雨水(うすい)とは、二十四節気の第2。
降る雪が雨へと変わり、雪解けが始まる頃のこと。
山に積もった雪もゆっくりと解け出し、田畑を潤します。
昔から、雨水は農耕を始める時期の目安とされたと言います。
まさに先月の風景とは打って変わった景色となりました。
暦というのは本当によくできています。
しかし土地の人に言わせると、まだ早いとのことです。
今から地べたが見えたら、雪解け水が足らなくなるというのです。
また消雪車などの出番がなくなるので、経済的にも痛手だとか。
その土地には、その土地の季節があるわけです。
そんな田園風景が広がるこの地域にも、
いよいよFXクラウドが入り、証憑のスキャナー保存がはじまりました。
とはいえ電子データによるインボイスのやり取りは、まだ殆どないとのことです。
それなのにいち早くシステムを導入する。素晴らしい心がけがけです。
事業規模と条件がほぼ同じ企業がもう一社あります。
そこは慌てなくてよいという判断をしました。周りをみているわけです。
周りの景色は、どちらの企業にしても同じなのですが、
なぜ1社は前に進み、1社は踏みとどまったのか。
決定的な違いは、後継者の有無です。
若い人がいる企業は、それだけで進取の気性に富むことができます。
本音を言うと、親はやりたくないのです。
しかし子がやりたいというなら、反対する理由はありません。
これを機に引退できる、親は密かに思います。
ところがシステムが導入されると、子にせかされて、結局親も覚えることになる。
子がいるおかげで、親も進化ができるのです。
当然、泣きが入ります。深いため息の連続です。ストレスが付加されますが、
そのおかげで進化します。子に見守られながら成長する親。美しい光景です。
結局、覚えた者が勝ちです。
子とともに、新しい時代を楽しく暮らすことができるからです。
そもそも子がいなければ、この光景はありませんでした。
子育てしながらの事業は大変でしたが、
授かってよかったと今はしみじみ感じておられることでしょう。
成長期には、反抗期もあり、親も手こずることがありました。
そこで子育てに失敗すれば、親の元には残らなかったでしょう。
後継者を準備するというのは、実に至難なことです。
奇跡といってもよいほどです。
そうしてようやく引き継いだら、今度は子から教えられるようになる。
ここまでひっくるめて、「めでたし、めでたし」ですね。
おかげさまで、これから私もクラウド監査を体験することができます。
親御さんと一緒に進化していきます!
すべては中小企業の「存続と成長と発展」のため!
いつもお読みいただきありがとうございます。