自己資本比率50%を目指すというのは、経営の一里塚だといいます。

自力による経営と他力に依存する経営の狭間が50%だからです。

さまざまな企業さまを拝見しますと、そこに意識を入れずに経営していているのに、

何となく50%辺りを行ったり来たりしている会社が多いことに気づきます。

ということは、ときには他人の力を借りたり、

その必要がなければ自力で解決するという判断を、

人は自然(無意識)にできるものなのかもしれません。

確かに、まるまる他人の力に依存して経営しなければならないとなれば、

しんどい一方でしょう。このくらいの気分なら何となく経営できる、できそうだ。

その気分の狭間が50%だと言えるかもしれません。

何となくという、このどっちつかずで経営している段階が意外に多い…

ということは、そこに意識を入れていけば、

自己資本比率は、必然として上がりだすと言えるのです。

 

経営者さまには、ぜひ、そこを意識いていただきたい。

弊社が作成する巡回監査報告書には、「今月の自己資本比率は〇〇%です。」

などと注記を入れさせていただいています。

これを毎月お伝えすることで、意識の中の意識に届くことを願っています。

健気に続けて下さる職員さんには、大変感謝しています。

しかし、中にはこんなのもあります。

「役員借入金をプラスすると、52%になります。」

一応はO.K.しかし経営者さまには、これで一安心されては困ります。

ですから、自己資本比率50%超を目指しましょう!と謳っても、

その中身を問わなければならない、というのが次の段階です。

 

自己資本比率が50%の会社が三様あったとします。

A社 資本金10%+剰余金40%=自己資本比率50%

B社 資本金40%+剰余金10%=自己資本比率50%

C社 資本金10%+剰余金10%+役員借入金30%=自己資本比率50%(みなし)

どの姿が一番望ましいでしょうか。

A社は、稼ぐチカラを発揮して蓄えた自己資本比率。

B社は、資本を有効に使えていないとみることができる自己資本比率。

C社は、他人様には迷惑をおかけしていませんという自己資本比率。

そんな風に読むことができます。

 

どの会社を目指さなければならないかは一様ですよね。

しかしそのようにならないのが、経営の難しいとろです。

経営者の個性が、自己資本比率を形作ります。

個性の経営を脱却し、さらなる個性の極みに到達するためには、

一度、個性から離れなければなりません。その手段が経営計画です。

何となく経営で、自己資本比率が50%を超えていた人は、

経営者としての才能を秘めた方かもしれません。

そうでない人は、今こそ自己鍛錬の機会をお持ちになる時です。

個性から離れ計画を立て、新たな極みを手に掴む。

その繰り返しを重ね、経営は大きくたくましくなっていきます。

 

詳しくは第2章をご覧ください。

 

おかげさまで大きな書店さんでは、平積みしていただいています。

ぜひお読みくださいませ。


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おかげさまですべて上手く行っています。

いつもお読みいただきありがとうございます。