経営の勉強会で出会った副代表の方。
一度、弊社に来られて私の話をじっくりと訊いてくださいました。
そのとき、本当にしみじみ聞いてくださったので、こちらの方が返って恐縮したほどです。
しかし、この方の思いは本当だったらしく、
後日、代表と面談してほしいとご連絡をいただきました。
しかし、当日になって、ご都合が悪くなり、お会いする機会は流れました。
大概はこれでお終いです。やがて事業の展開が変わったということで、
副代表が、勉強会を退会することになりました。
一般には、これでこの方とのご縁も遠くなります。
しかし、副代表は仰いました。「これではこれまでのお返しができません」と。
何のことかと思っていましたら、代表との再びのアポをいただきました。
そうして実現した出会い。代表は、それなりの覚悟を持って臨まれていました。
というのも、副代表の方が、いつもと違って、面談を勧めたというのです。
一度断り、二度受け流し、三度目でアポを許したが、やはりその気にならず…
しかし、その後も会うことを勧めたそうです。
そのような行動パターンはこれまで、代表の心も前向きになったということでした。
副代表の方の情熱に感動しました。そこまで小職を買って下さっていたかと。
そのおかげで対話は、実に和やかに、そして少しだけ熱く運びました。
これまでの実績、いまの経営、そしてこれからの展開…
その一つひとつに財務諸表を拝見しながらお答えしました。
どの回答もこれまでの税理士からは聞いたことがないというご感想でした。
飯塚先生の墓所にお参りに行った甲斐がありました。
「テクニックの指導は優しい。会計人がビジネスドクターである以上、会計人は、経営者の心の指導能力まで備えておかなければならない。経営者という人間に方向を与えてゆく仕事、それはこの世でもっとも偉大なる仕事であり、会計人は、その任に耐えるだけの自己の人間性の錬磨に励まねばならぬ。」『TKC基本講座』第2版160頁
おかげさまで先生の檄がそのまま乗り移って、お客さまと対話することができました。
すべては中小企業の存続と成長と発展のため！
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事務所一丸となって、お客さまの永続的繁栄に貢献します。
この度山下会計版、経営助言のバイブルを完成させました。
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