証券会社のセールスマンから電話がありました。
新規公開株が出るということで、ぜひともお客さまにお勧めしたいとのことでした。
どれくらいの申込みできるのか、そして予定価格を聞きました。
お小遣いの範囲で購入できそうな買い物でしたが、
FRBが利上げを表明していることをどう見たらよいのか訊ねました。
すると氏は「国内株なので、今回の場合、影響を受けることはない」と言いました。
そこで購入の意思を伝えました。
日が経って、今日、電話がありました。売買可能な日になったからです。
開口一番!「申し訳ありません、ウクライナの問題があり、想定外の安値になってしまいました。世界情勢による影響なので、どうにも仕方ありません。会社の業績はよいので、引き続きお持ちになってください!」
あはは。いつものことです。今度はどんな言い訳をするのか。
それが聞きたくて、セールスマン氏の営業に付き合っているのでしょうか。
ウクライナは世界情勢で、FRBの利上げは世界情勢ではないのでしょうか。
責任のない人たちの話しを聞くと、必ずこういうことになります。
責任を取る力を鍛えないで、売ることだけ覚える。
証券会社というところは、詐欺師を育成しているようなところです。
買値と時価の差額を計算してもらいました。
それに手数料を加算した金額が、今日発生した損失額です。
一応、訊いてみました。
引き続き持ってくれと言うが、ウクライナはいつ頃落ち着くの?と。
「え~っ…う~っ…あ~っ…」始まったばかりの事態です。
終息の日など、誰にもわかるはずがありません。
すぐさま売却をお願いしました。
セールスマン氏は喜んで売却してくれました。
そして彼には、しっかり手数料が入ります。
客に損させて自分は儲ける。それはあらかじめの約束なのです。
買う前に何度も確認されます。「あくまで自己責任ですよ」と。
『税理士のコーヒータイム』
その第10話は「株屋を出入りさせてはならない」
その第95話は「株を買うバカ」です。
著者も大分ご経験を積まれたようです。
無責任が保証された職業と無責任を作り出す社会システムの撲滅を祈ります。
中小企業だけが繁栄する社会ができないものかと夢を見ます。
その方が、資本主義も健全になります。
中小企業とは、いざとなったら社長の家・財産が、容赦なく持っていかれる世界です。
それを知っているからこそ、会計事務所のご支援は真剣です。
世の中に、責任を取らない仕事、と生産力ゼロの仕事がどれくらいあるか。
その仕事にどれほどの人が従事しているか、一度は考えてみましょう。
ビックリすること間違いありません。きっと怖くなると思います。
山下明宏税理士事務所は、中小企業をお守りするために、
これからも中小企業に群がる、責任を取らない人たちを観察していきます!
すべては中小企業の「存続と成長と発展」のため!
いつもお読みいただきありがとうございます!
