学生に贈る言葉 Entrepreneurship Class | ベイエリアでの挑戦!UC Berkeley Haas MBA生の日々の記録

ベイエリアでの挑戦!UC Berkeley Haas MBA生の日々の記録

MBA受験、MBA授業、英語勉強法、米国での暮らしなどを色々アップデートしていければと思っております。

Entrepreneurship class。
このブログの中で幾度となく取り上げてきた授業(過去の記事はこちらこちら)も最後のプレゼン大会を残すのみとなった。教授が語る時間としては最後となった先週の授業はまた秀逸。非常に重要な局面にいるスタートアップのCEOによる講演と、教授2人からのまとめ。その中でRob Chandraの言葉が感動的だったので記録に残したいと思う。

RobはBessemer Venture PartnersのPartner。凄腕のVCだが非常に穏やかな人間性と謙虚な態度をいつも取っていて20年後こんな人になりたいと思わせる素晴らしい人物。そんな彼が、運を引き寄せる10個の方法というプレゼンを行った。

①Work with "great" people 
とんでもないほど優秀ですばらしい人と働きなさいとのこと。素晴らしい人を判断するテストはその人がいきなり家に泊まりにきても、ソファーを貸してあげたくなるような人だとのこと。

②Cultivate a reputation as a hard, reliable worked
任せた仕事はやりきるというレピュテーションを作りなさい。これは本当に大切なことだと。授業を毎回きちんとSpread Sheetを持って参加してたことをRobもTobyも覚えていてくれ、いくつかの仕事を推薦してくれた。レピュテーションを大切に。

③Do the hardest things first
難しいことから最初にやろう。自戒の念も込めて再度心にこれは刻もう。

④Don't confuse activity with progress
色々なことをやっているから進化していると勘違いしてはいけない。忙しいから成長する訳ではない。器用貧乏になるな。そんな意味。特にMBA生は色々なことに首を突っ込みすぎるのでそれに対する注意でもあった。

⑤Carefully pick your "major" well
自分の専攻を注意深く選びなさい。つまり自分がこれだと注力するキャリアをゆっくり、しっかり考えて選びなさいとのこと。忙しさの中に自分を入れるのではなく、時間があったら自分をきちんと見つめなさい。

⑥Recognize Decisions
自分が今までどんな選択をしてきたのか、振返りなさい。その中にいくつかパターンがあり、そこに自分のモチベーションの源泉の答えがあるはず。

⑦Seek to understand, before you seek to be understood
7つの習慣の中の一言。是非自分の中にある250名を家に呼んで料理を作るという目標是非達成したいと思った。こちらから働きかけないとなにも始まらない。

⑧Pick your battles
ここで勝負するという戦いの場所を決め、そして必ずそこで勝てと。彼の顔が一瞬勝負師に変わったのが印象的だった。そしてその戦いの場所を少しづつ広げていけとのこと。

⑨Time is more precious than capital
時間はキャピタルよりも大切だとのこと。良く機会コストの話になるが、お金と自分の人生の価値のバランスをきちんと考えないといけない。私にとってこの2年は金銭的には大きな機会損失だが、時間価値という考え方だとそうじゃない。

⑩Set high goals
志高く。

授業が終わってしまうことがここまで寂しいのは初めてだ。