http://www.biz-mag.jp/tax/2012-08-24/index.html
第38回の作品です。
作品と書くと大げさですね。ただ綴っているだけです。
こうして毎月の宿題を自分に課すと、1か月の早さを知ります。
http://www.biz-mag.jp/tax/2012-08-24/index.html
金融庁が、金融円滑化法を来年3月に打ち切るということで、
金融機関の動きも活発になってきました。
この法律の下、返済条件の変更を申請した企業の数、その借入金総額を、
当然金融機関は掴んでいます。
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この法律は、他の法律と同じく、善し悪しが叫ばれていますが、
金融機関の視点で善かったことといえば、
貸出先企業の借入状況の実態が把握できたことだといいます。
他行との情報共有ができるようになったということですね。
これで銀行ごとに違う決算書を出していた企業などの事実もつかめたわけです。
実行可能な抜本的な経営改善計画が、そうした企業に作れるのかどうか。
もし、これらの企業が1社も計画を立てられなかった場合、
金融機関は、その企業を身捨てるかもしれません。
見捨てても平気な体力をもしかすると、この3年間でつけたのかもしれません。
問題は、改善できないそれらの企業が市場から退場することで、
2次的に影響を受ける企業の存在です。
これらがどれだけの規模になるのか、予測はついているのでしょうか。
この辺りの問題を想定し、早急に備えなければならないのが、
これからの中小企業経営になるでしょう。
今回は 3ページです。
この記事の、目線はあくまで中小企業経営者殿です。
お楽しみいただけましたら幸いです。
いつもご愛読いただきましてありがとうございます。