディングしている。また$10MをR&Dに使うのも厳しいような状況。ProfitではなくてCashが足りない。

2)社内のインセンティブ
新しいことをしたいというやまっけがある人はいると想像できる。ただ大きなビジネスにするために社内から多くの人を送り込めるのか。歴史ある会社であればあるほど、中にいる社員の質は年功序列の勤務形態になれてきてしまうし、Upsideは少ないけれど安定したベース給料を(口ではなんといっても)望む人が増えてくる。そういう意味でエース級の社員をそのチームに引き入れるのは難しいのではと教授はコメント。自分の愛する映画「陽はまた昇る」のVHS誕生秘話をしようか迷ったがスルー。

3)会社にとっての新技術
今回のケースを考える上で、この新技術は今までの洗剤の市場を変えるほどのもの。かつ会社を「洗剤の会社」から「クリーンな環境を作り出す会社」に変えるほどの大きな技術。会社がスピンオフを許す可能性は極めて低い。予習の段階では当然考えなければいけない、会社にとっての技術の位置付を考えていなかった。悔しい。

4)バリューチェーン
古くからの洗剤を製造販売するバリューチェーンを考える。
R&Dがあり、製造があり、マーケティングがあり、営業がある。
営業を想像しろという教授。
長い産業の歴史の中でしっかりとした関係を築いていて、スーパーボールをみながらビールをがっつり飲み日曜日は家族でBBQをする営業マンを、アメリカ人でない自分でも想像してしまった。そんな人が新しい洗剤を勉強して売りにいくだろうか。なかなか難しい。
また洗剤の最終的な買い手側も、環境に優しい洗剤を好んだり、設備投資のお金を5年間でとりかえすために、新しい洗剤とその装置を買うタイプではない。毎月$500で古くからのシステムを好む人がじわっと想像できた。

つまり1),2),3)の観点からスピンオフをするのは難しいが、4)の観点からintrapreneurでも成功しないという流れをまたも教授が見事に説明しきって終了。