見えることばかり追いかけていると、足下を救われてしまいます。

毎日毎日、いえ瞬間瞬間に、人の心はどうしてこうもさまざまに変化するのでしょうか。

花だって刻々と変化していて、一つも留まっていないのですから、

当たり前といえば当たり前の話ですが、常に心を掃除していないと、

変化に耐えることはできないだろうなと、強く思わせてくれたのが、このコロナ禍です。

変化に対応しようと、動きに動いている人と、止まっている人。

手入れを常に怠らず、判断の正確性を保とうとする人と、そこに課題を置かない人。

どっちの人なのかを、はっきり見えるようにしてくれたのがコロナ禍であったともいえます。

さまざまな政策で、資金的支援をたっぷりと受けた経営者。

次に何をするか、心を静かにして、じっくりと考えていただきたいです。

公的資金を受け取った人は、なおのこと、動機を確認していだきたいです。

自らの経営観が、どこまで社会性を持っているか、検証を深めることで、

事業の方向性が見えてきます。こうした環境下にあって、

会計帳簿の作成過程を整えようと考える経営者が、増えてきています。

経営が酸化している証拠です。ゆえにそこに気づいた経営は、還元に向かいます。

従業員を締め付けるのではなく、自らを律するのです。

その姿を見て、従業員も自ずから律する心が芽生えます。

心が繋がならいと、経営が破たんすることになりかねない時代です。

山下明宏税理士事務所では、コロナ禍以前より、会計の6S化に力を入れていきました。

遠回りの様で一番の近道である、6S会計。6S会計は、経営の6S化を築きます。

今がチャンスです。今しかありません。

お寺や、神社に行く方法もありますが、

現実の経営のなかで、心を律していく手段があります。

コロナ禍の渦中に、その極意を掴み、

1人でも多くの経営者に、先んじて前に進んでいただきたいと願っています。

 

すべては中小企業の「存続と成長と発展」のため!

いつもお読みいただきありがとうございます。