「何でもないときは、
矢でも鉄砲でももってこいという気になるけれども、
健康上に故障があったり、
運命上に少しでもままならないことがあると、
そういう場合こそ、
よりいっそう心の態度が積極的であらなきゃならないのに、
すぐ青菜に塩みたいになってしまう。
こういうのを積極的態度というんじゃないんですよ。
どんな場合があっても積極的というのは、
心の尊さと強さと正しさと清らかさが失われていない状態をいうんです。」
― 中村天風 ― 思想家
1876年7月20日 ‐ 1968年12月1日
生命の本来の在り方を説いておられる。
人間は、なぜそのように心を働かせないのだろう。
積極的にならなくても生きていける生き物は、
恐らく、野生に生息していない人間だけだろう。
― 経営マインド 239 ―
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