職員さんからのチャットが入りました。

あるお客さまの会計処理についての確認です。

まだ慌てることではないので、なんで今、その質問が入るのか。

理由を聞くと、監査の移動中に、そのお客さまの近くを通ったから…

ということでした。その瞬間、その瞬間で、

頭の中は、さまざまなお客さまのことが整理されているのでしょう。

その瞬間に、所長にチャットして整理をさらに前に進めようと試みる。

むろん、受け取る側が、いつもその場で確認できるわけではありませんが、

思いが強ければ、呼吸が合っていきます。

こうなると仕事のテンポは、自ずと上がっていきますね。

 

よく、「間が良い」とか「間が悪い」とかいいます。

串焼き屋にいくと、大概「ねぎま」という串があります。

鶏を専門に扱う店に行ったら「ねぎま」

豚を専門に扱う店に行っても「ねぎま」

先日入った蕎麦屋にも「ねぎまそば」というのがありました。

鶏や、豚や、鮪がメインなのに、メインの名詞はでてこない。

間に挟まる脇役の食材が表にでてくるだけ。ここに味わいがありますね。

日本人が大事にする感性は、「間」だということですね。

 

間を楽しむから、メインがさらに引き立つ。

巡回監査もそうやって磨いていこう。

職員さんのチャットで気づかされました。

 

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