藤岡会長は、「賢い人になる必要はない。優しい人になることだ。」

このような在り方を会員に提示しています。

このメッセージは、これまでの「能力主義」や「効率重視」の経営に対する強烈なアンチテーゼであり、これからの10年を生き抜くための「新しい優秀さの定義」と捉えられます。

「賢さよりも優しさの方が難しい。なぜなら、優しさは選択だから」という言葉は、経営判断の最前線に立つ方々にとって、非常に深く刺さる言葉でしょう。

この思考をパネルディスカッションにどう展開するか…考えました。

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## 1. キーワードの転換:「優秀」の意味を再定義する

ディスカッションの冒頭、あるいは私のパートで、

これからの10年の評価軸をガラリと変えてしまうのはどうでしょう。

* **従来の優秀さ:** 

知識、スキル、効率、売上目標の達成。
* **これからの優秀さ:** 

「優しさの選択」ができる力。

社会や環境、他者の幸せを自分事として捉え、

困難な状況でも「善い選択」を貫く力。

## 2. パネラーの視点から「選択」を掘り下げる

それぞれの立場に、藤岡会長の「選択」というキーワードを当てはめて

問いを立てます。

* **高橋理事長へ:**
「銀行として融資の判断をする際、財務指標(賢さ)の裏側にある、経営者の『優しき選択(志)』をどう見極めていらっしゃいますか? 数字には表れない『優秀さ』を感じる瞬間はありますか?」(進行役から)

 

* **福井氏へ:**
「2店舗を経営する中で、利益(賢い選択)と、地域住民や社員の幸せ(優しい選択)がぶつかったことはありませんか? その時、何を基準に『選択』しましたか?」
(山下から)

* **山下(アドバイザー)として:**
「顧問先が『優しい選択』をしようとした時、それを支えるのが財務の健全性です。お金がないと、人は余裕を失い、優しい選択ができなくなります。『優しさを選択し続けるための、強い財務』についてどうお考えですか?」(進行役から)

## 3. 「東日本・東京」という文脈への接続

東京という競争の激しいエリアだからこそ、このメッセージは光るはず。

* **展開案:**
「東京は、世界中から『賢い人』が集まる場所です。しかし、賢さだけでは社会は壊れてしまう。この東日本の地で、これからの10年、私たちが『優しい人(本当に優秀な人)』として連帯していくには、どんな選択が必要でしょうか?」(進行役から)
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## 4. 参加者への「問い」として昇華させる

そして、ディスカッションの締めくくりに、藤岡会長の言葉を借りて、参加者の心に深く突き刺さる「展望の問い」を提示するのです。

> **「明日、会社に利益をもたらす『賢い選択』と、誰かを幸せにする『優しい選択』が対立したとき、あなたはどちらを『優秀な経営者』としての誇りを持って選びますか?」**

### 【まとめ】

藤岡会長のメッセージにある「持続可能な地球や社会」という視点は、山下事務所が日頃から指導の軸に据えている「事業を継続させる(永続性)」という責任と密接に関係しています。

パネルディスカッションでは、「優しさを選択することは、覚悟が必要。その覚悟を支えるのが、経営者の在り方(魂)と、我々のような専門家が支える財務基盤である」という着地点にまとめかなという気がします。そう持っていくことで、非常に説得力のある、そして経営実践研究会らしい、熱を帯びた時間になることでしょう。

 

当日がいよいよ楽しみになっていきました。

 

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