成長も分配も大事ですが、それ以上に重要なのは、未来への投資です。

昭和の思考からついに脱却できなかった大人は、

失われた30年という時間を作ってしまいました。

30年前に生まれた人は、いま30歳です。

これから社会で実力を発揮するという年齢です。

それほどの時間を、見失った価値感のなかで過ごしてしまいました。

子どもの数が3分の1になっていることは、統計上はわかっていましたが、

国家の危機が迫っていることを実感できませんでした。

失われた30年の仕込みは、戦後の昭和にあったわけです。

一億総中流の復活、分厚い中産階級…と言ったって、

その繁栄の裏で、子供の少子化は進んでいたのです。

国の歴史、伝統を守り、国家を続けていくのなら、

まず子孫にバトンを繋いでいくことを第一に考えなければならないのに、

いまを生きる人たちを満足させるための政治が優先されてきたと言わざるをえません。

 

30年という時間は、あっという間です。

真の日本の繁栄を願うなら、いま生まれた子ども、

これから生まれる子どもたちを、国の宝として、大事に大事に育てることです。

宝としてではありません。宝そのものなのです。

個人の財産も、国の資源も、すべて未来を担う子供たちに捧げるべきです。

大人の思考では、課題解決できません。

 

とはいえもう1つ大きな問題があります。

60歳以降の方の40年を、どう守るかという課題です。

そこを十二分に理解した上で、子供たちへの投資を優先すべきです。

大樹が必要な時に、種まきをしてこなかったつけが、今の社会なのです。

30年先を見越した政策を、いまこそ目指していただきたいです。

 

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