今回の会報に、「AIとの付き合い方の指針」が掲載されていました。
反面教師的利用ですが、AIにポイントを整理してもらいました。
◆ 守秘義務違反(法的リスク)へのきわめてシビアな現実認識
・オプトアウト(学習除外)の徹底
会計・税理士業界で扱うデータは極めて機密性が高く、
万が一AIに学習され外部へ漏洩・保持された場合、
税理士法上の守秘義務違反や損害賠償問題へと直結します。
指針が「学習除外設定を必ず行う」「便利さより漏らさないを優先」と
強く促しているのは、業務効率化の代償として支払うリスクが、
あまりに大きいためです。
・「シャドーIT(野良利用)」の排除
「『内緒で使った』は一番危ない」
「職員任せにせず利用状況を見える化」という項目は、
所員が個人の判断で顧客データを無料版AIなどに入力してしまう
事故を未然に防ぐ意識付けとして非常に重要です。
◆「AI=代替手段」ではなく
「AI=ドラフト作成・思考支援ツール」との明確な線引き
・ハルシネーション(誤情報)や倫理判断への警戒
AIは論理的かつ自然な文章を生成しますが、
必ずしも税法上の「正解」を出力するわけではありません。
指針が「出力は、正解ではなく、あくまでヒント」
「税務判断を丸投げするな」としている通り、
税理士の最終的な責任と倫理的判断を放棄しない姿勢
(Human-in-the-loop)が厳しく求められています。
・責任の所在
関与先への助言において
「何か問題が起きてもAIや開発者は責任を取ってくれない」
という前提に立ち、人間が責任を持つプロフェッショナル
としての誇りと義務を提示しています。
◆「人間の価値(クリティカルシンキング)」の再評価
・「思考のコタツ」に入らないための警鐘
第3項の「考える力の鍛錬を怠らない」は特に印象的です。
AIにまとめや章立てを頼り切ると、
思考のプロセス(プロセス構築力・行間を読む力)が
退化する危険性(足腰が弱る)を指摘しています。
・「AI禁止」トレーニングの実践的意味:
時にはあえてAIを使わずにゼロから考える練習を取り入れる提案は、
AI時代において「税理士という専門家自身の本質的な、
洞察力・洞察力をいかに維持・向上させるか」という
人材育成の本質を捉えています。
◆まとめ(総評)
この指針は単なる「AI禁止令」や「手放しの推奨論」ではなく、
「守るべきデータと信頼(守秘義務・最終責任)は
強固にガードした上で、AIを効率的なリサーチや整理役として使いこなし、
人間は意思決定と顧客エンゲージメントに集中せよ」という、
実務的で高度なメッセージだと評価できます。
事務所・組織内でAI利用ルール(ガイドライン)を
策定・研修する際の標準モデルとして、
そのまま活用できる完成度の高い内容です。
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さすがTKC。5月にガイドラインを出してくれていました。
ありがたい。誠に頼もしい存在です。
枠を決めてくれるからその中で、思考することができる…
これは大陸法を学んだん者にとって、思考の土台です。
一方、AIは、慣習法の国の思考が生み出した技術。
専門家の倫理基準と行動基準が、
いよいよ、ますます磨かれるときが来ましたね。
この価値観、仲間と深めて参ります。
すべては中小企業の「存続と成長と発展」のため!
いつもお読みいただきありがとうございます。
