バランスシートを改善するのは大変だといわれます。

確かに損益計算書が、みごとな結果を表示したとしても、

バランスシートも連動して一気によくなる!ということはありません。

逆に、最悪の結果が損益計算書に表示された期があったとしても、

バランスシートまでが、一気におかしくなるといこともないのです。

目先の損得に一喜一憂する経営が、いかに建設的でないか…

それを教えてくれるのがバランスシートです。

経営の1年はバランスシートにはじまり、バランスシートに終わるのです。

 

たまたまの1年を計るのが損益計算書なら、

その経営の本質、つまり体質を表してくれるのがバランスシートです。

経営体質をよくしようと考えない経営が、存続することはありません。

バランスシートは体質ですから、すぐには変わらないのです。

ですから『小さな会社を強くする会計力』でも、

「最低5年間、我慢しましょう!」というセリフがでてきますが、

プロの先生でも「5年は長いな…3年で何とかならないか?」と、

おっしゃることもあります。これは人情です。

 

体質を変えるはじめの一歩。今日からできること。これを実践しましょう。

それは、優しくなる!ということです。

すでに優しい人は、もっと優しくなる!のです。

ここからはじめましょう。今、この瞬間、目の前にいる人に優しくなる。

その絶え間ない実践が、経営体質を変えていきます。

長いながい事前準備。けれども体質改善への最短距離。

 

お客さまとご一緒に、それを実践するのが山下明宏税理士事務所です。

 

すべては中小企業の「存続と成長と発展」のため!

今月もお読みいただきありがとうございました。