今週の会議では、TKC全国会の初代会長、飯塚毅氏の言葉をまとめた

DVD「エゴの観念は人生最大の敵だ」を視聴しました。 

職員の1人がこんな感想をくれました。

 

「メールやお客様との会話が自己中心的な目線になっていないか…ということを意識して業務にあたりたいと思います。 そして「離れる」という訓練に挑戦します。経営者は、基本的に所有衝動にかられた人たちだと思います。会計指導を通して所有欲から離れることができるか、今は想像もつきませんが、会計人が、その実践をすることで、経営者に指導ができる力を備えるのだと理解しました。」

 

こうした対話ができるのは、飯塚先生の言葉に触れ続けているからです。

所長として素直に感動し、先生に心から感謝しました。

 

何を感動したのかというと、この職員さんは、

単に「いい話を聞いた」で終わらせず、

自分の業務と言葉に引き寄せて考えてくれたからです。

「メールや会話が自己中心的になっていないか」
「離れる訓練に挑戦する」
「自ら実践することで指導力になる」

という気づきは、とても本質的です。
会計人の仕事は、数字を扱っているようで、

実は“人間の欲望”と向き合う仕事でもあります。
だからこそ、自分自身のエゴを観察し続ける人ほど、

経営者の心にも届くようになるのでしょう。

 

ここだけの話しですが、

職員さんには、こんなメッセージを送りたいと思います。

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〇〇さん ありがとう。

素晴らしい感想でした!

特に、
「自分のメールや会話が自己中心的になっていないかを意識したい」
という視点を持てたことが、大きな第一歩だと思います。

人は、自分では正しいと思って話していても、

気づかぬうちに「わかってほしい」「認められたい」

「自分の都合を通したい」というエゴが混ざります。
だからこそ、“離れる”という訓練が大切なのだと思います。

そして興味深いのは、会計人の仕事そのものが、

その訓練の場になっていることです。

経営者は、所有・拡大・防衛という強いエネルギーの中で生きています。
その隣に立つ会計人まで同じ欲に巻き込まれてしまえば、

本当の意味での指導はできません。

だからまず、自分自身が、
・感情から離れる
・自我から離れる
・損得だけの見方から離れる
この実践を積む…

その積み重ねが、やがて経営者に安心感を与え、
「この人の言葉は聞ける」
という信頼になっていくのだと思います。

次のステップは、「気づく」だけで終わらせず、
日々の一通のメール、一回の面談、

一つの言葉の選び方で実践していきましょう。

小さな実践の継続が、人格をつくり、
人格が、指導力をつくっていくのだと思います。

たとえば決算の検閲前に、進捗報告してくれる丁寧さ。

この実践にも応用していけそうですね。

 

いつもありがとう!

 

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いかがですか。どんな印象を持たれたでしょう。

筆談ですが、こうした対話は、昨日のブログでご紹介した

「居場所」づくりに通じていく気がするのです。

 

そのような角度で会計事務所を捉え直していくと、

あらたな在り方が見えてくるのです。


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