今週の会議では、鍛錬について学びました。

忙しいからできません。あとでお願いします。

時間に追われれば、誰でもそうした気持ちがわき起こります。

そこが自分の壁です。その壁を英語ではエッジといいます。

山と置き換えてもよいでしょう。その壁を越えるのは誰か、外ならぬ自分です。

壁が見えてきたとき、

「99%の人はUターンしてしまう。お前はその方に入らなければよいのだよ。」

若きころ飯塚毅先生は、自分の叔父にそのように教えられ、その教えを貫きました。

この話は、職員さんの全員が知っているのが山下明宏税理士事務所の強みです。

しかしその知を実践に移しているのか。今回は、そこを確認しました。

有体にいえば、その真理を、お客さまに話していますか?という質問です。

答えは誰も話していませんでした。そこが自分の生きざまになっていない証明です。

お客さまは、お忙しい。次から次へと襲い来る課題に向き合い、

それらを越えていかなければなりません。

しかし、危険なのは、それで仕事をした気になってしまうことです。

仕事をこなすことで、心を満足させてしまう。

目の前の仕事さえ片づければ、仕事をしたことになり、

それで給料をもらっていると勘違いがはじまる従業員を嘆く社長は数え切れません。

なぜ嘆くことになるのか、「何のため」を教育していないからです。

「この仕事は何のためにあるのか」

「この会社は何のためにあるのか」

理念経営といいますが、経営者と従業員が一緒になって、

そこを日々探求しなければ、変化の激しいこの時代、生き残ることなどできません。

制度を使って、策や方法を駆使して立ちまわしていく経営が、

結局は破綻を加速化させてしまうことを、直観する人間になる道は、

「何のため」を掘り下げ続けることなのです。それ以外にありません。

そして時間がないときほど、窮地に立たされたときほど、

「何のため」が深まるときなのです。

最大のピンチのなかに最大のチャンスがあるのです。

 

しかし、繰り返しそう言っているのに、大概の人は、Uターンしてしまいます。

「『何のため』は忙しくないときに考えます」、平然と言い切ってしまいます。

暇なときに考えることが、真に迫る解答を導けるはずがありません。

一番勉強したのは、受験で時間に追われたときだったと、

誰もが経験したはずなのですが。。。

山下明宏税理士事務所の職員が、もしそうした暇人思考だったら、

お客さまを理念経営にお導きすることができるでしょうか。

いまここで、この目の前の壁を越えることで、次の景色をみよう。

そのチャンスがきた!と喜べるとき、職員さんにまた一つ指導力が備わります。

威風が醸しでてくると言ってもよいでしょう。

自利利他の実践値は、そんな場面にも表れてくるねと、

日々の休みなき鍛錬の重要性を語り合った、今週の会議でした。

 

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