どことなしに、秋の花には静けさが漂います。

空気がそうだから、花もそう見えるのか。

花が空気を作り出していくのか…

このブログには、花の写真が多く載りますが、いつかある人に、

「ビジネスネタのブログに、どうして花の写真を上げるのですか?」

と訊ねられたことがあります。

そういう質問をすること自体が、「う~ん…」なのですが、

経営にかかわる者として、感性は磨き続けたいものです。

『希望』~乗り越えられない壁はない~というお題の小論を、

この秋、職員さんに書いてもらいました。

そのなかに、「春の来ない冬はない」という言葉がありました。

春夏秋冬を感じる経営。そのサイクルを5回、10回、15回、20回と続けて経営です。

季節を感じながらの「営み」でなければ「経」の意味が分かる日は来ないでしょう。

経営の「経」はお経(きょう)の経です。この字は、

経過、経由、経路、経歴、経験、経年…などと使われます。

すじみちをたどるという意味です。経済の経にもこの字が使われています。

このすじみちから外れたら経営は失敗します。

自分の思いを、何としても実現したいが、しかしその思いは、すじみちに適っているか。

外れていないか。そこを見極める力をつけなければいけません。

営みを始めたら、今度は休むことなく、絶えず自らを確かめ続ける必要があります。

それが例えば、年度ごとの決算であり、月次の巡回監査なのです。

 

会計の極意は鍛錬です。

鍛錬することによって、経営者の心は浄化されていきます。

浄化されていく心は、意思決定力を磨きます。

すじみちに適った意思決定は、社会との繋がりを広く、深く、そして強くしていきます。

会計が会社を元気にする功徳は、

目には見えませんが、しかし確実に会社を成長させていきます。

会計と正しい姿勢で向き合う!と、決めた瞬間から、成長は始まります。

善なる方向へ、善なる方向へと会社が動き出します。

 

この鍛錬を省いて、山下会計のノウハウだけを得たい、

そうお考えになる人もたまにはいらっしゃいます。

決算のたびに、もしくは半期に一度、総括だけを聴きたいそうです。

人情としてはわかります。しかしそれは結局、

自分の商売の本質を物語っているのです。美味しいところだけをいただきたい。

生産性、合理性を追求する風潮が、こうした社長を生み出してしまうのかもしれません。

山下明宏税理士事務所は愚直な会計を信条としています。

DX時代に、ますます必要とされるのが、愚直会計だと信じている会計事務所です。

 

すべては中小企業の「存続と成長と発展」のため!

いつもお読みいただきありがとうございます。