企業倫理を支える地域文化。世間。

「目に見えない資産」を感じる力が、地方の人には残っています。

それがまったくと言ってよいほど「ない」のが都会人です。

従いまして、都市部の企業が、企業倫理を育てるのは至難です。

地域社会がないからですね。地元と言ってもよいでしょう。

倫理感を育てられなければ、企業は存続もしなければ、成長もしないし、

まして発展などありえません。

つまり都市の中小企業は、自社が地域にならななければならないのです。

自社そのものが、地域であり、地元である。

そうした空気を醸成できるかが、都市部で中小企業を育てるコツです。

企業経営には、哲学が必要だ!と感じている経営者は、

よく「社長は教祖にならなければならない!」そんなことをいいます。

企業内に独自の文化を育てなければならないことを直観しているのですね。

教祖にならなくてもよいのですが、行ってみれば村になれるかだと思います。

都市の中小企業経営の成否は、どうもその辺りこにありそうです。

 

地方の会社に足を向けると、そのことを強く感じます。

地方経営者が、意識しなくてよいことを、都市では意識しなければなりません。

世間を感じながら生きている人たちと、

世間なんて関係ないよと思っている人たちは、生きざまが違います。

世間を感じない人たちを構成印にしなければならないのが都市部の経営者。

大変ですね。都市と地方では、経営の仕方が格段に変わるわけです。

 

その両方を知り、感じることができる山下明宏税理士事務所。

おかげさまで、ご支援にバランスが取れていきます。

現場こそが、学びの場。お客さまに、心から感謝いたします。

 

すべては中小企業の「存続と成長と発展」のため!

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