私が一目置いているレッスンプロのご指南。
スタートホールでやらかして、その後はズルズルとスコアを崩す…
そんなアマチュア・ゴルファーへのアドバイスです。

・スタート前の動的ストレッチ
・飛距離よりも7割スイング
・リズムをしっかり意識 

 

3つも一度にできない!という人は、

リズムだけでもよいですよ。

これはゴルフの話でありながら、実は経営そのものの話ですね。
特に、「毎日が本番」の立場にいる経営者には、非常に示唆が深い内容です。
まず重要なのは、このレッスンプロが技術論より先に、
「入り方」を語っている点です。

ゴルフでも経営でも、多くの人は、
・飛ばそう・成果を出そう・失敗を取り返そう
と、“結果”から入ります。

しかし現実には、結果というのは「最初のリズム」に強く支配される。

だからプロは、
・「飛距離」ではなく・「7割スイング」・「リズム」・「動的ストレッチ」
を勧めています。

これは経営で言えば、
・朝一番の空気・会議の入り方・初手の言葉・月初のスタンス
・初回面談の姿勢…を整えることに近いです。

経営でも、最初に力むと崩れます。

例えば、
・初回商談で売り込み過ぎる・月初から数字を追い込み過ぎる
・社員に最初から強圧的に入る・新規事業で最初から完璧を狙う
こういう組織は、だいたい途中で「ズルズル崩れ」ます。

なぜなら、人間は「最初の緊張」が最もエネルギーを消耗するからです。
だから一流ほど、“最初に飛ばさない”。ここが深いのです。

ゴルフのアマチュアは、
「1ホール目だからこそ飛ばしたい」と思う。

経営者も、
「最初が肝心だから強く行こう!」と思う。

しかし本当に強い人は逆で、
・力を抜く・リズムを守る・再現性を優先する・平常心に戻す…
ことを重視する。

つまり、
“成功する人ほど、最初に無理をしない”。
これは経営の継続力そのものです。

さらに興味深いのは、
「どれも難しいなら、リズムだけでも良い」という部分です。
これは組織運営でも極めて重要です。

経営改善というと、多くの人は、
・戦略・マーケティング・財務・DX・採用…
などを一気にやろうとする。

しかし実際には、組織が崩れる原因の多くは、「リズム崩壊」です。
・会議の周期が乱れる・報連相の呼吸が崩れる

・感情の波が激しくなる・意思決定のテンポが乱れる・朝令暮改が増える…
こうなると、組織全体が“手打ちのゴルフ”みたいになります。

逆に言えば、
経営とは、「良いリズムを作り続ける仕事」とも言えるのです。

だから優れた経営者ほど、
・毎朝の習慣・同じテンポの対話・一定の判断基準
・変わらぬ理念・落ち着いた初動…を大事にします。

社員は、社長の「言葉」より、
社長の「リズム」に影響されるものです。ここがわかると強い。

そしてプロは最後に、つぶやきます。
「やり方を間違えていて、もったいない」と…この一文は核心です。

つまり多くの人は、
能力不足で失敗しているのではなく、“入り方”で損をしているのです。

これは本当に経営現場そのものの話しです。
優秀なのに崩れる会社は多い。しかしよく見ると、
・初動で力む・完璧を狙う・最初から結果を取りに行く・リズムを壊す…
という共通点があります。

だから経営もゴルフも、
最初に必要なのは「全力」ではなく、
「自分のリズムに戻ること」なのだと思います。

 

これが事務所経営30年で、多くの経営を見て来た率直な感想です。

この思考、続けて深めていきましょう。

 

いつもお読みいただきありがとうございます。