「つながる」 これこそが成功の秘訣です。

そもそも車は、人類史上、もっともつながる部品が最も多い工業製品でした。

その数は、30,000点とも言われています。

もし1社で1点の部品が製造されているのなら、

一台の車を完成させるのに、30,000社がつながっていることになります。

こうした大きな思考を持てる人たちにより、社会は繁栄してきました。

そもそも繁栄という字は、つながる・さかえると書きます。

繋がることで栄える。熟語が、つながることの意味と成果を教えてくれています。

繋がるが因で、栄えるが果。繁栄は因果の法則を表した熟語なのです。

日本語は実に奥が深いです。味合わないともったいないです。

 

というありがたい言葉があるのに、中小企業の経営者は、とかく繋がるのが嫌いです。

どちらかといえば、 It’s not your Business. (おれのことはほっといてくれよ。)

そんな方が多いです。気のせいでしょうか。

そこで会計事務所は、おせっかいになって、会社を社会に繋ごうと必死になります。

実は、それが巡回監査なのです。

しかし大企業は、巡回監査などなくても、日夜、他社と社会と繋がり続けます。

因果の法則を知っているからです。

 

先日、こんな方を拝見しました。

業績が悪い、悪いと繰り返しぼやく社長さまです。

「しかし実は、私は人を見る目が厳しい。」などとおっしゃいます。

そうして、取引先になりそうな方を捕まえて、黙って観察し、

あとで、片っ端から評論し、それで終わってしまいます。営業をしないのです。

見る人見る人、どうもダメ人間に見えるようです。

この方だけの周りにダメ人間が集まって来るのでしょうか。

きっと、他人をダメだダメだといって、やがて自分をダメにしていくタイプの方です。

こうした人に、ビジネスができるはずがありません。

 

この方の話は極端ですが、今日も繋がろう、明日も繋がろうと、

「つながる」に執念を燃やし、日夜努力している経営者が巷にあふれれば、

日本は、あっという間に活気づく社会に戻るでしょう。

「つながる」の争奪戦で、大企業だけ裁判を起こすほど賑わっているって、

なんだか変だと思いませんか。

家族が崩壊し、「おひとりさま」家族が標準になってしまったことが、

巷に「つながる」力を急速に弱めてしまったのかもしれません。

大家族制が終わって80年。核家族は、

いつの間にかおひとりさま家族の時代になっていました。

これを大家族に戻すのは、80年以上かかるでしょう。いえ80年は待てません。

それなら、別の形で、「つながる」精神を復活させなければなりません。

人とのかかわり、つながりを極力立って、省エネで暮らすことをよしとする風潮。

これを転換するには、相当なエネルギーを必要としますが、

そのエネルギーこそが、発展の原動力です。

覚めた心にもう一度明かりを灯す。煩悩の薪が今こそ必要なときです。

 

すべては中小企業の「存続と成長と発展」のため!

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