「人生とはその「今日一日」の積み重ね、

        『いま』の連続にほかなりません

 

― 稲盛和夫 ― 日本の実業家 1932-2022

 

何気なく読み飛ばしてしまう人もいるだろう。

この何気ない事実を、名経営者は、真剣勝負で探求した。

「1取引2仕訳」この大原則は、教科書から導かれたものではない。

氏の哲学が生み出した、氏による経営の大法則なのである。

仕訳という視覚化された夥しい数の意思決定。

仕訳の枚数で、経営者という生き物だけが、

自らの意思決定の数を勘定できる。

経営者とは、なんとありがたい仕事だろう。

そして、なんと過酷な仕事だろう。業績一切は、意思決定の結果である。

目を覆いたくなる結果も、所詮、意思決定の累積によってもたらされたものだ。

経営の結果を変えたければ、経営者自らが変わる他ない。

そこに向き合う勇気を育ててくれるのが会計なのだ。

「過去は関係ない」

そのような無責任な人生からの脱却。
会計という仕組みは、過去を決して消し去らない。

過去を変えることはできない。過去を消し去ることもできない。

「今からの、毎日の連続を、正しく積み重ねる他はない。」

そこから本当の未来創造がはじまる。

 

ー 合掌 -

 

― 経営マインド 155 ―

 

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