久しぶりにいただいたラーメン!

久々だから?余計に美味い!

日ごろは厨房に入りきりで店には顔をださない店主が、

珍しくあいさつしてくれました。

最近の店や、同業のこと、家族や地域の話をしてくれた流れから、

選挙の話しに進みました。曰く、

「今回は〇〇党に入れようかと思っているんだ」と単刀直入に。

理由を聞くと「一度ぶっこわさないと世のなか変わらない」ということでした。

何を変えないといけないのか、何を変えたいのか。

思いの丈をいくつか教えてもらいました。

そこで〇〇党は、「日本人は米を食べよう。小麦は輸入しない。」

そんな政策だったのでは?と訊ねると、ご存じでした。

「そうなったら、店が潰れますよね」と突っ込むと、

「それでもいい!」ということでした。

自分の店が潰れても、それで日本がよくなるなら喜んで!ということでしょうか。

これもある意味「自利利他」か…そんな落ちを、心の中でつけました。

 

本当にそんなことになったとき、

それでもこの人は同じことを言うか、それはわかりません。

しかし自分の店が潰れても、国を救いたいという志は、

もしかすると日本人のDNAが言わせているのかもしれません。

そういう心、日本人は好きなんですね。

私も日本人ですから実は、大好きです。

であるがゆえに、ここは敢えて、死なない道を選ぼうと努力しています。

自ら死のうとしなくても、死はやがて訪れます。

それなら最後の最後まで生き抜くという努力をすることで、

死は荘厳されるのではないかと、密に感じています。

死を急ぐ思考は、死を軽くしてしまう。死を馬鹿にしている。

ということは生を軽んじているということになると思うからです。

 

理屈を述べてしまいました。すみません。

 

ところで私は税理士です。

中小企業の「存続と成長と発展」を祈り、この仕事に従事しています。

もし私が死に対して、店主のような思考をもっていたら、

別の祈りを起こしていることでしょう。

同じように、中小企業経営者さまに置かれましては、

ぜひ死に急がないでいただきたいと、強く願います。

一票入れて、政党や候補に世のなかを変えてもらうのではなく、

自らが変わる努力、事業を通じて社会を変革することに、

知恵と力を注いでいただきたいと、願います。

破壊的な思考に向かうのではなく、

現実を踏まえ、過去に学び、一歩ずつ前に向かっていただきたい。

 

そんなことで、中小企業の「存続と成長と発展」を実現するには、

その経営者の生死感を知ることが急所だなと、

大いに気づかされたラーメン談義でした。

 

いつもお読みいただきありがとうございます。