どんなマニュアルを持っているかで、思考の結果が変わる。

思考に迷いが生れるのは、マニュアルを整理・整頓して磨いていないからだ。

こうした原理がわかるようになってきた私たちです。

思考の土台が確立されていなければ、指導力は発揮されない。

「お客さまにはお客さまのお考えがある」

同じように「私には私なりの考えがある」こうした言葉が独り歩きしているうちは、

赤字なら赤字。黒字なら黒字という現象を口するだけで、思考は生まれません。

そうです。実際は、思考する人なり、思考しようとする人は、ことのほか少ないのです。

本当に思考している人は、おのれ自身を律することができます。

思考できている人か、出来ていない人かを見極める基準の一つが、

この律する力を発揮しているかという点にある、と言ってよいでしょう。

期末になった、決算が確定する。その直前で動き出す社長の感情。

勘定と感情が同じ発音であることにも甚深の意味があるのでしょう。

勘定に感情をいれたら、会計は壊れます。社長のこの一年が試される瞬間です。

会計を壊すということは、経営を壊すということなのです。

いざというとき、いったいどんな感情が心を支配するか。

社長の感情が剝き出しになったとき、会計事務所の職員さんはどう対処するか。

職員さんの思考にどれだけマニュアルが整備されているかが問われる瞬間でもあります。

職員さんのこの一年が何だったのかも試される決算。

殊、決算処理においては、社長は職員さんであり、

職員さんは、社長であると捉えることもできる関係性が生まれます。

互いが鏡になるといったらよいでしょうか。

当該企業の年々の決算を積み重ねていくことで、

知らず知らずのうちにおのれ自身を鍛えていく山下会計の職員さんたち。

頼もしさを感じた、今週の会議でした。

 

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