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小さな会社を強くする会計力 (幻冬舎新書)
842円
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自己資本比率50%を目指すというのは、経営の一里塚だといいます。
自力による経営と他力に依存する経営の狭間が50%だからです。
さまざまな企業さまを拝見しますと、そこに意識を入れずに経営していているのに、
何となく50%辺りを行ったり来たりしている会社が多いことに気づきます。
ということは、ときには他人の力を借りたり、
その必要がなければ自力で解決するという判断を、
人は自然(無意識)にできるものなのかもしれません。
確かに、まるまる他人の力に依存して経営しなければならないとなれば、
しんどい一方でしょう。このくらいの気分なら何となく経営できる、できそうだ。
その気分の狭間が50%だと言えるかもしれません。
何となくという、このどっちつかずで経営している段階が意外に多い…
ということは、そこに意識を入れていけば、
自己資本比率は、必然として上がりだすと言えるのです。
経営者さまには、ぜひ、そこを意識いていただきたい。
弊社が作成する巡回監査報告書には、「今月の自己資本比率は〇〇%です。」
などと注記を入れさせていただいています。
これを毎月お伝えすることで、意識の中の意識に届くことを願っています。
健気に続けて下さる職員さんには、大変感謝しています。
しかし、中にはこんなのもあります。
「役員借入金をプラスすると、52%になります。」
一応はO.K.しかし経営者さまには、これで一安心されては困ります。
ですから、自己資本比率50%超を目指しましょう!と謳っても、
その中身を問わなければならない、というのが次の段階です。
自己資本比率が50%の会社が三様あったとします。
A社 資本金10%+剰余金40%=自己資本比率50%
B社 資本金40%+剰余金10%=自己資本比率50%
C社 資本金10%+剰余金10%+役員借入金30%=自己資本比率50%(みなし)
どの姿が一番望ましいでしょうか。
A社は、稼ぐチカラを発揮して蓄えた自己資本比率。
B社は、資本を有効に使えていないとみることができる自己資本比率。
C社は、他人様には迷惑をおかけしていませんという自己資本比率。
そんな風に読むことができます。
どの会社を目指さなければならないかは一様ですよね。
しかしそのようにならないのが、経営の難しいとろです。
経営者の個性が、自己資本比率を形作ります。
個性の経営を脱却し、さらなる個性の極みに到達するためには、
一度、個性から離れなければなりません。その手段が経営計画です。
何となく経営で、自己資本比率が50%を超えていた人は、
経営者としての才能を秘めた方かもしれません。
そうでない人は、今こそ自己鍛錬の機会をお持ちになる時です。
個性から離れ計画を立て、新たな極みを手に掴む。
その繰り返しを重ね、経営は大きくたくましくなっていきます。
詳しくは第2章をご覧ください。
おかげさまで大きな書店さんでは、平積みしていただいています。
ぜひお読みくださいませ。
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この度山下会計版、経営助言のバイブルを完成させました。
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おかげさまですべて上手く行っています。
いつもお読みいただきありがとうございます。
