それは秋も段々と深まってきた2014年10月下旬のこと。
2つの情報が、自分のところに飛び込んできました。
1つは、このブログでもおなじみのつばさFly(つばフラ)が、11月の3連休に東北遠征をするということ。
そして数日後にもう1つ入ってきたのは、約1年半後の北海道新幹線開業を待たずして、寝台特急北斗星が半年後のダイヤ改正で廃止になるということ。(業務上早めに知りえた情報だったので口外はしませんでしたが)
そして、「3連休」「東北」「寝台特急北斗星」この3つが繋がった時、1つのおトクなきっぷが浮かびました。
それは「三連休乗車券」。(2017年5月現在は「三連休パス」となっています)
JR東日本エリアだけではなく、JR北海道の函館までを含めて乗り放題エリアに入るというお得な切符。しかも料金を追加すれば、新幹線や特急にも乗れるのです。
しかも、北斗星の下り列車は、仙台を夜に出て、函館に朝到着する時間。
一方のつばフラのスケジュールは、1日目昼に盛岡→2日目夕方に仙台→3日目夜に盛岡という流れ。
これはいける・・・!
というわけでおはようございます。2014年11月22日(土)、早朝の上野駅新幹線ホームです。
つばフラで初めての東北遠征の日はやってきました。
上野からやまびこに乗って約3時間、やってきたのは北上駅。岩手県初進出!
こちらの岩手県北上市、前にも書きましたがつばフラの推しの出身地なのです。なので、岩手で初めて降り立つ駅は北上駅にしましたw
さて、北上駅ではただ降りたかっただけなので、特に何もすることなく盛岡方面の普通列車に乗り換えて、花巻駅で途中下車。電車がいわて銀河鉄道の車両でした。
花巻駅には、この2014年の4月から運行開始した「SL銀河」を見にきました!
ゴミ箱がSL銀河仕様になってますw
入線時刻が近づいていたのでホームに戻ってみると、一見客車に見える客車風ディーゼル車が、盛岡から花巻までSLを引っ張ってやって来ました。すご!
元々自分では走らない客車だったのがJR北海道の匠によってディーゼルカーに生まれ変わり、そして今度は津軽海峡を渡ったここ岩手で、客車を装いながら自らエンジンを使う列車になるという、迷列車スメルが充満した車両となっております。
花巻から太平洋岸の釜石まで1日がかりで向かい、2日目で花巻まで折り返してくる行程になっていて、その間遠野駅での長時間停車など、釜石線をのんびり進んでいきます。
こうやって見ると、列車名の通り宇宙や星空をイメージした車体がすごくおしゃれで、色が4両使ってのグラデーションになっていて目を引きますね。
地元の郷土芸能の披露や横断幕でのお見送りなど、地元の方々のおもてなしも見受けられ、走り出したばかりのSL銀河に対する期待の表れを感じました。
またC58蒸気機関車の迫力も見ごたえ十分。客車風ディーゼルカーの内装も、覗き込んでみると昭和レトロの凝った意匠になっていて、またいつか乗ってみたいなと思う列車でした。
というわけで、花巻駅でSLを見送ったあとは、盛岡へ向かいます。
花巻駅で東北本線の500kmポストを発見!
というわけで盛岡へやってきました。
以前、東北新幹線八戸開業の直前にここで新幹線と特急はつかりを乗換で降りたことはありましたが、外に出るのは初めて。思ったよりでかい駅だなという印象でした(失礼)
盛岡駅の駅ビルであるフェザンの別館みたいなところにある、新星堂TOUCH盛岡フェザン店さん(※2015年夏に閉店)でのインストアライブに行ってきました。
こちらは店内にカフェもあるというちょっと変わったコンセプトのCDショップで、この2014年の7月にリニューアルしたばかり。
しかもリニューアル後に最初に行ったイベントがつばフラのインストアライブで、店舗のウェブサイトではつばフラのその時の写真が使われていて、めちゃくちゃプッシュしてくれていたお店でした。
とはいえ、全国流通で3枚目のシングルを出すとはいえども、いわゆる地下アイドルでしかも東京拠点となると、岩手での集客もなかなか難しいところ。それでも20~25人ぐらいは集まっていたように思います。半分強は遠征してきた人だったけどw
しかしながらすごく嬉しかったことに、つばフラのアンセム的な定番曲のサビで、観客たちが手を挙げてハイタッチをして盛り上がったのが印象的で良かったです。
それともう1つ。
先ほどこの店はカフェもあるという話をしましたが、そこで3人の女の子が勉強をしていました。
まあ勉強中にイベントなんてうるさかっただろうなとは思うのですがw、そこからこちらを興味半分でちらちらと見ているような感じがあったので、東京から遠征に来ていた別のヲタクと話し合って、CDと特典券を上げることにしました。
結果的に3人中2人が握手の列に並んでくれて、勉強の息抜きをしてもらえたようで何よりでした。
まあ少しでも知ってもらえればいいなという程度だったので、とりあえず今回限りでもありがたい気持ちでした。
しかし実はこの話、嬉しいことに続きがありました。それはまたいつかここに書きますね。
13時と15時と2回リリイベがあったのですが、1回目が終わったあと、一緒にCDを渡したヲタク含めて東京から来た遠征組で、駅前の地下にあるお店でじゃじゃ麺を食べました。
人見知りするほうなので、この食事会はやたら緊張した記憶があります...w
そして盛岡といえば北上川と岩手山の眺望ですが、この日初めてそれを拝むことができました。この先千葉から何度も何度も足を運ぶことになるとは、この時はこれっぽっちも思っていませんでしたが…
そのあと、15時の回も見終わったあと、みんな仙台も行くとのことで、翌日の再会を約束しつつ駅前で離散。
こちらは秋田新幹線こまちに乗って大曲へ。そこから奥羽本線に乗り換えてこの日の宿泊地・横手へと向かい、横手駅前のホテルに泊まり、この日は終了しました。
この遠征は今まで単独でしてたのとは違い、顔なじみになったヲタクと遠い場所で出会って、なおかつ地方で新しい出会いが生まれるという、これまで感じなかった充足感を得たような気がしました。
一人で居るのも悪くはないのですけど、ヲタク同士の輪が広がっていくことに嬉しさを覚えるぐらいには、きっとこの頃にはどっぷりとつばフラにハマっていたのだと思います。
次回は→こちら(リンク貼り直し中)
■この日のツイートはこちら→2014年11月22日





















































































