『流転の海』という小説があります。素晴らしい題名です。
読んだことがなくても、この題を聴いた人は多いでしょう。
ある方のお見舞いにいきました。呼ばれたと言った方が正確です。
覚悟されたと直観しました。
はじめてお会いしたのはもう40年も前のことです。
みんな元気でした。小さな命は大きくなり、若き命は老いました。
そのなかで新しい命が次々と誕生し、脈動し、輝いています。
老と壮と若と幼がまじりあって、患者を見舞い、命の力を放っていたわり包む。
荘厳な風景でした。
更賜寿命(きょうしじゅみょう)、
更に寿命を賜るとはこの瞬間のことなのだなと感じた週末散歩でした。
今週もお読みいただきありがとうございました。
