社会からの納得をいただく。そのための年に一度の最大級の儀式。

それが「TKC全国役員大会」です。

発信力をさらに発揮するために、3年に1度は、東京の帝国ホテルで開催します。

平成18年、第21回の開催では、私も実行委員長を務めさせていただきました。

途中で数え方が変わったようで、今回は50回目となりました。

 

職業会計人が社会のインフラを支えていることを訴える…

これを50回…半世紀も続けていることに、継続性のすごさを感じると同時に、

社会を形成することの困難さを思い知らされます。

担雪埋井とはまさにこの実践のことです。だから誰もめげていません。

みんな明るい。みんな朗らか。そしてみんなが楽しんでいる。

この組織の目的が、打算で成り立っていないことの証です。

 

今回の大会で、職業会計人の社会的役割は、法律的にも、理論的にも、

そして事実の上からも、証明され切ったという感を強く持ちました。

巡回監査は、完成したのです。

それを高らかに宣言するかのように、飯塚毅賞は、巡回監査一色でした。

特別賞まで設定されて、その活動が讃えられました。

 

ここからの挑戦は、専門家をさらに育成することはもちろんですが、

中小企業経営者にその利益を感じさせることだなと、強く感じました。

「巡回監査でもっとも救済されるのは、中小企業経営者、その従業員と家族、

取引先ではありませんか。」坂本会長はそのようにおっしゃいました。

巡回監査担当者が、そうした心で現場に出向いているか。

勝負はそこだなと感じたわけです。

 

実務的には、これからの3か月を整理する大会になりました。

詳しくは、また別の機会にお伝えします。

 

すべては中小企業の「存続と成長と発展」のため!

いつもお読みいただきありがとうございます。